マスターズ水泳大会に出て、私よりう~んと年齢の高い選手がスイスイと追い越して
泳いでるのを見て、単に自分自身のレベルの低さ?キャリアの違い、コーチの違い、
環境の違い?などと常々思うことがあります。
この所、エントリーの続いている41歳のダラ・トーレス(Dara Torres)選手の秘密、
または他の選手との違いはどこにあるのでしょうか?
◆愛称
競泳チームメートの皆から「ママ」と呼ばれてる。
◆一番大切な事
もちろん、愛娘テッサちゃん(2歳)の世話です。
◆伸び続ける記録
Year - 50m - 100m
1984 - 25.61 - 56.36
1988 - 25.59 - 55.30
1992 - 26.01 - 55.48
2000 - 24.63 - 54.43
2008 - 24.53 - 53.78
◆賞賛の言葉
『オリンピックの歴史を作った女性』と言われている。
◆好きなこと
勝つことが好き、嫌いなことは負けること。
◆スポンサー
中高年チャンピオンであるがゆえのコストは法外、余裕があるのはスポンサーのお陰
ブルームバーグ、トヨタ、Speedo社など
◆彼女を支える人たち
サポートスタッフに約100,000ドル(約10,400,000円)をスポンサーが支払う。
スプリントコーチ、筋力強化&コンディショニング・コーチ、食事療法コーチ、
フルタイムで働くパーソナルストレッチ療法士二人、理学療法士、女性マッサージ&整体、乳母。
彼女の恋人であるボーイフレンドである愛娘テッサの父である産科医ら。
◆薬物疑惑:彼女の秘密兵器は体のケア
「人々は私が薬物使用をしているのではないか?というけど、体のケアが私の秘密兵器なのよ!」
「薬物を摂取しているか?」という質問に対して
「取ったこともないし、将来取るつもりもない。いつでもドーピング検査を受け、
クリーンであることを証明する!」
◆加齢を感じる時
「私の体は回復するのに時間がかかる。私が20代の時と感じた日はとても良い日。
水の中で腕があげられない日が続くと今の年齢の時代」
(彼女のニュアンスには、20代と40代の体の両方を持っているということ)
◆練習量、距離
大学生時代 練習数10セッション/週 65,000m/週
現 在 練習数 5セッション/週 25,000m/週
◆デイリー・ルーティン
夜明けとともにジムに行き、筋力トレーニング(60~90分)
強度の水泳トレーニング。2時間、週5回。
ストレッチ(60分)
食後に自宅で整体とマッサージを受ける。
軽い昼寝
午後から愛娘の水泳教室参加
◆トレーニングルーティン
昨年11月から参加のコーチ、オブライエンは、Swiss balls, medicine balls, bands,
esistance cablesなどを加えた90分のセッションの目的を、彼女の体の神経系を
刺激し、多くの運動を通して、彼女のコア筋肉を鍛えることにしている。
「トーレスの筋肉は長くてよりスリムになり、リアクションタイム(スタート時)が良くなり、
水の中でも効率的になった。全てにおいて、彼女はもっとよりフィットして、
さらに水中でより良いバランスが保たれるようになった。」
泳いだ後には、郊外にあるトーレス家で整体、マッサージ士二人が待機。旅行中も動向。
(前回のエントリーの動画を参照下さい)
◆ストレッチ信望者
workoutをした後のストレッチは体の回復を助けるとずっと信じている。
◆影響度
「彼女は体をケアする観点から、本当に他のスポーツマンに先んじるようになった。」と、
オブライエン。
◆resistance stretching(抵抗するストレッチ???)
「体のケアが私の秘密兵器なのよ!」
ヨガやピラティスと微妙に違う、体を捻って押してのストレッチが特徴みたいですね。
"A Swimmer of a Certain Age"の記事で自身のストレッチが6つ紹介。(動画)ページ下にあり。
そのストレッチのコンセプトは、"innovative body solutions"のサイトの
スライドショーでよりわかりやすく見れます。
通常2~3人がサポートをしながらストレッチをしてます。
ページの中央に動画、ページ下にスライドショーがあり。
(注)ストレッチをされる場合は自己責任でお願いします。
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カテゴリー:swimming
ママさん選手ダラ・トーレス2冠を制す!!!
限界は誰が決めるのか?
泳いでるのを見て、単に自分自身のレベルの低さ?キャリアの違い、コーチの違い、
環境の違い?などと常々思うことがあります。
この所、エントリーの続いている41歳のダラ・トーレス(Dara Torres)選手の秘密、
または他の選手との違いはどこにあるのでしょうか?
◆愛称
競泳チームメートの皆から「ママ」と呼ばれてる。
◆一番大切な事
もちろん、愛娘テッサちゃん(2歳)の世話です。
◆伸び続ける記録
Year - 50m - 100m
1984 - 25.61 - 56.36
1988 - 25.59 - 55.30
1992 - 26.01 - 55.48
2000 - 24.63 - 54.43
2008 - 24.53 - 53.78
◆賞賛の言葉
『オリンピックの歴史を作った女性』と言われている。
◆好きなこと
勝つことが好き、嫌いなことは負けること。
◆スポンサー
中高年チャンピオンであるがゆえのコストは法外、余裕があるのはスポンサーのお陰
ブルームバーグ、トヨタ、Speedo社など
◆彼女を支える人たち
サポートスタッフに約100,000ドル(約10,400,000円)をスポンサーが支払う。
スプリントコーチ、筋力強化&コンディショニング・コーチ、食事療法コーチ、
フルタイムで働くパーソナルストレッチ療法士二人、理学療法士、女性マッサージ&整体、乳母。
彼女の恋人であるボーイフレンドである愛娘テッサの父である産科医ら。
◆薬物疑惑:彼女の秘密兵器は体のケア
「人々は私が薬物使用をしているのではないか?というけど、体のケアが私の秘密兵器なのよ!」
「薬物を摂取しているか?」という質問に対して
「取ったこともないし、将来取るつもりもない。いつでもドーピング検査を受け、
クリーンであることを証明する!」
◆加齢を感じる時
「私の体は回復するのに時間がかかる。私が20代の時と感じた日はとても良い日。
水の中で腕があげられない日が続くと今の年齢の時代」
(彼女のニュアンスには、20代と40代の体の両方を持っているということ)
◆練習量、距離
大学生時代 練習数10セッション/週 65,000m/週
現 在 練習数 5セッション/週 25,000m/週
◆デイリー・ルーティン
夜明けとともにジムに行き、筋力トレーニング(60~90分)
強度の水泳トレーニング。2時間、週5回。
ストレッチ(60分)
食後に自宅で整体とマッサージを受ける。
軽い昼寝
午後から愛娘の水泳教室参加
◆トレーニングルーティン
昨年11月から参加のコーチ、オブライエンは、Swiss balls, medicine balls, bands,
esistance cablesなどを加えた90分のセッションの目的を、彼女の体の神経系を
刺激し、多くの運動を通して、彼女のコア筋肉を鍛えることにしている。
「トーレスの筋肉は長くてよりスリムになり、リアクションタイム(スタート時)が良くなり、
水の中でも効率的になった。全てにおいて、彼女はもっとよりフィットして、
さらに水中でより良いバランスが保たれるようになった。」
泳いだ後には、郊外にあるトーレス家で整体、マッサージ士二人が待機。旅行中も動向。
(前回のエントリーの動画を参照下さい)
◆ストレッチ信望者
workoutをした後のストレッチは体の回復を助けるとずっと信じている。
◆影響度
「彼女は体をケアする観点から、本当に他のスポーツマンに先んじるようになった。」と、
オブライエン。
◆resistance stretching(抵抗するストレッチ???)
「体のケアが私の秘密兵器なのよ!」
ヨガやピラティスと微妙に違う、体を捻って押してのストレッチが特徴みたいですね。
"A Swimmer of a Certain Age"の記事で自身のストレッチが6つ紹介。(動画)ページ下にあり。
そのストレッチのコンセプトは、"innovative body solutions"のサイトの
スライドショーでよりわかりやすく見れます。
通常2~3人がサポートをしながらストレッチをしてます。
ページの中央に動画、ページ下にスライドショーがあり。
(注)ストレッチをされる場合は自己責任でお願いします。
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