SCUM’S BLOG
満たされている時は
満たされている事に気付かない
むしろ枯渇すら感じる
 



私がまだ九州にいた頃、どこかのお店の片隅に、ちょっと気になる植物を見つけました。
多肉植物にありそうな、芋状の植物体から、カエルの傘のような葉っぱが生えている。
なんだろうこれ?と思い、その鉢に刺さっていた札を見てみたら、「クワズイモ」と書かれていました。
聞いたことが無い。
管理法も多肉植物的には扱えないようなので、一般的な観葉植物として扱われているのだろう。

その後、とある園芸店でみかけたのだけれど、でかくて高い。
私はインテリア的に置きたいわけではなく、育てたいので、小さい方が良いし、数千円出してまで欲しいわけでもなかったのだ。

日が経つにつれ、あちこちの園芸店で見かけるようになってきた。
最初に見たときよりも安くなってきている。
繁殖が容易で、流通させやすい…つまり、丈夫だという事だ。
これはそのうち、もっと安く、手頃なサイズで出てくるだろうと、まだガマン。

そうして東京に帰ってきてから、小さい株が、スーパーで100円で売られているのを発見。
わーい
待ってたよ~




クワズイモ Alocasia odora

サトイモ科の植物。
サトイモ?って思う方もおられるかと思いますが、「科」ってのは、わりと広義な分類ですから。
サトイモ科に属する代表種には、ポトスなんかがあります。
常緑性多年草で、日本、中国、フィリピンに自生。
へ~
食ったら、のたうちまわるぐらい、おなかに大打撃を与えるらしいので、クワズイモ、なのだそうだ。
耐陰性、耐寒性共に強いようなので、観葉植物にはむいている方なのでしょう。
理想的にはレースのカーテン越しの光をあてる、ってカンジでしょうか。
乾燥には若干弱いようなので、ふきっさらしのところに置かず、葉水を与えたりすると、綺麗に育つようです。
株分け、挿し木、実生で殖やす事が出来、高温多湿にすれば容易に発根するとの事。

一般園芸植物って、あまり育てた事がないので、かえって新鮮で楽しみです。
綺麗に育てられるといいけれど。


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
Unknown (マキチョップ)
2005-01-11 18:36:03
クワズイモにブラックライトを当てると通常の二倍早く育つって友達が言ってました。

ホントかどうかは定かではありませんが・・・
 
 
 
Unknown (SCUM)
2005-01-11 18:39:50
ブラックライトですか?

ブラックライトは紫外線を照射しているわけですから、ちょうどクワズイモに有効な紫外線の周波が当たれば、そういう事もありそうですね。

いや、しかし、あまりデカくなられても困るので(笑

 
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