ムッシュのブログ:日日是曠日

SAXと音楽を中心に……趣味に関するよしなし事を。

リーフレック lefreque

2017年09月20日 | サックス
自他共に認めるサックスヲタクとしては、いろいろな新兵器をとっかえひっかえせねばならない。
現時点でのセッティングは以下の通り。

マウスピース(マッピと呼ぶ奴は嫌いだ):WoodstoneメタルAM-1。これは7~8年変わりなし。素晴らしいマウスピースです。
リガチャー:シルバースタインのクライオ4。クライオ4は超低温処理を施したモデル。他のモデルも良いが、これはまた別格。普通は逆締めで取り付けるが、順締めにしている。まー良く鳴ること。
ネック:forestoneのカーボンネック。以前もこのブログで書いたように、これはもう、神ネックです。
リード:バンドレン・トラディショナル2番。順締めにしたシルバースタインとの相性が抜群、という理由でまた青箱に戻した。2番は珍しいようだが、他の銘柄やメーカーのと比べれば2.5か3に相当する場合が多い。数字に惑わされてはいけない。Don't think, FEEL!!

そして、今回の目玉、マウスピースとネックをジョイントするリーフレック。



昔から不思議でしょうがなかったのは、マウスピースとネックという最重要接合部がコルクという振動を殺す物質であることだった。これが改善されれば絶対に音がよくなるのにと思っていたら、やっぱり同じことを考えた人がいるんですね。オランダの方だそうですが。
マウスピースとネックを差し渡しする二枚重ねの楕円形金属板をゴムバンドで取り付けるだけなのだが、効果は期待以上である。音色が変わるわけではなく、常に追い風を受けている感じというか、力をすっと引き出してくれるというか、サプリメント的に演奏に効いてくるすぐれもの。
ひかえめに言ってもあまり見栄えはしないけどね。

(おまけ)
これも使い始めてずいぶん経つが、buzzの洋銀製ネックスクリュー。





愛用のYAMAHA YAS-82z には、ライヤースクリュー(ネックスクリューの対面につける小さな譜面台をとめるネジ)の穴はあるが、なぜかネジが切ってない。何の意味もない穴が開いているだけである(譜面台の支柱を差し込むところもないのでそもそも全く意味をなさない)。ここを塞ぐと音は変わる。間違いなく良くなる。ヤマハのエンジニアがそれを考えなかったのは不思議である。
それを補ってくれるのがこのスクリュー。ネックスクリューとライヤースクリューの穴は貫通しているので、一本のネジでまとめて締めてしまうのだ。いろいろなネックスクリューを試したが、これに勝るものはない。金属疲労で折れると困るから、スペアも用意している。


ハイブリッドってかんじ。


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