以前のエントリにanchorさんという方からコメントいただいて知ったのですが、SoftRock40に関する情報はYahoo!GroupsのSoftRock40のグループで活発にやりとりされているようです。
そしてまた同じ方から速報いただいた通り、新しいバージョン5の注文の受付けが始まったとのことです。Ver.5では、バンドに関係ないQSDボードと、バンドごとに定数が変わるOSC/BPFのボードという2枚構成になっています(KD5TFD氏による写真参照)。
QSDボードにはQSD(Quadrature Sampling Detector. HFの信号をサウンドカードの周波数帯に変換するメリゴ方式同様のミキサ)と低周波増幅用オペアンプが載っており、一方OSC/BPFボードには水晶発信器とRF-PSN、バンドパスフィルタが載っています。
この構成により、BPF/OSCボードを変更することで複数のバンドに対応できますし、あるいは自分でDDS等を使った回路を設計し、より広い範囲の受信機とすることもできるわけです。
もう一つ今回変更された点として面白いなと思ったのは、従来QSDに与えるクロックは受信周波数の4倍の発信器の出力を分周して90度位相差を作っていたのですが、今回の回路では受信周波数と同じ周波数の水晶発信器の出力を、CRによる簡単なPSNで90度差の信号を作っています。それをQSDボードの側でコンパレータを使って整形してQSDに信号を供給しています(回路図はYahoo!のSoftRock40グループに参加すれば見ることができます)。
新しいキットのオーダは、HamSDRのサイトのProjectsのセクションから行います。ただし、そのためにはサイトにメンバー登録する必要があります。キットの価格はJAからですとQSDボードが$20、OSC/BPFボードは$8.5となっています。OSC/BPFボードはローバンド用(80m~30mバンド)とハイバンド用(20mバンド以上、ただし今のところ20mバンドのみ動作確認済み)の2種類から選べます。QSDボードの方はSMTの部品の半田付けが必要ですが、前回配布時にあったようなSMT半田付け済みというオプションはないようです。
ソフトウェアラジオに興味をお持ちの方は、この小さなキットを試してみてはいかがでしょうか。なお、出荷は11月末頃からとのことです。
そしてまた同じ方から速報いただいた通り、新しいバージョン5の注文の受付けが始まったとのことです。Ver.5では、バンドに関係ないQSDボードと、バンドごとに定数が変わるOSC/BPFのボードという2枚構成になっています(KD5TFD氏による写真参照)。
QSDボードにはQSD(Quadrature Sampling Detector. HFの信号をサウンドカードの周波数帯に変換するメリゴ方式同様のミキサ)と低周波増幅用オペアンプが載っており、一方OSC/BPFボードには水晶発信器とRF-PSN、バンドパスフィルタが載っています。
この構成により、BPF/OSCボードを変更することで複数のバンドに対応できますし、あるいは自分でDDS等を使った回路を設計し、より広い範囲の受信機とすることもできるわけです。
もう一つ今回変更された点として面白いなと思ったのは、従来QSDに与えるクロックは受信周波数の4倍の発信器の出力を分周して90度位相差を作っていたのですが、今回の回路では受信周波数と同じ周波数の水晶発信器の出力を、CRによる簡単なPSNで90度差の信号を作っています。それをQSDボードの側でコンパレータを使って整形してQSDに信号を供給しています(回路図はYahoo!のSoftRock40グループに参加すれば見ることができます)。
新しいキットのオーダは、HamSDRのサイトのProjectsのセクションから行います。ただし、そのためにはサイトにメンバー登録する必要があります。キットの価格はJAからですとQSDボードが$20、OSC/BPFボードは$8.5となっています。OSC/BPFボードはローバンド用(80m~30mバンド)とハイバンド用(20mバンド以上、ただし今のところ20mバンドのみ動作確認済み)の2種類から選べます。QSDボードの方はSMTの部品の半田付けが必要ですが、前回配布時にあったようなSMT半田付け済みというオプションはないようです。
ソフトウェアラジオに興味をお持ちの方は、この小さなキットを試してみてはいかがでしょうか。なお、出荷は11月末頃からとのことです。