社会空間研究所 建築・まちづくり通信

社会空間研究所の所員が建築・まちづくりに関する情報等を気ままに綴ったブログです。
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湧水と用水のまち 国立市青柳崖線周辺を歩いた(その1)

2022-07-22 15:41:26 | まち歩き(東京)

■2022年7月20日、水曜日、晴れ

湧水と用水のまち、国立市の「青柳崖線周辺」を歩いてきました。

スタート地点の南武線谷保(やほ)駅

 

この日歩いたコース(緑色ライン)。終点は国立駅。この日の歩行距離約7km。

谷保天満宮

  

谷保天満宮の裏手。この池も湧水。

神社の横を湧水が流れ、子供が何か捕まえようてしていた。

ちょっと歩くと府中用水があった。府中用水は江戸時代の初期から多摩川の流れを利用して少しずつくられていった農業用水で全長約6km。青柳崖線の湧水を取り込みながらいくつもの分流となって地域の田畑を潤している。

この府中用水は2006年農水省の「全国疎水百選」に東京都で唯一選ばれているようだ。

用水路のある農地から見える青柳崖線の樹林

この日は水がいきよいよく流れていた。

用水路の右側は谷保の城山歴史環境保全地域になっている城山公園

城山さとのいえ。農業体験及び農業の情報発信の拠点らしい。休憩もできる。

青柳崖線の緑と城山さとのいえ。手前はヒマワリ畑。

さとのいえの隣には移築された古民家もある。

古民家の裏側が崖線の樹林。樹木が大きく涼しい。

ハケ下散策路とあるが、「ハケ」は崖線のことをいう。「ママ」も同じ。

そういえば、茨城の田舎では里山を削ったところをバッケと呼んでいた。

この崖線と中央高速道路に挟まれた、緑豊かな環境の中にヤクルトの中央研究所がある。

ちなみに、今年もヤクルトは強い!!

崖線の上にあった「くにたち郷土文化館」。

また戻って用水路沿いを歩く。

用水の島状の敷地に住宅が建っていた。最高の環境だ。大雨の時はちょっと怖い。

ここがカフェだと良かったのだが・・・・。そうはうまくいかない。

このあたりは用水路の幅が広い。

ここは「矢川おんだし」。正面から矢川の湧水が流れてくる。矢川と府中用水の合流地点。

この先に「ママ下湧水公園」があった。きれいな、冷たそうな湧水が流れている。裸足になって、たも網もって魚とりをしたくなる。この近所の子供たちがうらやましい。

再び、崖線上に出る。しばらく歩くと神社があった。青柳稲荷神社。

崖線の上を歩いた。左には畑が広がっている。

ここから、滝乃川学園~矢川駅~国立駅まで歩いた。この先の報告は次回。

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