 | EUREKA SEVEN AO ORIGINAL SOUNDTRACK 1 |
| TVサントラ 作曲：中村弘二 | |
| アニプレックス |
TBS系列で放送されている『エウレカセブンAO』のOSTがよーーやくレンタル開始されたので、遅ればせながら早速聴いてみましたが、さすが元スーパーカーの中村弘二氏作曲だけあって、小気味良いテクノサウンドあり、ストリングスとロックサウンドの融合ありーので、なかなか期待を裏切らないサントラとなっています。舞台が沖縄ということもあり、三線的な沖縄サウンドを一部取り入れているところもありますね。
やはりダフト・パンクが担当した映画『トロン：レガシー』のサントラ同様、テクノ系の作曲者がストリングスを交えるといい感じになりますし、それと同じ効果を狙った起用が成功したと言えるでしょう。『エウレカセブン』を担当した売れっ子の佐藤直紀氏のサントラのプレッシャーもあったかとは思いますけどねー。
ストリングス系のトラックで出色は、トラック2.IFO-RA272 “Nirvash" spec-M1 <ニルヴァーシュ1>、6.Girls Be Ambitious <少年少女>、トラック7.IFO-RA164 “Alleluia" <アレルヤ>、トラック13.Pied Piper Pipes <チーム・パイドパイパー2>、トラック15.Sparkplug Revolutionary <改革者>、トラック21.OP Signal “ALERT" <決死の磐戸島防衛戦>（アニメ本編の次回予告で使われているストリングスパートが印象的）、スティーブ・ライヒ的なミニマルなストリングスが耳に残るトラック26.Contortionist <歪んだ思想>など。
個人的なお気には、もちろんニルバーシュのテーマ曲のトラック5.IFO-RA272 “Nirvash" spec-M2 <ニルヴァーシュ2>。トラック14.IFO-RA301 “Kyrie" <キリエ>は、菅野よう子作曲の『マクロスプラス』OSTの「サンティ－U」を彷彿とさせます。
スーパーカー的な聴いていて心地よいテクノサウンドとしては、ダフト・パンクの『トロン：レガシー』のサントラによく似たトラック19.Thatness and Thereness <2つの世界>。トラック20.OP Signal “REAL" <急襲!>、トラック23.Generation Bleu <ゲネラシオン・ブル>、ピアノソロが印象的な24.Broken Wing <奪われる自由>、12.Behind The Mask <技する者>など。
トラック1曲当たり90秒前後と短いのですが、計30トラック入る盛りだくさんぶりですが、おそらくOST2もリリースされることでしょう。期待も込めて☆☆☆☆半の高評価差し上げます！
【収録トラック】
1.Astral Ocean <アオ>
2.IFO-RA272 “Nirvash" spec-M1 <ニルヴァーシュ1>
3.Team Pied Piper <チーム・パイドパイパー1>
4.Welcome Home <エウレカ>
5.IFO-RA272 “Nirvash" spec-M2 <ニルヴァーシュ2>
6.Girls Be Ambitious <少年少女>
7.IFO-RA164 “Alleluia" <アレルヤ>
8.Noah Noah <ノア>
9.Got Butterflies <ドッキドキ>
10.In Faith <狂信者のテーマ>
11.Shimatonchu <磐戸島>
12.Behind The Mask <技する者>
13.Pied Piper Pipes <チーム・パイドパイパー2>
14.IFO-RA301 “Kyrie" <キリエ>
15.Sparkplug Revolutionary <改革者>
16.Too Young To...? <若いぜ!>
17.Tinsagu Nu Hana <てぃんさぐぬ花>
18.Asadoya Yunta <安里屋ユンタ>
19.Thatness and Thereness <2つの世界>
20.OP Signal “REAL" <急襲!>
21.OP Signal “ALERT" <決死の磐戸島防衛戦>
22.Ulterior Aim <米国の思惑>
23.Generation Bleu <ゲネラシオン・ブル>
24.Broken Wing <奪われる自由>
25.Slipping Away w/U <2人の逃避行>
26.Contortionist <歪んだ思想>
27.In Flames <落胆>
28.Shiver <悪寒>
29.OP Signal “LIVE" <ライヴ感!>
30.Anma Maman <母>
