山茶花談

さざんかだん

猫展

2017-07-23 | 日誌


高崎市タワー美術館の「アートになった猫たち」展を見に行ってきました。
空前の猫ブーム・・だそうですが、今までも何度かあったような・・
ちょうど最近猫の絵を描いていて、今は黒猫を描いている途中です。




展示されていた浮世絵・錦絵がとても細かくて色鮮やかでした。
個人的に、入口入って最初の、藤田嗣治さんの木版画「白い猫」に、くぎづけになりました。
背景は明るい水色一色、地面のベージュに寝そべる白い猫、
シンプルで、背景も地面も猫も、それぞれフラットな一色の面。
画家の版画は、作家の世界が自由に表現されていて
見ていてとても惹きこまれます。
白はやっぱり藤田さんのイメージですね。
カード・パンフが無かったので・・  「白い猫」

その横の自+猫画像エッチング。
藤田さんの細い線。
机の上に置かれた手前の腕が薄く描かれていて
ほんとうなら手前は強くなると思うのですが
そのせいで全体の透明感が不思議な雰囲気に。
藤田さんの滑らかな陶磁器のような白が、エッチングでも木版画でも出るんですね、すばらしい。




(色鉛筆画の部分です)



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病は不思議・・

2017-07-01 | 日誌


早いもので、もう七月なんですね・・

昨夜からずっと雨がふっていますが、今週はとても気温が上がるそうで、
汗かきのわたしは、昨日急いで、大きな額にペン画をセットしていました。
すでに汗がポトポトと額に落ちそうになり、それを防ぎつつ
今日、天気予報を見ながらひとり、あぁ、昨日やっておいてよかった・・と自己安心。

この一か月ほどの間に、めったに病気にならない家族が
すこしずつ時期をずらしながら、わたしを除いて三人
病院にかかりました。

下の息子がのどが痛いと言って
わたしの母からもらったうがい薬や、風邪薬を飲んでいたのですが
ある日、自分から病院に行くと言いました。
めったに言わないので、よっぽどのどが痛かったんでしょう。

近くの病院に行ったところ、のどが脹れていたそうなのですが
息子がもっと下のところが痛い・・と伝えると
お医者さんが、「自分ではそこはわからないから耳鼻科に行ったほうが良い」・・と
すぐ知人の耳鼻科の病院に電話して紹介してくれました。

その足で紹介してもらった病院に行き、診ていただくと
喉の下の、食道と気管の二つに分かれるところが炎症を起こしていて
「このまま放っておいたら、大きな病気になってたかもしれないよ・・」
と、耳鼻科の先生に言われたそうです。


この耳鼻科を紹介してくれた、最初に行ったご近所の病院の先生、
以前、上の息子のときも大変お世話になったことがあります。

上の息子が学校の健康診断で
心音と血圧(高い)で要検査を伝えられ、大きな病院で診ていただいたのですが
血圧が高いので、近所の病院でこれから薬をもらうように・・と伝えられました。

その後、ご近所の先の病院の先生に
診察内容と今後の投薬について預かった手紙を見てもらうと
「こんな小さな子に薬なんてこわくて出せない・・」と困惑され
その時も、別の専門の病院に行くよう紹介してくれました。

後日、紹介してもらった専門病院に行くと
その先生も経緯の手紙を読んで、困惑顔。
その場ですぐに様々な検査をしてくれて
結果、健康で、何も異常はないとのことでした。
「薬を飲んだら一生飲み続けなくちゃいけないんだよ、その齢から飲んだら大変だよ。」
・・と、複雑そうな言葉。

上と下の息子それぞれ、時期をを別々にして
同じご近所の病院の先生のおかげで、大きなことに至らずに済みました。


そして最後に、夫ですが、急に初めて腰が大変痛くなり
知人の紹介で病院にかかり、薬を飲んだ翌日
全身じんましんに・・。
すぐまた、そのじんましんを止める薬をもらいに行き
やっと今じんましんが収まったところです。

病はむつかしく、子供たちのようにとても良いご縁で助けられたり
ここ一か月ほどの間、いろいろ感じさせられました。




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一つのメルヘン

2017-06-23 | 中原中也


さて小石の上に、今しも一つの蝶がとまり、

淡い、それでゐてくつきりとした

影を落としてゐるのでした。


やがてその蝶がみえなくなると、いつのまにか、

今迄流れてもゐなかつた川床に、水は

さらさらと、さらさらと流れてゐるのでありました……


(中原中也)




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海のふた

2017-06-03 | その他の作品


先日 よしもとばななさん原作の
「海のふた」という映画のDVDを見ました。

主役の菊池亜希子さんが
透明感のある 目鼻立ちのとてもきれいな女優さんで
ずっと見惚れていました。

主役は二人・・なのかもしれません。
もう一人、外の土地からやって来た、頬にあざのある女の子との
女性二人の、繊細な言葉や気持ちの触れ合いが全体に流れた映画でした。

この二人の声と気配、距離感が
海の水と空、淡い静かな田舎の港町に溶けるようでした。

海の真ん前にある、東京から地元に戻った
主人公の女性が開いた かき氷屋は
嵐になったら呑みこまれてしまいそうで・・
余計な心配が何度も頭に浮かびました。

近所に住む昔の恋人は
時間が止まったような静かな港町で
親と営む店がとうとう成り立たず、夜逃げし
やがて一緒に住んでいて親しくなれた女の子も土地を去り
後に残された主人公は、淡々と毎日を
小学生がちらちらっと訪れるかき氷屋で続けます。

かき氷のシロップがとてもおいしそうで
さとうきびをジューサーでしぼって煮詰めた糖蜜シロップ。
夏ミカンをもいで煮詰めた黄色いシロップ。
おいしいけれど、でもお客さんの子供達には
見た目に地味なようで反応は今ひとつ・・
それに、かき氷一杯500円は田舎の港町では高く、
いかにも東京から戻った女性がつけた、ちぐはぐな値段。

イチゴやメロンのかき氷が無い、と小学生の女の子に泣かれ
その後、映画の最後に作ったイチゴシロップは
生のイチゴを煮詰めて作った
とてもきれいなイチゴの色をしたかき氷でした。




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就活

2017-05-24 | 版画


昨年から始めていた息子の就活が、ようやくすこし落ち着き始めました。
高校を卒業して、みんなと当たり前のように就職したわたしには
息子の就活の様子はまったく知らない世界で
人それぞれ十人十色の人生・・という言葉が
ぴったり当てはめるような感じがします・・。

ひとつの会社の面接が、最終まで4次~5次まであって
たとえば県内の会社を希望して、本社が東京だと
東京まで何度も出かけます。
また、地方の会社は東京まで来て、面談してくれています。

息子が就活で知り合った、九州から来ていた子は
大学を単位の関係で一か月しか休めないそうで
その間、東京に友人とアパートを借りて
期間限定の就活だそうです。

昨年からよく、ドラマ「ゆとりですがなにか」に出てきた
”ゆとりちゃん”が頭の中に浮かぶようになりました。

みんな、がんばれ!





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