地球浪漫紀行☆世界紀行スタッフの旅のお話し

(株)世界紀行・スタッフのブログです。ブログ・タイトル『地球浪漫紀行』は弊社ダイレクトメール名です。

埼玉周遊の旅2 小江戸川越編

2009年02月07日 13時22分19秒 | 国内旅行
みなさん、こんにちは。川崎です。
前回の秩父夜祭りに続いて、今回は同じ埼玉県の川越をご紹介したいと思います。

明治二十六年(1893年)、川越大火が起こり、川越の商人達は、
焼け野原に残った、江戸の影響を強く残すいくつかの土蔵を目の当たりにして、
当時の代表的な耐火建築だったレンガ建築ではなく、競って蔵造りを採用しました。
こうして、3年後、大火からの復興を果たした川越に蔵造りの街並みが出現しました。



川越の蔵造りの特徴は、倉庫としての蔵でなく、
店舗を蔵造りとした「店蔵」であることです。
通りに面した商家の顔である店舗を蔵造りにすることで、周辺からの類焼を防ぎ、
裏につづく土蔵とあわせて敷地内への飛び火を防いだと考えられています。
また、蔵造りの本来の目的である防火のほか、装飾的な要素も兼ね備えた工夫が
随所にちりばめられており、見る者を飽きさせない魅力があります。

蔵造り建物から受ける印象に、圧倒的な重量感を与えてくれるのが
厚い土壁と豪壮な屋根瓦です。
とくに屋根は最上部に壁のような箱棟がそそり立っており、
一層の迫力を醸し出しています。
箱棟は木製の箱状の芯に、漆喰などを塗り重ねて作られており、
屋根を最上部で支える棟木の保護のためにあります。
川越の蔵造りの箱棟は本来の機能のほか、箱棟そのものの装飾性が高くなっており、
過剰なほど巨大な箱棟が並んでいる様は壮観です。

ぶらぶら町歩きをするだけでも楽しい江戸の下町の風情を伝えてくれる小江戸川越。
今年の春からNHKの連ドラの舞台にもなるそうですので、今から楽しみです。
(川崎 大地)


いつもご覧いただきましてありがとうございます。
毎日のお願いで、恐縮ではございますが、
下の2つのランキングにクリックしてご協力いただけますと誠に幸いに存じます。

←こちらと、
←こちらも・・
いつもご協力いただきまして誠にありがとうございます。 




コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 埼玉周遊の旅1  秩父夜祭り編 | トップ | 風の国・パタゴニアの大自然 »

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あいちゃん)
2009-02-08 01:34:33
川越の「いも恋」というおまんじゅうはとても美味しいですよ(^O^)


次行かれた際にはぜひぜひ食べてみてください♪
Unknown (川崎)
2009-02-09 01:14:56
あいちゃんさん、いつもコメントありがとうございます。。
「いも恋」食べました!なんだか懐かしい味がしましたねー!いも恋もよかったですが、駄菓子屋横丁もとても良かったです!小学生時代によく行った駄菓子屋を思い出しました!!
Unknown (あいちゃん)
2009-02-09 11:12:44
駄菓子屋さん懐かしいですよね。駄菓子屋を見るとついつい買ってしまいます♪懐かしいですよねo(^-^)o

今では大人買い出来てしまいます(笑)

コメントを投稿

国内旅行」カテゴリの最新記事