ぼや記

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ではごゆっくり。

たまにはいいよね。

2008年06月03日 23時22分29秒 | おもうこと。
吐露したって。
たくさん頑張った後だものね。
鬼束ちひろ聴いてたらどうしようもなくなってしまったんだよ。


近頃授業や私生活において、
やたらあのころの私に向き合わなくちゃならないことが多いの。

今でもあのころの自分を思い出しただけで寒気がするんだよ。
言われた言葉を反芻すると自分ひとり取り残されたような気持ちになるんだよ。
あのころは幸せもたくさんあったのに、もったいないなあ。

今日、授業で幸せについて話したんだ。
「今私は幸せだ」っていった言葉が、半分本音で半分うそみたいなんだ。
今はどれくらい変われたのかなあ。

今は幸せだし、変わったと思ってる。
でもそれは思い込みかもしれないと思うと急に心細くなる。
その証拠に、いまだに私は治っていないんだもの。

幸せであることと、辛いことがそれぞれ一人歩きしすぎて、
けんかして、
打ち消しあって、
全部うやむやになった結果が私なんじゃないだろうか。

こんな人間が人の心を助ける仕事なんてしていいんだろうか。

時々みんなが遠くて泣きたくなる。
でもきっとこれは誰に吐露したところで治りはしないんだろうな。
唯一の治療方法は私が封印してしまったもの。
その治療を試す価値が、私にはないから。

でも本当はどこかで、
何をしてでも治りたいと思ってる。
私が治ることが仕返しになることもわかってる。

もう何年悩んでいるんだろう。
どれだけすり減らしたんだろう。
胸を張って幸せだって言いたいなあ。

頭で考えたらなんら問題はないのに、
心って厄介なもんだな。


ただ、あのころの自分と決定的に違うところがある。
今は、こんなでも生きていたいのさ。

これだけでも進歩。きっと。

私が今幸せだと感じてる幸せと、
人を好きだと思っているこの気持ちが、
本当のものでありますように。