「FIVE STAR CAFE」に行ってきた。
そこは、暗い空間。とあるビルディングの一室。
壁には、スターをかたどった青いランプが掛けられ、棚の上には本を読んでいるくまのぬいぐるみがちょこんと置いてある。テーブルの上にはキャンドルがともされ、訪問客のためにコーヒー、紅茶、クッキーが用意されている。
「RESERVED」の札の置いてあるテーブルには、すでに小さな詩人たちが席に着き、ロッキングチェアーの背もたれによりかかっている。
私は、後ろのあいているロッキングチェアにこしかけ、ほっとひと息する。
ブルーのシャツを着た初老のコーディネーターの女性が、会場の人たちに静かに語りかける。
「どうぞ、ポエムをゆっくりご堪能ください」
「終わったら、このように小さく拍手をしてください」
と言って「スナップ」と「左右の人差し指を重ね合わせる」両方のジェスチャーをして見せた。
彼女の促しによって、演台の上に自作のポエムを置き、マイクの前に立つ小さな詩人たち。次々と人が替わり、ポエムが朗読されていく。詩人たちはみな真剣な表情で、なんだかその緊張感がこちらにも伝わってくるようだ。
朗読し終わった詩人たちは、テーブルのジュースとクッキーをつまみがら他の人の朗読に耳を傾ける。自分の詩を無事朗読し終えた充足感いっぱいの顔だ。
ーまさにリラクゼーションタイム♪ー
こんな「空間」を作り出してしまう「演出」。
にくらしほど、うまいなぁ・・・。
えっ、どこにって?
「小学校」の「図書室」に!
そこは、暗い空間。とあるビルディングの一室。
壁には、スターをかたどった青いランプが掛けられ、棚の上には本を読んでいるくまのぬいぐるみがちょこんと置いてある。テーブルの上にはキャンドルがともされ、訪問客のためにコーヒー、紅茶、クッキーが用意されている。
「RESERVED」の札の置いてあるテーブルには、すでに小さな詩人たちが席に着き、ロッキングチェアーの背もたれによりかかっている。
私は、後ろのあいているロッキングチェアにこしかけ、ほっとひと息する。
ブルーのシャツを着た初老のコーディネーターの女性が、会場の人たちに静かに語りかける。
「どうぞ、ポエムをゆっくりご堪能ください」
「終わったら、このように小さく拍手をしてください」
と言って「スナップ」と「左右の人差し指を重ね合わせる」両方のジェスチャーをして見せた。
彼女の促しによって、演台の上に自作のポエムを置き、マイクの前に立つ小さな詩人たち。次々と人が替わり、ポエムが朗読されていく。詩人たちはみな真剣な表情で、なんだかその緊張感がこちらにも伝わってくるようだ。
朗読し終わった詩人たちは、テーブルのジュースとクッキーをつまみがら他の人の朗読に耳を傾ける。自分の詩を無事朗読し終えた充足感いっぱいの顔だ。
ーまさにリラクゼーションタイム♪ー
こんな「空間」を作り出してしまう「演出」。
にくらしほど、うまいなぁ・・・。
えっ、どこにって?
「小学校」の「図書室」に!