New ・ サワラちゃんの
加計呂麻島日記 & 貝殻採取
2017-04-22号
奄美の白百合が咲き始めた。海岸の道端に潮風にそよぐ風景が今年も見られる。
一株だけポットに移してみた。そのまま根付くかどうか?
植え替えた白百合
畑の柵代わりに植えた一枝のバラが、5年で畑の周りの3/4を埋め尽くした。
原種ならではの繁殖力。毎年大きくなる。今年は満開!
お客には枝を分けてあげる。 その内に島中<ナニワイバラ>が咲きだす。
ナニワイバラ
ナニワイバラ
特集 ・1
シリア情勢
米中会談が始める前に、中東シリアで化学兵器とみられる攻撃が有った。
現在の所犯人はハッキリと特定されていない。シリア政府、ロシア、米国、ISISが候補に挙がっては居るが。
それぞれ否定をしている。しかし、第三国の二か所の研究機関が、サリンやそれに類似した成分を確認した。
米国がシリアの戦闘機が駐機している飛行場を、地中海からトマホーク59発を撃ち込んだ。
情報が錯綜しているのであるが、ロシア政府には予め通告している事が解った。
破壊率は20%とか。攻撃後、暫くしてシリアの攻撃が再開された。
トマホークの着弾地点
戦闘機の掩体壕
米中会談の途中で中国の習近平国家主席に対して、トランプ大統領がシリア爆撃を通告した。
大凡は中国も事前通告は受けていた筈だが、これ程早く実行するとは予想していなかったようだ。
それだけに中国政府の驚きは大きかったようだ。
米中会談
ロシアはシリア政府もサリン攻撃を否定してる。ISISが予めサリンを隠し持っていて、
偶然にシリアの攻撃で破壊されたとしているが真偽は分からない。
サリンは高度な科学技術が無ければ製造できない。
何処の国が提供したか・・謎は深まるが犯人を特定するのは難しいだろう。
アサド、プーチン大統領
北朝鮮問題で朝鮮半島は危険度を増している中、以前、日本と北朝鮮を結んでいた貨客船万宝峰号が、
ロシアのウラジオストックとの間で、新たに就航することになった。
この船は日本の経済制裁の一環で就航を中止していた船である。
万宝峰号
最近中国政府と北朝鮮は折り合いが悪く、石炭の中国からの返却も始まっていた折りの事である。
ロシア政府の北朝鮮への接近であろう。北朝鮮労働者の導入希望が背景にある。
それ以上に北朝鮮の中国離反、ロシア接近の一つの姿であろう。
特集 ・2
北朝鮮情勢
北朝鮮情勢は日増しに厳しさを増している。北朝鮮の核実験場の衛星からの、
米ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「38ノース」は18日、
電話記者会見し、北朝鮮北東部・豊渓里にある核実験場内でバレーボールが行われている様子が、16日に撮影した。
非常に不思議な現象である。何かを意図としているのであろう。欺瞞であろうという見方が強い。
核実験場とバレーコート
4/20になって核実験監視の米偵察機WC135が緊急発進した。
同日頃、「北が中国に核実験を通知」との噂も出ていた。未確認ではあるが・・・。
【北朝鮮情勢】核実験「待機状態」か 米大分析サイトが公表 された。
北朝鮮の核・軍事基地
米空母カールビンソン
米国第三艦隊の空母部隊は、4/15日には朝鮮半島の東シナ海辺りを航行している筈だった。
ところが実際にはシンガポールを出航した艦隊は、インド洋で共同訓練をし、インドネシアのスンダ海峡(Sunda Strait)を、
通過していた。現在はユックリとしたスピードで、目的地の朝鮮半島沖に向かっている。
東シナ海の済州島沖まで来るのは、4/25とされている。何故、このようにゆっくりした行動を取ったのか?
航路
空母・カールビンソンが奇妙な行動を取った背景には、2つの理由が有るとされている。
1-北朝鮮に空母の行動を知られたくなかった。戦略上の理由である。
2-第七艦隊空母・レーガンが横須賀で整備中である。それが5月初旬まで掛かる。
この関係でカールビンソンは思わぬ行動を取ったのである。しかし、北鮮はこれを認識していた。
その答えが核実験場でのバレーボールであろう。
<知っているぜ!>というサインであろう。
第七艦隊空母・ドナルド レーガン
中国高官韓国訪問 ・武大偉
米中会談後は中国の出方を見ていると、段々変化が出て来た。
中国の武大偉朝鮮朝鮮問題担当の高官が、韓国を訪れていた。
北朝鮮には拒否されている。しかし、韓国のTHAAD問題は相変わらず拒否である。
朝鮮半島周辺の情勢
4/21現在では中国の人民解放軍が、鴨緑江の周辺地域を15万の軍勢で固めたり、
戦闘機、大型爆撃機を飛ばして厳重に警戒を始めている。
米国のトランプ大統領はその行動を評価した発言までしているのである。
金書記長亡命工作
現在までハッキリとした確証がないので、掲載を控えて来たが、
4/20現在、国会議員も含めて公開の場で公言しているので、
皆さんもご存知かとは思うが、事実関係を掲載してみたい。
<韓国紙「朝鮮日報」(10日付)は、現在韓国国内の情報誌の内容を引用し、
「4月末までに、中国当局が金正恩委員長の亡命を説得する。
説得が失敗に終われば、米国は先制攻撃を加える」と報じた>
日付については4/20という説もある。昨日、夜半、
<北朝鮮はこの事について拒否した>というニュースが流れた後、
沖縄から米軍の大型偵察機が発信し、給油を受けながら現在偵察中である。
石涛
在米中国問題専門家の石涛氏も、中国語ラジオ局「希望の声」の評論番組で同様の見解を述べた。
中国当局は過去、故ノロドム・シハヌークカンボジア国王を保護したことがある。
金氏に対しても、例えば、マレーシアなど他の国に亡命させ、その後の面倒をすべてみるのは十分考えられる
ノロドム・シハヌークカンボジア国王の保護は歴史的な事実であるが、
飽くまでも未確認の憶測であるが、単なる週刊誌的与太話ではないであろう。
現在の所、国会議員や専門家の一部もこれを認めているが・・・
これがもし現実に実現すると劇的な変化が朝鮮半島に訪れる。
何故、世界は北朝鮮の核開発をこれ程までに懸念するのか??
その答えは4ケ国の政治的な絡み合いの結果生まれるのである。
シリアと北朝鮮
イランとイスラエル
次回はその解明をしてみようと思う。
特集 ・3
サイバー攻撃
4/16に行われた北朝鮮のミサイル発射は、打ち上げ4秒後に爆発して失敗に終わった。
最近の同型のミサイルの失敗率は88%とか言われている。
オバマ時代から始まったと言われているサイバー攻撃。
米国どころでなく、中国のサイバー攻撃、北朝鮮のサイバー攻撃は相当ハイレベル化しているとされている。
サイバー攻撃はコンピューターの回路を電子的に破壊してしまうから、一瞬にして産業・医療基盤を破壊できる。
核戦争の破壊の中の大きな要因はこの電子的破壊力に有る。ミサイルには事故に際しての自己破壊装置が装備されている。
この装置にアクセスして突然破壊をしてしまうのであろう。打ち上げ技術的な問題ではないようである。
特集 ・4
金正男暗殺事件の裏表をどう考えるか?
もう過去の事件となってしまった「金正男暗殺事件」の本質は、一体何だったんであろうか。
この事件の報道はマレーシア当事国ではなく、他国の方が非常に的確で速かった不思議さがある。
気が付いていた方も居るであろう。不思議である。何故か??
遺体の搬送
事件の関係者とみられた複数の人間は、殆どマレーシアの大使館要員と引き換えに帰国してしまった。
残ったのは直接の加害者とみられる、ベトナム・インドネシア人の女性が2人のみである。
後、VXとみられる化学薬品が検出確認されただけだ。真実は歴史の闇の中に消えて行った。
直接の加害者とみられる被疑者
金正男氏の長男・キム ハンソル氏はオランダ、中国、米国、X国の手引きの中で、マカオから消えて行った。
今どこに潜んでいるかは何の確証もない。米国という噂はあるが。
では、この事をどう考えるべきなのか? 北朝鮮の大きな騒動とは別個の事件なのだろうか?
少なくとも米中各国は、この長男をどのように将来しようと考えているのだろうか。
ここに視点を移すと、思いがけない事が浮かび上がって来る。
金正男氏の子息・ キム・ハンソル氏
噂の金書記長
次回は朝鮮半島が大きく燃え上がらなければ、この事を考えてみたい。