特上カルビの記のみ気のまま

韓国語教育を韓国の大学院で専攻した30代日本人男性が、韓国ソウルでの試行錯誤の日々を綴りました.

仁寺洞(インサドン)

2005-02-04 22:16:32 | 韓国留学記
 晴れ。最低気温-4度。最高気温2度。今までのように厚着すると汗ばむ陽気。

 暦の上で今日は立春。

 日本で暮らしているとピンと来ないのだが、来週九日は旧暦の一月一日(元日)である。韓国では九日を挟んだ前後一日ずつが旧正月休みとなる。

 旧正月の連休を前に、いつも利用している延世(ヨンセ)大学の学食が明日五日~十日までお休みになるようだ。毎年のことではあるが、食費を僅かでも節約すべく毎日のように通っているヘビーユーザーの私にとっては少なからずの打撃である。

 以前は旧正月の連休中はどこのお店も軒並み休みとなり、事前に食材を買い揃えておく必要があった。しかし最近はコンビニや大型スーパーなど営業しているお店も沢山あるので安心である。

 旧正月には韓服(ハンボク)を着た人も増えるので、韓国らしさが普段よりも増す。韓服(ハンボク)とは韓国の伝統衣装(チマチョゴリやパジチョゴリ)のことだ。最近は日常でも着られる“生活韓服(センファル・ハンボク)”というのも売られている。

 伝統的な韓国土産のお店や画廊などが集まっている“仁寺洞(インサドン)”に行くと“生活韓服”を扱ったお店が多い。日本の着物に比べたら格段に安い値段で手に入れることが出来るので、私も一着ぐらい買おうかなと思っているものの、未だ手に入れていない。

 その“仁寺洞(インサドン)”に行って来た。

 今日発売されたパク・ジョンヒョン(リナ・パク)の五枚目のアルバムのポスターを額装してもらうためだ。A2判くらいの大きさのポスターで額装代は80,000ウォン(8,000円)。今まで何度か韓国で額装を頼んだが、日本のそれよりはるかに安く出来る。もちろん全てオーダーメイドだ。

 ポスターはアルバムのジャケット写真をそのまま使ったものだが、個人的に気に入っている。上でリンクを貼ったパク・ジョンヒョンのホームページにある写真と同じものだ。十九日の仕上がりが今から楽しみである。

 額装を頼んでから久しぶりに“仁寺洞”をのんびり歩いて見た。

 私が初めて韓国を訪れた十七年前、すぐ近くのYMCAホテルに半月ほど滞在した。
 その頃に比べるとずいぶんと小奇麗な街並みになったが、それでも何となく韓国らしさの漂う不思議な場所である。ソウル市内で私が一番好きなエリアでもある。

 今日もウォン高の勢い止まらず。100円/965.67ウォン。ますます円を売ろうという気が起こらない。

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