ふたり。

28回目の誕生日。

誰よりも早く
「誕生日おめでとう」の言葉。

付き合い始めて３年と少し。
一緒に暮らし始めて１年と少し。

笑いあったこと。
乗り越えてきたこと。
喧嘩したこと。
泣いたこと。
怒ったこと。
不安だったこと。
悔やんだこと。
幸せなこと。
本当にたくさんの事があった。

積み重ねてきた時間があるから
この先の「ふたり」を信じられるのだと
あなたは教えてくれた。

趣味も
考え方も
違う「ふたり」だけど

お互いがお互いの在る未来を描ける。

違うからこそ
気づけることが　たくさんある。
見えてくる世界が　ある。
そんな事も　あなたが教えてくれた。

これからも
ずっと
「ふたり」の時間を積み重ねていこう。

きょうだい。

この春から一社会人となった妹。
この春から大学生になり　一人暮らしを始めた弟。

実家ではない場所で
姉妹弟３人きりで　食事をした。

それぞれがそれぞれの道で　歩き始めたのだと思った。

同じ家で育ち
同じ親元で育った私たち。

それなのに
３種３様の私たち。

誰よりも優しくて　思いやりのある妹。
言葉にするのは苦手だけど
自分の中でもがきながら　真っ直ぐに進もうとする妹。
人に自分の考えを強要することなく　
かといって　芯の通ったしっかり者。

悪いことを悪いと真正面から言い切れる弟。
だからって　決してぶつかるわけじゃない。
争いごとが一番嫌いな弟。
人徳があり　何かと頼りにされる弟。
いっつも目の前のことに一生懸命。
決して器用じゃないけれど　頑張り屋。

３人きりで
近況報告をしながら
今までを振り返りながら
新鮮な時間を過ごした。

少しくたびれてた私は
そんな時間を通じて
２人からパワーをもらった。
私はどんな人間なのだろう？
そんな思いを巡らせながら　家路についた。

今の環境に
時の流れに
身を任せ過ぎてた気がする。

自分はどう在りたいか。
どうしたいか。
そんな思いを巡らせることで
自分を見失わずに進んでいけるのだと思う。

きょうだいって　ありがたい。