自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

34期自己分析心理学講座オワリマシタァ

2015-09-14 07:32:21 | ボクのクラス
半年間の心の旅でした。


ひとりひとりの心の中に、何が起きて、何に気づいて、これからどんな一歩を踏み出していくのか、ボクには知る由もないのだけれど、彼らの表情は皆輝いていた。


半年前には、誰のことも知らないクラスの中にポツンといたはずなのに、最後はまるで長年の友人や大事な仲間のよう。


ボクたちは、だれもが常に居場所を探している。


でも、探しだしたその居場所が安全でなかったり、居心地が悪ければ、いつまでも安心することができない。


安心安全な居場所がありさえすれば、ボクたちは腰を据えてどこかを目指すことができる。


職場に居場所がない人もいた。


家族の中で、居場所を失った人もいた。


自分と言う存在に、居心地の悪さを味わっていた人もいた。


でも、半年学んで、今迄に気づかなかった自分に出会い、自分を丸ごと認める作業が始まった。


そして、最後は自分を認め、お互いを認めるかかわりができた。


このまま付き合いをずっと続けていきたい気持ちもあるけれど、これでいったんこのかかわりは完了。


始まりがある理由は、何かが完了したからこそ。


完了するからこそ、また新しい旅を始められる。


ユングは、それを 「 死と再生 」、「 完了と創造 」 と言う言葉で表現した。


半年間の旅を完了し、彼らは自分の人生の旅を始める。


いとおしさと寂しさがないまぜになるけれど、彼らを旅立たせることのできる誇らしさも味わえる。


昨晩は、打ち上げ。


打ち上げって、もともとは長唄で使われる太鼓の技法らしい。


「 調子を上げて、区切りをつける 」 こと、らしい。


彼らの人生の調子が上がっていきますように。


卒業おめでとうございます。


そして、34期生を完了したクエストは、きょうから10月スタートの35期生にシフトする。


また新しい旅が始まる。





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