バスde温泉

バスで行く温泉旅日記

天然温泉田辺@地下鉄田辺

2008-08-21 17:45:00 | 温泉(大阪府)

Img_5451 自宅から赤バスで10分ほど、地下鉄田辺駅の間近にある温泉施設で、おそらく我が家から最短距離の温泉でしょう。

温泉というのは本来は天然のものであって、あえて天然といわなくてもいいもののはずだが、ここはなぜか天然を謳っているので、なにか胡散臭さを感じてしまいます。

Img_5453 ところが、一般料金(390円)ではなく650円の特別料金を払うと、サウナとセットで露天温泉の使用が許される。そしてその露天こそ源泉そのままの、大阪市内としたら画期的な上質なお湯が溢れています。
僅かに湯の花の漂う褐色の湯は無臭ながら少しだけ塩味。露天のお陰で一般浴室にある無粋な塩素臭とは無縁です。

ワタシはサウナが不得手なので、賑わうサウナをよそ目にもっぱら源泉に浸かることに…

こちらはあまり人気がないようなので独り占めができる。
ここは穴場ですよ。

  • 泉質:ナトリウム-塩化物泉 53.4度
  • 場所:地下鉄田辺駅・市バス田辺駅BS
  • 訪問日:2007年11月12日
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湊潮湯@堺

2008-08-21 12:32:25 | 温泉(大阪府)

堺市の臨海地区は、今でこそ巨大な工場が建ち並び、煙突から白煙を立ち上らせるコンビナート地帯だが、昭和の高度成長期以前、このあたりは白砂青松の海岸でした。


大阪郊外の主要な海水浴場であったとともに、1913年(大正2年)に海水を利用した「大浜潮湯」が開業。浴場のほかに食堂、劇場、遊技場なども完備した、現在の健康ランドに近い施設として人気を博したそうです。


南海線・堺駅の南隣の駅・湊駅のすぐ近くにある「湊潮湯」は、全国的にも珍しい、海水を温めたお風呂のある銭湯です。これぞまさしく「大浜潮湯」の生まれ変わりです。


ここの温泉…いや、温泉ではないのだが、そこらへんにあるスポイト温泉(現行法では白湯に温泉水をスポイトで一滴落としただけでも温泉を名乗れる)なんかよりよほど強力なのです。


一応、普通の銭湯と同様に清水の大浴槽がメインだが、この浴室の一角に、堺の海の少し沖のほうから引かれた海水を温めた、独自の潮湯を設えてあります。


海水なので当然といえば当然だが、塩辛いお湯。温泉では熱の湯とされるナトリウム泉に相当するこのお湯のこと、体ホカホカになってくる。油断したらのぼせてしまいました。


海水なのでベタベタ感があるのはしかたがないが、すぐに清水で洗い流せるし、アトピーの人にもいいのかもしれません。夏場は暑くて足が向かないが、寒い日には無性に入りたくなるお湯です。

・場所:南海電鉄湊駅・南海バス出島BS
・泉質:海水
・訪問日:2010年4月25日