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古民家SHIKIORI日記/Homenaje Project

アジア・アフリカ・ヨーロッパ、古民家SHIKIORIを舞台につながる音楽。
コントラバス奏者、松永誠剛のブログ。

レミ・パノシアンの音楽

2011-09-01 09:58:22 | Weblog
レミ・パノシアン・トリオの日本ツアー初日となる、Bar Vita公演。
チケットは完売状態、沢山の方に足を運んで頂いて、本当にありがたい。

公演に協力しピアノを提供して頂いた、ピアノターミナル・ナカムラのスタッフの皆様に感謝。


2月以来、約半年振りに聞いたレミ・パノシアン・トリオの音楽、
新曲も沢山、書き上げ、トリオとしてのサウンドがさらに強力になっていた。

彼らがパリではなく、トゥールーズを拠点にする理由として、
「3人での音楽を密にしたいから。パリだと忙しくなりすぎて、メンバーが揃う事が難しいし、音もバラバラになってしまう。」

音楽を最優先にして、自分たちの生活する場所を選択している、彼らの音楽に対する姿勢はとっても勉強になるし、尊敬している。


「新時代のジャズ」「新時代の音楽」という表現がよくされる事があるけど、
正直、演奏家だけで作れるものではないと思う。
演奏家と観客、その場の空間を共有する人が繋がってこそ、やっと新時代の「感覚」を味わえる世界に一歩、踏み込めるのかもしれない。


一昨日の夜の公演を見ていると、
レミ達の演奏は「音楽の壁」をぶち壊して行っている印象を受けた、
そしてそれを多くの観客の方が楽しんでいる姿が強く記憶に残っている。

エスビョルン・スヴェンソン以降、
ジャズという言葉を土台にして、新しい世界をみせてくれる存在。
同世代に彼らのような音楽家が居る事に感謝したい。


いよいよ、今晩からSHIKIORIで2日間の公演、
ヨーロッパ、そしてアジアを中心に大きな舞台での活躍を続ける3人がSHIKIORIをとても大切して、「SHIKIORIには帰らなきゃ」と今回の公演が実現する事に感謝。


天神からSHIKIORIまで直通のシャトルバスも初運行する、SHIKIORI号(??)も
18:00過ぎに出発予定。

ぜひ、このバスに飛び乗って彼らの音楽を体感してほしい。
きっと、爽快な気分が味わえるはず。





~~秋のSHIKIORI音楽祭~~
“フランス、オランダ、そして日本の音楽家があつまる、古民家の小さな音楽祭。”

2011年9月1日(木)
SHIKIORI 「音楽のある木曜日」
レミ・パノシアン・トリオ
18:30開場 19:30開演
4000円 当日4500円
Remi Panossian(Pf)
Maxime Delporte(B)
Frederic Petitprez(Dr)

http://www.remipanossian.com/

2011年9月2日(金)  
SHIKIORI  「音楽のある金曜日」
Remi Panossian Trio 
18:30開場  19:30開演
前売4000円   当日4500円

2011年9月7日(水)
SHIKIORI  「音楽のある水曜日」
アムステルダム・ジャズ・コネクション feat.ベンジャミン・ハーマン
18:30開場  19:30開演
前売4000円   当日4500円
Benjamin Herman(Sax)
Joost Swart(Pf)
Jeroen Vierdag(B)
Sebastiaan Kaptein(Dr)

2011年9月10日(土)
SHIKIORI「音楽のある土曜日」
林正樹ソロ・ピアノ
18:00開場  19:00開演
前売3500円 当日4000円

2011年9月11日(日)
SHIKIORI「音楽のある日曜日」
林正樹ソロ・ピアノ
15:00開場  16:00開演
前売3500円 当日4000円

『3公演通し券10000円(20枚限定)』

主催:アジアン・ケープ・コネクション http://asiancape.net
後援:九州日仏学館
協力:(株)ピアノターミナル・ナカムラ/ROOMS/木村ギター工房

*コンサートの収益金の10%はNAWASHIRO PROJECTの援助金となります。
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