「材木置場」にコルゲート板で厚化粧した側板を貼り付け。
単純な工作ですが、側面と屋根はフレームだけで接着面が小さく、かなり「ヤワ」なので気を使います。
組み上げて眺めて見ると、狙った感じに仕上がったので良し。
並行作業で組んできた「納屋A」。
朽ち具合をそろえようと壁面の工作で、木材が痛んでいる様子を目指します。
板目の筋を目安にカッターで切り込みを入れ、メクリあげるようにしてみました。
素材の厚紙は「木」と似た質感が出ました。
「朽ち果て具合」が気に入ったので4面あちこちに手を入れ、最後にウエザリング塗装。
ツヤの出ない「ファレホ」で、ドライブラシ的に使ってみました。
「材木置場」の壁・屋根は、トタン板風に印刷された用紙を、折り返しで張り合わせ裏表両面それらしく見えるようにする部材です。
内側だけ印刷面を利用して、外側をコルゲート板で立体感が増すよう加工してみます。
とりあえず屋根の部材に張り付けて「あずき色」で下塗装してみました。
つや消し仕上げにしたら凹凸があまり目立たない仕上がり。
屋根板は二枚目を重ねて段をつけることにしました。
下塗装の上から灰色を被せて本来の色味に。
茶系で錆表現は3色ほど墨入れの要領で流し込んだり、たたいて乗せたりして、あちこちに錆が浮いたニュアンスをつけてみました。
最後に凹凸感が際立つよう、黒を強めに混ぜた茶色のエナメル塗料を全面に墨入れ。
溝を目立たせて何とか雰囲気が出てきました。
「納屋A」の屋根も同じ要領で。
端が少しめくれた感じは悪くないと思います。
サンケイキットの小品その2。
空きスペースに置きたい小ストラクチャー。
単純な形状であっという間・・・と思ったら、意外に厄介。
基礎部分の灰色のパーツはこの時点では接着せずに、地面工作の工作時に地面側に設置して上物は後から乗せたいのです。
躯体の部分だけを組もうとしたので、フレームだけの細いパーツの組み上げに手こずりました。
組み上げて見ると長尺の材木を置く想定なので、小ぶりな割にかなり背が高いフォルムになりました。
材木屋さんは今回は想定してなくて、雑多な資材や廃材の置き場イメージなので、思い切って高さを半分にして、2棟に。
「ニコイチ」ならぬ「いっこに」にしました。
屋根フレームと基礎部分は、パーツ台紙の余り部分から切り出して調達。
それっぽく双子になりました。
作り溜めているストラクチャーの周辺小物。
おなじみのレーザーカットのキット。
窓も無く単純な四角い形状なので、壁4面はあっという間に組み上がります。
屋根も単純。
サンケイのキットの定番で屋根瓦は印刷された紙を貼り付けです。
折角なのでひと手間かけて、屋根をトタンの波板にします。
素材は大昔に買ったままほぼ放置されてたGMの「コルゲート板」。
電車キットをステンレス車に改造するための素材として売られていました。
裏面に糊のついたシールになってます。
昔使ってた印象では切り出しや貼り付けで押さえると「コルゲート表現がつぶれがち」というチョッと扱いの難しい品でした。
加工する妻面が屋根形状に合ったようなので塗装。
元の写真撮ってないですが、窓の桟をかなり削ってこの程度、もっとやりたくなるのですが、この辺で止めときます。
「和菓子屋さん」は黒い板壁に漆喰みたいな感じです。
板部分に合わせて黒っぽくしたいのですが、かなり微妙な色調。
まず灰色に塗装して見比べながら、何度か上吹きしつつ茶系の混ざった黒っぽい灰色ってのが最後。
まぁまぁかなって所で組み合わせて四角い箱にしました。
これから造成しようとしているエリア用のストラクチャーとして、街コレの「和菓子屋(甘未処)」を使おうと思います。
一緒に手元にある「蕎麦屋」も似合いそうでしたが、サイズが小ぶりなのでこちらを選びました。
だだ、妻面が漆喰の表現なのか灰色でのっぺりしています。
そこで、同じく街コレの旧いアパートの壁面を移植することに。
ざっくり幅はサイズが近いのですが、高さが違い屋根の傾斜も違います。
屋根形状に合わせてカットしてやればうまく収まりそう。
切り出して合わせて見るとぴったりです。
窓ガラス表現の透明プラ板は、接着してあるので強引に剥がし、窓をヤスって桟を細く削ってやったら、街コレ特有の肉厚な印象が少し緩和されました。
トンネル明けの擁壁際は上手く収まった感じ。
ココに続く細長いエリアの後方はレイアウトメンテナンス用に、部屋の壁まですき間になった何もないスペース。
いわばバーチャルな空間なので、漠然と空間が続くような処理にします。
形や大きさがはっきりしたストラクチャー等を置かずに、針葉樹の根元に置いたのと同じ繊維状のモノを隙間形状に切り出したスチレンペーパーに張り付けました。
固定できたところで現地に置いてみました。
いい雰囲気に納まったと思います。
仮に貼ってあるカレンダーの絵柄の不自然さが目立つので、考えないとアカンですね(^^;)ゞ
針葉樹の根元の接着剤を隠すように地面処理。
TAMIYAのテクスチャーペイントを使いました。
ペタペタとペイント用のへらで盛り付けていくだけです。
色合いがチョコレートっぽく美味しそう(^^;)ゞ
丸一日乾燥させたら程よい感じに固まりました。
地面の緑化にはナイロンたわし状のシートに、リーフパウダーをまぶして接着した物。
以前テスト的に作った物がちょうどいい塩梅なのでこれを張り付けていきます。
細長いスペースの一番奥はトンネルを出た所。
坑口脇は擁壁で景色を繋いであるので、手前の低い地形に繋がるよう納めます。
長さ100mm位、高さ30mm位のスチロールブロックをベースとなるスチレンペーパーに接着。
ざっくりとした地形に仕立て、茶系に下塗り。
樹木は買い置きのストックの中から針葉樹を使う事にしました。
根元が工夫の要る形状。
スチロールブロックに穴をけて突っ込んでみましたが、接着剤で固定する間も安定しないので、ホットボンドで強引に固めてしまう事に。
これなら平板なスチレンペーパーにも直接植えることができます。
壁の手前の遠景なので、手持ちの本数で多く見えるよう遠くから何度も見て位置決めしました。
川ブロックの向こう側、一番奥を走る複線エンドレスのさらに奥。
部屋の壁に近いエリア、幅50mm位のレイアウトの端っこの隙間を処理します。
背景代わりにとりあえず張ってあるカレンダーが見えてます。
メンテ用の通路に面してはいるのですが、作業がしづらいので別パーツを設えて設置することにしました。
型紙を取ってスチレンペーパーを切り出します。
微妙なカーブは現物合わせですが、狭いスペースで体をひねりながらの作業で脇腹が攣りそうです(^^;)