台湾留学備忘録

ポスドク生活in台湾(2005~2008)。台湾在留の楽しみや苦労を書きためております。中国語が話せ無くったって大丈夫!

はじめに

2010年07月28日 | はじめにお読みください







*このブログは2005年10月~2008年3月まで台湾で博士後研究員として働いたときの記録です。よって記事・情報・リンク等は当時の物ですので古くなっている可能性があります。ご注意ください。

台湾生活の中で日々をつづったブログです。これから台湾に留学する人、赴任する人などが持つ不安を少しでも解消するのに役立てばなによりです。

詳しくは後日、一つの記事にして書こうと思いますが、とりあえず報告のみ。このブログは今後どうしていこうかは考えてないのですが、帰国して落ち着いたら台湾のことを書くネタがなくなるなぁ・・・。何にしても残していきたいとは思ってます。

*ブログの説明----お勧めのページやカテゴリの説明などはこのページを参照して下さい。

*右のブログパーツはgoo足跡のブログパーツです。現在試験的に貼り付けています。

*下はアクセス解析用の画像です。








久しぶりにブログ

2008年05月05日 | はじめにお読みください
日本に帰ってきました。
このブログはあとはどうしようかな・・・という感じですが
とりあえず、gooのプレゼントに応募してやろうということで
「gooブログを旅しよう」
というプレゼント企画ですが
リンク先の説明通り、ランダム機能から、キーワードを探せというものです
私が見たキーワードは
「gooブログ たのしい仲間 100万人」
でした。5-7-5かよ!w

当たりますように!


帰国直前のもう一度食べたい台湾の食べ物

2008年03月18日 | 台湾生活
大層なタイトルですが・・・案外こういうふうに考えるとお勧めのお店があぶり出せるような気がします。

1.やっぱり小龍包
ティンタイフォンだけじゃなく、もっと安くて美味しいお店が一杯の台湾の小龍包。公館の金鶏園とか、中正紀念堂近くの杭州小籠湯包盛園絲瓜湯包なんかが美味しかったな。ちなみに金鶏園には先週末行きました。

2. なぜか雲南料理
ここしか知りませんが、雲南料理といえば人和園。なんか、素朴で美味しい料理でした。日本では食べない中華料理かも。

3. お世話になった鍋貼
先月もブログで取り上げましたが、鍋貼りといえば私は四海遊龍。きっと今週も来週もたべるだろうなぁ・・・

4. 観光案内で大活躍したお店
観光案内で大活躍だったのが九番抗掌櫃

5. そして牛肉麺
これも、普段食べまくってますが・・・一番食べたのは実は四海遊龍の牛肉麺だったりして。あと、セブンイレブンのレトルト牛肉面(^^;これはまぁ美味しいというか慣れ親しんだ味。美味しかったのは、西門の牛店。あと私が牛肉麺らしい!と感じるのは永康牛肉麺。カレー牛肉麺は美味しかったけど・・・ここには入らないかな。


番外
季節的にもうムリっぽいけれど、ピン館のマンゴーかき氷ももう一度食べたいなぁ。

台北でうどん

2008年03月07日 | 台北散策
ネットを見ていると下のようなニュースが話題になっていた

うどん本場・香川困った 台湾で「さぬき」使えず 地元企業が商標登録(産経新聞)


一部引用--------
 さぬきうどんの本場、香川県で修業した樺島泰貴(かばしま・やすたか)さん(36)が台北に出したうどん店「土三寒六」が、「さぬき」の名称を使用できなくなっている。台湾の冷凍食品会社「南僑」が9年前に商標登録をしていたためだ。うどん店は香川県が「さぬき大使館」に認定。香川の旧名をめぐる話だけに県も状況の調査を進めている。
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この「土三寒六」って、台北の忠孝復興に1年半ぐらい前にできたうどんやさんです。できた当時、喜び勇んで食べに行来ましたが、感想は「うーん冷凍みたいなあじやなぁ」
でした・・・が、

夏ぐらいに、学生さんが忠孝復興にあるうどん屋が美味しいから、試してみてと言われたり(すでに、上に書いたような感想だったのでそのときは行かなかった)旧正月にYUKAさんから、あそこのうどんの味が美味しくなっていると聞き再度トライ。結果、本当に美味しくなっていました。

そのときに、そういえば、昔来たときとは名前が変わっていたなぁと思っていたら、こういう背景があったんですね。

あの味で、あの立地で、あの値段だったら、名前如何に関わらず台北で流行るでしょう。今回のことで、日本人にも名前が知れ渡ったのではないでしょうか。

ランタン祭り@市政府広場 そして、101のイルミネーション

2008年02月27日 | 台湾生活
ランタン祭り@市政府広場

去年までは台北市内のランタン祭りといえば、台湾民主紀念館(いわゆる中正紀念堂)だったんですが、今年は市政府広場で行われました。ランタン祭りといえば去年平渓にランタンを上げに行ったのをブログでも書きましたが、今年は雨も降っていたのでお手軽に市内ですませようと、台北市内の方に行ってきました。

市内のランタン祭りも去年は、ガンダムのランタンなどで日本でもちょっと話題になったこんですが、今年はなんとも小振りなものばかりでしたね。

唯一、目を引いたのはこの猫空ゴンドラランタンぐらいでしょうか。

私が行った当日は雨も降ってたこともあり、会場はちょっと閑散としていました。市政府の前のメインステージでなにやら若い集団が踊りを披露していましたが、同行者曰く「雨の日の高校の文化祭」状態でした。まさにそんな感じ。


去年行った、平渓のランタン祭りはなんだか幻想的な感じだったんですけどね・・・台北のは、まぁ張りぼてとイルミネーションぐらいかなぁ。あんま良くなかったです。

今回「ネタのタネ」のお題が「アナタの周りの名珍百景」ということで、このままでは終われない。今回取り上げたいのはこの会場のすぐそばにある、現在世界第二位の高さを誇ります台北101です。
このブログでも、年末の花火や、観光ルートとして何度も紹介してきたんですが、今回は正月前から姿をあらわしたライティングについて。

さて、上のほうの階にライティングがありますが、なんと書いてあるかわかりますか?

もっとアップだとこんな感じ

左側の「福」と上の2008ってのはわかるとおもうんですが、右側がなにかわかりますか?

初めて見たとき \(^o^)/ のAAでもあるのかと思いました(笑)
でもよく見ると、これは台湾ではなじみ深いものが書かれていたんです。

何かというと・・・
これです

台湾では来るという意味の「到」と倒す意味の倒が同じ発音なので、縁起の良い文字を倒して書いて、それが来るように願うという習慣があるようです。

日本だと、縁起の良い物を倒すというと、なんか縁起が悪くなってしまいそうですが、文化の違いですね。

台湾の食べ物

2008年02月21日 | 台湾生活
2年半台湾にいて、これは日本でも食べられるようにして欲しいと思う物があります。
四海遊龍の鍋貼


鍋貼とは日本で言えば焼餃子とか棒餃子と言われてるものになるとおもうのですが、日本の餃子とはまたちょっと違うんです。皮にしっかりと歯ごたえがあり、麺のような感じで主食として食べられます。だから、毎日でも食べれる。ちょっとカロリーが高そうなので、毎日食べるのは気が引けるけど・・・でもこの2年半、とぎれることなく最低でも周1回は食べてると思う。

そして、安さが魅力。餃子4元(14円ぐらい)で、しかも1個からオーダーできるというのがありがたい。お腹の空き具合によって5個にしたり、10個にしたりできる。

ワゴン屋台みたいな感じで、主食にできる餃子をやったら日本でも需要があると思うけどなぁ。1個30円(台湾とくらべたら倍以上だけど・・・)ならかなりお得な感じではないでしょうか。日本だと材料費がもっとかかるのかな・・・

四海遊龍は上海でもチェーン展開をしているようなので、日本でもお願いしたい。ファーストフードとして秀逸な一品になること間違いなしです。
日本では今、中国の冷凍餃子の安全性が話題になっているようですが、ここはぜひ台湾のものを!

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おまえが歌うんかい!

2008年02月13日 | 台湾生活
今年の台北での旧正月は毎日雨が降り続き、気温も今までに無いくらい寒かったので、家に引きこもっていました。ふつうは仕事が忙しいからそんなゆっくりした時間なんてなくて、これはこれで貴重な時間なんですが、何せ暇。前のエントリーに書いたとおり、読書したり、テレビ見たり、ネット見たり・・・というかんじでした。

そんな中、テレビをみてて、正月の放送予定のなかでし楽しみにしていた映画がありました。それは、まだ見てなかったデスノートの映画がテレビで放送されるというものでした。旧暦1月5日は休暇最終日だしどうせ外にも出ないしね。それで、放送をたのしみにしてたのですが・・・始まって、俳優が台詞を言った瞬間・・・・・中国語吹き替えorz(字幕も中国語w)
春節早々がっかりした瞬間でした(^^;

気分はダウンタウンのネタで浜田が、「おまえが歌うんかい!!」てつっこんだときの気分でした。

さて、前エントリーからのつづきで【ネタのタネ】レース
今回のお題は「映画」

心に残っている映画ってなんだろうなと考えたら、私にとってそれはジョディーフォスター主演のコンタクトだったかなとおもいます。結構、酷評をうけている映画でもあるんですが、大学に入り立ての頃、レンタルビデオで借りてみたこの映画が今でも心に残ってます。

宇宙電波からのメッセージによりつくられた瞬間移動装置にのって、ジョディー・フォスター演ずる女科学者が宇宙旅行をします。しかし、移動先でみた映像があまりにも想像を絶するために、それを言葉にして表すことができず。結局、本当に瞬間移動したということを周りから信じてもらえないという場面がありました。

これって、科学にとって一つの課題というか、あり得る状況だろうなとおもいます。このとき、まだ若かった私は「周りにわかってもらえなくても、そんな想像を絶する景色を見てみたいなぁ・・・」と思ったのが心に残ってます。研究の道に進んだ一つのきっかけでもあるだろうし、宇宙化学をやりはじめた時も根底にこの映画があったのかな・・・ともおもいます。

今思うと、どうだろう・・・。そんな景色をみたら悩むだろうな。でも、やっぱり見てみたいかも。


旧正月休みがはじまった

2008年02月06日 | 独り言
そして、読書のネタでも書こうかと。

さて、ついに旧正月休みに入りました。そうです、台湾では旧正月が休みになり、今年の旧正月は2月7日ということもあり、旧大晦日に当たる2月6日~旧正月5日にあたる2月11日までが長期休暇になります。

台湾の数少ない長期休暇と有り、かなりの数の台湾人や台湾で働く日本人はいろんな所に良好のために大移動するわけですが、1月に帰国した私は、この休暇は台北でゆっくりとしようかなと思ってます。

しかし、一つ大変なのは、台湾のこの休暇の間は百貨店以外はどのほとんどの店が閉まります。台北の市内、どこにも行くところがない!仕方ないので、本でも読むか!という感じです。これに備えて買ったのが「充たされざる者」(カズオ・イシグロ著、古賀林幸訳)と「思いわずらうことなく愉しく生きよ」(江國香織著)です。カズオ・イシグロのほんはぶわつくって、ちょっと読み切れるかな・・・と心配ですが・・・

上記のように考えてたら、【ネタのタネ】レースという企画があって、乗っかってみようかなと思います。お題は「一押し「本」(ジャンル問わず)のレビュー」とのこと。
ちなみに、台湾にきてから買った本はここに表にしてあります。

その中でも、誰にでも勧められる本といえば、「楽天記」(古井由吉著)だろうか。

夢と妄想と現実が入り交じる文体は、自分の立ち位置をぐらつかせてくれます。冒頭から『長い旅から戻ると、息子が家に帰っていた。・・・(5ページほど略)・・・これが仔細ながらすべて夢だった』とはじまる。なんと、小説の語りである主人公は息子など持った事もないと言う。

夢は意外に具体的だ。むしろ、置かれた状況に対して完全に受動的であるために、その詳細は非常にリアリティーにあふれている。保坂和志の「明け方の猫」もそうであったように、夢のなかではなぜか自らでさえ客観視される。それは、現実よりもむしろリアリティーを感じる瞬間ではないだろうか。

一方で妄想の中では人は何かに注視するあまり周りが見えない。周りが見えず見えてしまうものがもうそうなのか。『マーゴールミッサビーブ(周囲いたるところに恐怖あり)』という言葉が一つのキーワードとして出てくる。

しかし、話者は言う『死から生へ、ネガティーヴの極みからポジティーヴなものへ転ずる。しかし、言葉は性来、楽天のものだ。』と。夢でも妄想でも、死でも生でも言葉として表現した者は楽天を含むという事か。では、語られなかったものは何か。これは、この後にかかれる「野川」の「飛騨の消された歴史」へつながるのか。

しかし、我々は、歴史が語られなければ語られなかったで、それを想像し言葉にする。そこには確かに楽天という者が含まれるのか。語られなかったものを語る事の不可能さがそこにあるのだろうか。

私は科学の世界で生きている。近代科学の中では、仮説を設定し検証し、その検証結果をもとに新たな仮説をたてるというプロセスが重視される。これは、まさに言葉の楽天から生まれるところを表しているのだろうか。この世界の中で生きている事を幸せに感じる。

新年明けましておめでとうございます

2008年01月05日 | 台北散策
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

年末年始ですが、上の写真にあるようにTAIPEI101の花火を見てきました。これで、台湾にきて3回目。毎回年末はこの花火を見てます。
昨年(画像)
一昨年
ちょっとだけ、愛着のあるイベントです。

前2回は人混みに紛れたり(一昨年)、真下でみたり(昨年)でしたが、今年は近くのホテルの亜太會舘(アゴラーセンター)でいつもの友達とその友達などあわせて10人で見ました。

部屋はうえのTAIPEIナビで紹介されている"AGORA Suite"で寝室とリビングは二部屋あり、リビングにはテレビ・ソファー・キッチン・などなど。10人でも余裕でした。

7時ごろに集まり、寿司をつまみつつ、テレビでは日本の紅白をみつつ(台湾時間の7時集合なので最初の方は見ていない)。そばをたべつつ・・・日本語で話しながらでしたから本当に日本にいるみたいでした。そして、紅白がおわると「ゆく年、くる年」です。ひさしぶりに見た気がします。

見ている間に、日本が12時を迎えます。そこで、一度乾杯(笑)

そのあとは、台湾のまさにそのホテルの100mさきの市政府前で行なわれている年越しイベントの放送をテレビでみつつ、花火を待ちます。いよいよ花火というときにみんなでベランダにでて見ました。

去年まではソニーが主催だったんですが、今年は台湾観光協会が主催ということで、もしかしたら、下手をするんじゃないかと心配していたのですが、そんなこともなく、例年通り盛大な花火で、やっぱり台湾の年越しといえばこれだなぁとひとりシミジミ思っていました。






カウントダウン前です。花火の直前は全部電気が消えます。

燃えるような花火があったり、きらきらしたのがあったり

炎がふきでるようなのもありましたよ



花火が終わったあとは、いつもなら混雑した帰路になるところ、今回はホテルでゆっくりパーティーの続きができたのが、なんといってもまったりして良かったです。

シャンパンをあけ、ケーキを食べました。




参加者は台北のひとであったり、または新竹から来た人もおり、台北組は適当な時間に帰ったり、していったのですが・・・
私は、途中ねてしまったようで・・・朝方までソファーで寝てました

アジアシリーズ 北京オリンピック 野球予選 日本-韓国戦 @台中洲際球場

2007年12月07日 | 台北以外
前回の記事でも書きましたが、先週の日曜日、久しぶりにスポーツ観戦してきました。
タイトルの通り、台中で行なわれている アジアシリーズの日韓戦です。

台北をお昼前の新幹線で出て、一路台中へ。
台湾新幹線です。

ほんま、日本の新幹線と一緒です

台北から1時間で台中に着くので、けっこう着いてからも余裕でした。

台中駅まえで、ご飯を食べ、ホテルにチェックインして、時間をつぶしながら
1時間半前には台中洲際野球場に着きました。(上の画像がスタジアムの遠景)

球場は行ってみると、思ったより、席の前後のギャップが低くて、ちょっと見にくいかなと思った。とか、一緒に行った友人と、「これだから台湾は詰めがあまい」などと悪態もつきつつ、試合を待ちます。

韓国の応援団の統率のよさに驚きつつ、チアリーダーにも目がいきつつ(^^;
「あの大きな国旗ってどうやって飛行機ではこんだんやろう」などとつっこみつつ(笑)

座席はちょうどブルペンの前。
ウォーミングアップ中の投手が間近で見れるのはよかったな。
ただ、投手が練習を始めるたびに、写真を取りに来る人が絶えずちょっとうざかったけれど、でも気持ちわかります。
何てったって、そこで投げてるのは、成瀬(ロッテ)ー川上(中日)ー岩瀬(中日)ー藤川(阪神)ー上原(巨人)で、受けてるのは矢野(阪神)、里崎(ロッテ)、阿部(巨人)という豪華メンバーですからね(藤川は結局、この日は登板機会がなかったけれど)

私もおかげで、キュージ・コージの2ショットを抑えることができました。

ただし、携帯のカメラで投球中の写真は無理だということがわかりましたw

試合は、めちゃめちゃ見ていて疲れる展開。つねに1点差の熱戦でした。韓国に1回裏にHRで先制されたかと思えば、2回表には新井の2ベースからつないでエラーがらみながら逆転。3回に阿部ののヒットで1点をいれ突き放したかと思えば、4回にはまた1点差に詰め寄られる。
8回に1点入れるも、その裏はノーアウト2,3塁のピンチ・・・ここを犠牲フライの1点でしのいで、最後9回は上原が3人でしめると・・・。


あーほんま疲れましたが、良い試合でした。何より、勝って良かった。

そして、月曜日には朝一番の新幹線(5時半起き・・・(^^:)で台北に戻りそのまま出勤致しました。なかなかに楽しい台中行でした。

*もっと詳しく紹介してるページとして、以下を挙げます。
メイフェの台湾大好き♪キラキラな毎日♪「 星野ジャパン 2勝目ですっ!」