あまりもの

日々のつぶやきなど

ララランド

2017年03月16日 | 映画
ネタバレありですよ


エンドロールというのは滲んだ涙が引っ込むまでの猶予時間なのだと思った

ハリウッド賛歌だった。昔からのアメリカ映画好きの為の映画、みたいな
冒頭以外ミュージカルのわくわくする感じも、すごい!と思う部分もなかったけど好きな作品になった

予告で何故かうるっとした高速道路で皆が踊る場面がいきなりしょっぱなに来てしまったので楽しみが一つ減った(笑)
映画コーラスラインが好きなので、この一人一人の人たちがオーディション受けてここでこうやってるんだなと思ったらまた別の意味でうるっと来た

ミュージカルというより、このなんでもないようなラブストーリーをより華やかにする為に歌や踊りを足してみました、という感触だった
違うかな。ファンタジーとして見てもらう為に、の方が近いのか

最後の、カサブランカオマージュの場面がすごくいい
二人が別れないで済んだいくつもの岐路の夢とか、現実の二人が微笑みあうところとか、なんかもうこの結末ありきで作ったんじゃありませんかみたいな、とにかくなんか今思い出しても泣きそうになるくらい素晴らしくきれいで切ないラストシーンだった

ミアの旦那さんは同じ夢を叶えた役者さんとかだといいな

ところで予告でチャンイーモウ監督の新作が紹介されててなんだかにやにやしてしまった

さらにところでせっかくミュージカル映画を観たのに終わってから私の頭の中でかかっていたのはテイクオンミーだ(笑)

さらにさらにところで思い出した。どうしていつもハリウッド映画の中の食事シーンはあんなにまずそうなのか、と思っているのは私だけなんだろうか。食べ物の絵面でなくて食べ方の問題だと思うのだけど。口紅がとれないようにイーって食べる感じとかナイフとフォークで食べ物をぐちゃぐちゃと切り分ける感じとか

もう一つ思い出した
作中でミアが大根って言われてたけど、あちらでも「下手うま」みたいな役者さんっているんだろうか?ミアは段々うまくなったのかもしれないけど
コメント
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