よく行く公園に住み着いている野良猫。他の猫たちが事故や寒さで姿を見せなくなっていく中で、この猫だけは、餌と住処に恵まれているらしく、多少の病気はしても、常にまったりと同じ場所で、ひなたぼっこをしている。
犬をあまり怖がらないので、愛犬アーサーがそばに寄れる、数少ない猫の一匹である。
今日も
曲がり角でバッタリ
「こんにちわ」
猫が毛繕いする様子を、いつものように「ふせ」の状態で眺めるアーサー。
アーサーの至福の一時である。
ある程度猫見物が終わり、アーサーをひったてて立ち去ろうとした時、この平和を破るライバルが登場した。
それは、公園を散歩中だったおじさん。愛猫家なのか、毛繕い中の野良猫に近寄ると、その背中を撫で始めた。
立ち去りかけたアーサーだが、この状態を見て、動くに動けなくなってしまった。
猫の方も、得体の知れないアーサーよりも、やさしいおじさんの方が好きらしく、
見た事も無いような顔で甘えはじめ、
足に体をこすりつけ、
去ろうとするおじさんの前に、立ちはだかり「いかないで」。
この様子を見たアーサーが騒ぐこと、騒ぐこと。
アーサーは野良猫も好きだが、人間のおじさんも好きなはず。この場合、いったいどちらに嫉妬してたのか、正直分からない。
きっと「俺抜きで盛り上がるな!」が、正解だろう。
「ちょっと寂しい」
私がそこにいたら一番にアーサー君に駆け寄ってましのに・・・(でも男性の方がアーサー君はお好きでしたよね)(^^;)
ネコさんの甘えた顔がまたなんとも・・・
見事な三角関係ですが、打開策は?
ありがとうございます!
相手をしてくれる人なら、男女問わずアーサーは大好きですよ。
どんなに苦手な犬でも、その飼い主さんは別で、
お尻フリフリで寄っていくぐらいですから。
>nonさん
今までクールだった猫が、あんなに甘えると思わなくて、
私もびっくりでした。
三角関係と表現しましたが、実際にはおじさんと猫は相思相愛で、
アーサーははなからはじき出されていたような気もします。