下北で三味線ナリ『オーバードライヴ』

柏原収史 、杏さゆり主演のファンタジー映画『オーバードライヴ』を見たよ。

もう公開はじまってからけっこうたつので朝9:30の一回しか上映してないよ。早起きするのが大変。

でも早起きした甲斐のある素晴らしい映画だったよ。ひょんなことから三味線修行するはめになった売れっ子ロックバンドのギタリストの世にも奇妙な物語だ。劇場で予告を見た時から「これは見ないと！」って期待してた作品。そのわりに見るのは遅いんだけどね。

予告で或る程度のストーリーは予想できるんだけど、どうやってその世界に入っていくかが肝心なところ。なぜ三味線をやるのか！。そこだよ問題は。で、その深い道に入ってゆくことになる理由（？）となるのが杏さゆり扮するヒロイン。すごくまるい顔がなんともかわいらしい。演技も上手とは言えないんだろうけどちいとも嫌味がない。好みにもよるのだろうが、グラビアなんかやってないで歌と映画の方面で頑張ってほしいなあとか勝手なことを思ってみたりみなかったり。

基本的には笑いあり、特撮ありのオモシロ映画。音楽の素晴らしさだって確認させてくれるよ。ロックを三味線でやったりもするんだけど、やはりクラッシックな三味線のすごさってのがわかる。やはりすげー楽器だと再確認。

『スウィングガールズ』とか『ロッカーズ』とか『アイデン＆ティティー』とか邦画はこのところ音楽ものばっかり見てるんだけど、またしても三味線やってみたいなあとか思ったよ。ほんとはテルミンやりたいんだけどね（ほんと？）。

iPod Photoをさわってみたよ

新しいiPodは音楽だけじゃなくて写真も楽しめる！

なんてことでいいなあ、とは思っていたのだけど厚さがかなりなもの。1.9cmも！そりゃないだろ。iPod miniを触ったあとでは、その大きさはありえなーい、なんて思ってたのだが。

やっと店頭に並んだ実機を触ってみたら（今頃）ぜんぜんその厚さが気にならない。なんといってもぼくの持ってるiPodは初代だからね。ほとんど変わらない厚さ。しかもかたちは角がないラウンドシェイプ（？）なので思いのほか手にフィット。カラー液晶のきれいさもあいまって、予想外の素晴らしさ。欲しくなった。

でも高い！！大容量だけど高い。モノの完成度としては決して高いわけではないのだけど、購入するかどうかという意味では高くて手が出ないという話。はあ

大水木しげる展

こないだの日曜日、両国の江戸東京博物館で『大（Oh!）水木しげる展』を見たよ。

水木さんといえば『ゲゲゲの鬼太郎』はじめ妖怪まんがの大御所。そう？。

こういう企画展はけっこう行ってるよ。ブルーナ展とか藤子不二雄展、手塚治虫展、楳図かずお展とかね。タンタンのも行ったよ、たしか。こういうのは原画が見れるのはもちろん感動したりするんだけど、立体ものも楽しいところ。

今回もマンガに出てくるひとだまの天ぷらとか鬼太郎の家とか。あと妖怪ポストもね。お客さんのほんとの（？）妖怪退治依頼も受け付けてます、みたいな。

ほかにも妖怪にまつわる江戸時代の資料も豊富で妖怪好きにはこたえられない展示になってる。妖怪ものの絵巻といえば、京極夏彦蔵っていう出品もありでなんともすごい。そういや企画監修は京極夏彦と荒俣宏だからね。『怪』人脈で。

ほんと楽しいひとときを過ごしました。で、プログラムも充実。2000円でこれだけの充実度。安すぎます！！絶対買うべき！！！展示してある絵巻ものなんて一部しか見れないんだけどプログラムでその全貌が！！！。今回！！！が多いな。でもそのくらいすごいの。

来年の妖怪映画が楽しみ。栗山千明も出るしね。