今日はちょっと真面目な話。
野田洋次郎の高校時代のバイブルだったらしく、
薦めていたから、という
非常にミーハーな理由で、
「百年の愚行」という本を図書館から借りてきました。
写真が多くて読みやすいは読みやすいのですが、
ページをめくる手は度々止まりつつ読んでいきました。
飢餓、環境汚染、核問題、戦争、化学実験・・・
20世紀に起こったさまざまな問題が、
「愚行」としてとりあげられていました。
目を背けたくなるような写真も数多くありましたが、
一番私が衝撃をうけたのは、
今まさに死んでいこうとする子供の写真でした。
この写真は1994年のものでしたが、
多分今、私がこうしている時にも、
どこかで同じように死んでいく子供がいて・・・
なのに自分は一体何をしているのだろうか?と。
あともう1枚。
よく見かける写真ではありますが、
地球の写真。
普段全く意識してないけど、
地球って本当に綺麗な惑星なんですよね。
そんな星に住んでるのに、
どうして私たちはこの地球を大事に出来ないんだろう。
「環境保護」とかっていう言い方はきっと
人類の驕りかもしれないし、
もしかしたら「世界平和」だって
人類の幻想って言われて終わりかもしれないけど、
それでも何か出来ることは無いのかなって。
「生きたくても生きれねぇやつがいるんだって
そんなんも考えないで生きてる気になんなって
そうだろう?だってそうだろう
俺たちってただの人間って言われて終わりかもしんないけど
人間として生きてる 命として生きしてる
これ以上素晴らしいことはないって分かってる
心で分かっている 想いで分かっている」
この本に影響を受けた洋次郎だから、
この歌が書けたんじゃないかと思いました。
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