私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

松本人志の放送室

2009年04月29日 04時54分20秒 | お笑い
松本人志のラジオ番組「放送室」が終了しました。

この番組はテレビでは見ることのできない松本さんの素の部分を見ることができる貴重な番組でした。

最初この番組をラジオで聞いたとき、松本さんと一緒にしゃべっているこの人は誰なんだろうと思いました。

なんか聞いたことのある声だけど、ラジオ番組のDJにしては松本さんからタメ口で話しかけられてるし、仲良さそうな感じが、なんか違和感を覚えました。

というのも、松本さんが互いにタメ口で話し合える人って、それこそテレビだと相方の浜田さんくらいしか見たことありません。

後輩芸人らとは仲がいいとはいえ、そこには敬語が存在しています。

互いにタメ口、あの松本人志が。

どうやらお相手は高須光聖さん、地元の友達だそうです。

ダウンタウンの二人とは同じ小学校、中学校に通い、浜ちゃんとは幼稚園からの友達だそうで、バラエティ番組の構成作家をしています。

さすがダウンタウンの連れというだけあって、芸人でもないのにおもしろい、おもしろい。

松本さんにとって相方の浜田さんはもはや友達という関係性ではなく、地元の尼崎にいる友人らとは会うこともないから、松本さんにとって友達として気兼ねなく二人きりで話ができるのは高須さんくらいしかいないのかもしれませんね。

だからラジオ番組をやってみようと思ったときに、その相手として気心しれた高須さんを選んだのでしょう。

さて、では391回の放送の中で個人的におもしろかった、印象的だった回をここで発表しようと思います。

まず、後輩芸人のおにぎりさんが焼鳥屋の店長のおじさんに「おしぼりを使いすぎだ!」といって怒られたという話です。

なんてことのない話のように思いますが、思わず二人の会話に聞き込んでしまい、ああ、この番組はこういう話が聞けるからやっぱり好きだ~と思ったことを覚えています。

次に、二人が最近食べたおいしいものについて話し合うのですが、海老マヨとか、柚子コショウなどをちょっとおもしろい角度からおいしい、おいしいと褒めています。

これは聞いてもらわないとおもしろさはわからないでしょう。

次に、昔のアニメについてお二人が話し合っていて、アルプスの少女ハイジとか、母をたずねて三千里とか、当時のアニメにはどうでもいいような、ただ放送期間をもたせるために作られた、ほんとどうでもいいような回があったそうで、そのことについて話していたのが面白かったです。

次に、松本さんがコボちゃんの四コマ漫画で、芸人の売れる、売れないを判定する方法を紹介した回がとてもおもしろかったです。

ちなみに、その方法によると、高須さんは売れないグループになってしまいました。

そんな高須さんが妙に面白かった回はといえば、トイレに行ってウォシュレットのボタンがどこにあるかわからないという話をして、その話に対する松本さんの反応が冷めていて、その上、説教めいたことまで言われてしまって、何とかしようと擬音を駆使して笑いをとろうと必死になっていた回や、松本さんが笑いの神について話しているのに、なぜかエビの弁当の話をし始めた回、松本さんが自分はおもしろ星からやってきたと言ったとき、おれもそうやと言い出した回、などなどあります。

ほんと、復活してほしい番組です。