![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/83/f81c07a5ff4e5a5baf29a8666f7b7257.jpg)
睡眠障害を改善するメラトニンや、
欝病を癒すセロトニンというホルモンを分泌するためには、
日中、戸外で太陽の光を浴びる事が不可欠。
つーことを掻いた。................ああ、書いた。
前回でな。その1でな。
それは、外気に触れること。
つーことについての話だったわけだす。
外気に触れることは、新鮮な空気を吸って、
酸素を取り入れるために大切だけど、
そのほかに、自律神経を整えるためにも大切なんだ。
人間の体には、
交感神経と副交感神経から成り立つ「自律神経」というものがあってな、
それが体温調節を司るほか、いろいろな働きをしてんだ。
たとえば、狩猟で、獲物を獲る活動をするときなどは
交感神経が活発に働くのな。そして、
ご飯を食べたあとには副交感神経が働く。
交感神経と副交感神経の二つは、
「片方が活動すると片方が休み、もう片方が活動すると片方が休む」
とゆうようにな、シーソーのような活動の仕方をすんの。
交感神経がたくさん活動したあとは、その反動で、
副交感神経もたくさん活動すんの。
だけど、
交感神経が少ししか活動しないと、副交感神経も少ししか活動しない。
そおゆう関係になってんだ。そして、
体温調節においても、たとえば、とても寒い所に出たあとは、
交感神経と副交感神経が一生懸命に働きます。
ところが、一定の温度の室内で過ごしていると、
この自律神経のシーソーが、だんだん錆びついてきて、
動かなくなってきます。
本来なら大きく動くものが、動き方がだんだん小さくなってきて、
それに合わせて、体温を調節するホルモンの出方も悪くなってくるんだ。
よく戸外に出るような生活をしている人は、
自律神経の「交感神経と副交感神経のシーソー」が大きく動くんだけど、
一定の温度の室内で暮らしていると、この動き方が非常に小さくなってきて、
体のなかのホルモン量が、だんだん足りなくなってくる。
その結果、家庭の主婦などのなかには、
「温度不感覚症候群」と言われる状態になっている人もいる。
こういう人は、体が暖房に慣れすぎていて、室温が三十度になっていても、
あまり「暑い」と感じなかったり、冷たい空気を少し入れると、
すぐに「寒い」と感じてしまったりします。
これは自律神経が狂っていて、正常に働かなくなっている。
わけだす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/4c/d49bd3bba3638e7dfc8aefdf7f4f7451.jpg)
また、子供は、ぬくぬくとした所で生活していると、
副腎が充分に発達しないと言われてる。
副腎というのは、ステロイドホルモンを出すところ。
ステロイドというのは、
アトピー性皮膚炎の子供を持つ母親はよく知ってるかもしんない。
アトピー性皮膚炎などになったときに、
それを治すためにステロイド剤を塗るんだけど、
ステロイドは、外から塗るものだけではなく、実は、
自分の体のなかで出せるもの。なのだす。
このステロイドを出す器官が副腎。
副腎は、寒さの刺激によって鍛えられて、活発に働くようになってる。
そのため、生まれてからずっと暖かい環境のなかにいて、
寒さ刺激が充分になかった場合、副腎がきちんと働かず、
ステロイドが充分に出ないのな。
現代は、そういう子供が増えてんだ。
これが、アトピーの子供が急増した理由の一つ。
ではないかと言われてるけど、そうだろーに。
と俺は直感するわけだす。
「完全空調の生活のなかで、自律神経が、
だんだんうまく働かなくなってきて、
体の抵抗力や本来のホルモンのバランスが崩れてきた」
ということは、充分に考えられるんだもんよ。
こういうホルモンの分泌を司る自律神経を正常に働かせるためにも、
出来るだけ外気に当たって、季節の変化や、天候の変化、温度の変化などを、
自分で感じ、体に刺激隼えることが大切なんだ。
最初は辛く感じても、だんだん慣れて来るからさ。
多少、不愉快な刺激であったとしても、自然の刺激というものは、
実は、人間の体を調節するために必要なものであった。
ということ。
このように、
「自然から切り離されて生きていくと、
人間の体内で、ホルモン異常が起きてくる」
ということが分かってきたのだす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/fc/957a0ae0262fa5795d76e350a9713bc7.jpg)
次回は、「運動はなぜ健康によいのか」予定中。
不愉快な刺激に自然と慣れていくっていうシステムを、生まれ持ってるってすごいことだわ!
「健全なる精神は健全なる肉体に宿る」っていうけど、快適でありたいがために開発されてきた人造の環境が、人間の心も弱くしちゃってるのね。
エアコンの設定温度を28℃にしましょう!とか言われても、どれだけの家庭がやってることか。
奈良の事件も然りだけど、このままだともっと酷いことになっちゃう。
そこでTENSAW・・・ですよ♪