Anita O’day "This is Anita"
(アニタ・オディ 「ジス・イズ・アニタ」)
アニタ・オディ(ヴォーカル)
バディ・ブレグマン楽団
1956年…Verve
【お気に入り2曲】
You're the top
(ユー・アー・ザ・トップ)
A Nightingale sang in Berkley square
(バークレイ・スクエアのナイチンゲール)
アニタ・オディは数多いスタンダード・ジャズ歌手の中で、一番に好きな一人。彼女は、歌手としては非常なハンディ・キャップを背負っている。つまり声量が少ない。でもこのハンディをカヴァーして余りある魅力がある。
奔放なジャズ・フィーリングと洒落たフレージング、さらに魅惑のハスキー・ヴォイスと絶妙のスキャット。1曲目はコール・ポーターの代表作をスウィンギーに歌い上げる。2曲目は、しっとりとした情感を込めたバラード。
どちらも絶品。
2.Rosemary Clooney "Sings the lyrics of Gershwin"
(ローズマリー・クルーニー 「ガーシュイン作品集」)
ローズマリー・クルーニー(ヴォーカル)
スコット・ハミルトン(ts)
ウォーレン・ヴァシェ(cor、flh)/ロジャー・グレン(fl)
カル・コリンズ(g)/ナット・ピアース(p)
クリス・アンバーガー(b)/ジェフ・ハミルトン(ds)
1979年…Concord Jazz
【お気に入り2曲】
Nice work if you can get it(首尾よくいけば)
Strike up the band(ストライク・アップ・ザ・バンド)
ローズマリー・クルーニーは、映画「ホワイト・クリスマス」にビング・クロスビーと共演したシンギング・スター。彼女は美貌美声に恵まれた名歌手で、ディクションの美しさは抜群。1曲目はミュージカル映画「躍る騎士」の主題歌で、アイラ・ガーシュインのソフィスティケイトされた歌詞が洒落ている。2曲目はガーシュイン兄弟の傑作で、ディキシー風が素晴らしい。
3.Jo Stafford "Autumn in New York"
(ジョー・スタッフォード 「ニューヨークの秋」)
ジョー・スタッフォード(ヴォーカル)
ポール・ウェストン楽団
1955年…Capitol
【お気に入り2曲】
Autumn in New York
If I loved you (イフ・アイ・ラヴド・ユー)
ジョー・スタッフォードには、数多くの形容詞がある。リード・トランペットの様に長いフレージングの「トランペット・ヴォイス」。文字通りヴェルヴェットの様に柔らかい「ヴェルヴェット・ヴォイス」。いずれも名歌手の形容詞。1曲目はバーノン・デュークの曲で、スタンダードの中でも名曲。2曲目はR・ロジャースとO・ハマーシュタインのミュージカル「回転木馬」のナンバー。2曲とも、ジョー・スタッフォードのスケールの大きな歌唱力でもって心地よい。
(アニタ・オディ 「ジス・イズ・アニタ」)
アニタ・オディ(ヴォーカル)
バディ・ブレグマン楽団
1956年…Verve
【お気に入り2曲】
You're the top
(ユー・アー・ザ・トップ)
A Nightingale sang in Berkley square
(バークレイ・スクエアのナイチンゲール)
アニタ・オディは数多いスタンダード・ジャズ歌手の中で、一番に好きな一人。彼女は、歌手としては非常なハンディ・キャップを背負っている。つまり声量が少ない。でもこのハンディをカヴァーして余りある魅力がある。
奔放なジャズ・フィーリングと洒落たフレージング、さらに魅惑のハスキー・ヴォイスと絶妙のスキャット。1曲目はコール・ポーターの代表作をスウィンギーに歌い上げる。2曲目は、しっとりとした情感を込めたバラード。
どちらも絶品。
2.Rosemary Clooney "Sings the lyrics of Gershwin"
(ローズマリー・クルーニー 「ガーシュイン作品集」)
ローズマリー・クルーニー(ヴォーカル)
スコット・ハミルトン(ts)
ウォーレン・ヴァシェ(cor、flh)/ロジャー・グレン(fl)
カル・コリンズ(g)/ナット・ピアース(p)
クリス・アンバーガー(b)/ジェフ・ハミルトン(ds)
1979年…Concord Jazz
【お気に入り2曲】
Nice work if you can get it(首尾よくいけば)
Strike up the band(ストライク・アップ・ザ・バンド)
ローズマリー・クルーニーは、映画「ホワイト・クリスマス」にビング・クロスビーと共演したシンギング・スター。彼女は美貌美声に恵まれた名歌手で、ディクションの美しさは抜群。1曲目はミュージカル映画「躍る騎士」の主題歌で、アイラ・ガーシュインのソフィスティケイトされた歌詞が洒落ている。2曲目はガーシュイン兄弟の傑作で、ディキシー風が素晴らしい。
3.Jo Stafford "Autumn in New York"
(ジョー・スタッフォード 「ニューヨークの秋」)
ジョー・スタッフォード(ヴォーカル)
ポール・ウェストン楽団
1955年…Capitol
【お気に入り2曲】
Autumn in New York
If I loved you (イフ・アイ・ラヴド・ユー)
ジョー・スタッフォードには、数多くの形容詞がある。リード・トランペットの様に長いフレージングの「トランペット・ヴォイス」。文字通りヴェルヴェットの様に柔らかい「ヴェルヴェット・ヴォイス」。いずれも名歌手の形容詞。1曲目はバーノン・デュークの曲で、スタンダードの中でも名曲。2曲目はR・ロジャースとO・ハマーシュタインのミュージカル「回転木馬」のナンバー。2曲とも、ジョー・スタッフォードのスケールの大きな歌唱力でもって心地よい。