前作の地下鉄盆ジオ「大和」で20m車両の走行が可能であったことによるパフォーマンスの良さに気を良くし、その地上線版を計画
それが、この内部呼称「尾張」
可搬式としての運びやすさを追求し、エンドレスを半分に分断。
運ぶ際には半分のサイズで運べるようにしてました。
そして、その格納サイズを最小にするために、片方には切り通し、片方は築堤として格納時にはそれぞれかみ合うようにするというアイデアも盛り込まれ、さらに「エンドレス半分」による分割状態を利用し、中間部に直線モジュールを挿入して拡大するアイデアもありました。
全てが完成した時、即売会によし、家庭内レイアウトによし、状況に応じて多彩な発展性を持つ「大和」を超える存在となるはずでした。
だが…完成直前、試運転時にトンネル内に設置したDCフィーダーの位置が悪く車両が接触することが判明、修正にかかろうとしたところで丁度河童海老仙さんが来訪。これを見せる。
そこで…致命的な欠点が指摘される。
レールのジョイントだけで接合する構造上強度がきわめて弱く、即売会のブースに置いた場合不測の衝突などで壊れる危険があるのだ。
もちろん、即売会のテーブルのような場所でなければ問題はないのだが、これで即売会や盆ジオサミットへの出典の道は閉ざされた。
では、家での据え付けレイアウトとしての活用は?と言う方向へ行ったのだが、そうこうしているうちに、後作の「播磨」がこれ以上のパフォーマンスを発揮。
詳細は今後書きますが、性能面では「播磨」は「尾張」を完全に超えていて、この瞬間「尾張」の存在意義は失われた。
本来なら速攻修正できるはずのDCフィーダーの取り付けすら修正されないままほったらかしとなり、箱ジオシリーズでは唯一、活躍どころか車両が走ることすらほとんどないという「駄っ作レイアウト」となってしまいました。
ここで試用された軽量紙粘土や山や川の制作、壁面の技術が後の作品に生かされたことのみを救いに、「尾張」は今日も格納状態のまま部屋の片隅で文字通り埃をかぶっているのであった…
それが、この内部呼称「尾張」
可搬式としての運びやすさを追求し、エンドレスを半分に分断。
運ぶ際には半分のサイズで運べるようにしてました。
そして、その格納サイズを最小にするために、片方には切り通し、片方は築堤として格納時にはそれぞれかみ合うようにするというアイデアも盛り込まれ、さらに「エンドレス半分」による分割状態を利用し、中間部に直線モジュールを挿入して拡大するアイデアもありました。
全てが完成した時、即売会によし、家庭内レイアウトによし、状況に応じて多彩な発展性を持つ「大和」を超える存在となるはずでした。
だが…完成直前、試運転時にトンネル内に設置したDCフィーダーの位置が悪く車両が接触することが判明、修正にかかろうとしたところで丁度河童海老仙さんが来訪。これを見せる。
そこで…致命的な欠点が指摘される。
レールのジョイントだけで接合する構造上強度がきわめて弱く、即売会のブースに置いた場合不測の衝突などで壊れる危険があるのだ。
もちろん、即売会のテーブルのような場所でなければ問題はないのだが、これで即売会や盆ジオサミットへの出典の道は閉ざされた。
では、家での据え付けレイアウトとしての活用は?と言う方向へ行ったのだが、そうこうしているうちに、後作の「播磨」がこれ以上のパフォーマンスを発揮。
詳細は今後書きますが、性能面では「播磨」は「尾張」を完全に超えていて、この瞬間「尾張」の存在意義は失われた。
本来なら速攻修正できるはずのDCフィーダーの取り付けすら修正されないままほったらかしとなり、箱ジオシリーズでは唯一、活躍どころか車両が走ることすらほとんどないという「駄っ作レイアウト」となってしまいました。
ここで試用された軽量紙粘土や山や川の制作、壁面の技術が後の作品に生かされたことのみを救いに、「尾張」は今日も格納状態のまま部屋の片隅で文字通り埃をかぶっているのであった…