Sea Loves You 石川秀美

曲やアルバムの感想・解説・紹介など。。。  
★★★Since 31/01/2005 ★★★

デス・トラップ

2005-02-04 08:26:33 | 00.Single-A
24thNOBODY作曲のロック色で良き日?にリリースしたシングル。
NOBODYと言えば、自身も、色んな歌手に曲を提供したりする人達で、期待の曲だったが、ドラムリズムがイマイチひっかかるし、ギターの間奏は良い味だしてるものの、曲メロディ自体が地味で、全般的に歌謡ロックであってもスピード感があまりない、地味な曲。

良くも悪くもないが、いまひとつパッとしない。まぁ、ちょっと抑えたリズムが大人っぽいけど、浅香唯やアンルイスに提供した曲とかを期待したのに、ノリきれない作りと、中途半端なシンセサイザーの音もナンダカなぁ・・・
いや、こんなもんか・・・いっそのこと同じレコード会社だった男闘呼組に提供していたMarkDavisに書いてもらえばよかったのに、などと思ったりもする。(アルバム”Sur"で1曲提供済)

独特の秀美節もさほどなく、もっと弾けた(ノリがよく、力漲る)曲の方が彼女らしい曲なので、もったいない感じがする。
c/wの「真夜中のジュリエット」の方がよっぽど彼女らしい作品だ。この頃のライブではc/wをよく歌ってくれたものだ。
チャート的にもここで大きく外してしまう。そのためか、NOBODYがこの後の秀美作品に表れる事はなかった。

ただ、ギターのコードが「ゆ・れ・て湘南」にとても似ている。この2曲を並べて聴いてみるとよく分かる。
つまり「ゆ・れ・て湘南」の大人版がこの「デス・トラップ」なわけで、実に両曲とも地名が歌詞に出てくるとこにも注目したい。
きっとドライブ中に流すのが最適なのかもしれない。

シングルの流れとしては必要な曲でもあるなぁ・・・ベスト盤を聴く度思ってしまいます。
ロッカバラード>歌謡ロック>ユーロビート、という流れは自然だもんな。

シングルジャケットは秀逸。
ちょうどこの頃、彼女が出演していた「ベイシティ刑事」の一話だけの挿入歌としても流れていた。
夜ヒットでは、これまでの映像メドレーだったりとか、同期の中森明菜、小泉今日子と仲良く3人でCM紹介をしていた、らしい。

というのも、この頃、俺は高校受験目前でちっともテレビを見れなかったり、塾とかで、この曲を歌ってる姿を見た事がない。
うちにビデオがやってきたのは翌年の事だったし。


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2 コメント

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インパクトがイマイチ薄かった (Unknown)
2018-12-13 18:46:53
インパクトが弱いイメージではありますが、当時はこれでもか!と言わんばかりにテレビでこの曲を歌う姿が再三見ることができました。
かなり露出が高かったこの曲、セールス的には全然でしたが、当時の大阪でのミニライブではかなり盛り上がったようです。
ベイシティ刑事の第一話と夜ヒットに秀美が出る日が重なって、どちらも見たい私は(デッキがW録画でなかったため)夜ヒット(秀美は大抵トップバッターで歌ってた)の出演が終わって慌ててベイシティを録画した覚えがあります。
Unknown (管理人)
2018-12-31 18:40:00
水曜日でしたよね!w 僕は塾に行ってて、どっちも見れないまま、急いで帰宅したら

明菜ちゃん今日子ちゃんと秀美ちゃんで3人でエンディングのポーズを楽しんでたのだけ!みれましたw

近年、動画サイトでこの日のパフォーマンス等みました。ちょうど歌番組が終わっていくころと、レコード会社が改変の時期だったので、リリースもあきましたし、テレビ出演とのプロモーションも微妙にレコードリリースとずれてたような気がしました。
そうですね。イントロに対して、サビの部分が単調かもしれない、と思いますが、その分、ボーカル力で各シーン変えてますよね。

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