トイレそうじｉｎ曙川南中学校

２月２１日（日）に曙川南中学校で「大阪掃除に学ぶ会」が主催する、トイレ掃除のボランティアに参加してきました。当日は約１６０名が参加する中、８時３０分から開会式がありトイレそうじをする際の注意点や心構えを説明してもらい、９時からは１０個のグループに分かれて各持ち場での清掃作業に取り掛かりました。実際に作業をしてみて一番驚いたのは便器の強烈な匂いと、その便器を素手でつかんで磨くということです。リーダーに「覚悟は一瞬です、がっちり便器をつかんでください」と言われ参加者は次々にあきらめたように自分の担当する便器を磨き始めました。最初はみんな嫌々磨いていましたが作業を進めるうちに徐々に熱が入り始め、最初汚かった便器が驚くぐらい光輝いていく様子は感動ものでした。今回の作業で一番印象に残ったのは、学校で先生をされている方が、便器を熱心に磨くあまり掃除用の道具を壊してしまい、リーダーから「僕も始めて便器を磨いたときに熱心にやりすぎて道具だけでなく便器まで傷つけてしまいました。その時に思ったのは、自分は少年野球を教えているのですがその少年たちを愛のムチと思いビシバシしばいていたけど、自分は一生懸命やっているつもりでもこのトイレと同じように少年たちは傷ついていたのかもしれない」と思い、人との触れ合いに通じるこのトイレ掃除から学ぶことの多さに感銘を受けたと言います。一般にはあまり知られていない活動かもしれませんが今回参加してみてこの活動が全国で行われていて日本中で同じような思いで活動されている方が大勢おられることに感動を覚えた一日になりました、興味のある方は是非一度参加してみてはいかがでしょうか。