BSで 全米ベストヒット

2007年03月26日 | ロック
2,3日前TVでこの番組の宣伝をみて楽しみにしていた。最近はけっこう洋楽のフィルムなんかをBSでやったりするが見ないことも多い。この「ローリングストーン」が選定した「最も偉大な500曲」から上位100曲をやる、というのはそそられる。このリスト去年?おととし?あたりにリストアップされたと思うが順位はあまり知らなかった。

今回放映されたのは全部ライブ映像。しかも割りと発表年代のものが多かった。もったいぶらずにどんどん紹介してくやりかたも気持ちよかった。一番!と思ったのがクリームの「SUNSHINE OF YOUR LOVE」動くクリームを見たのは初めてだった。音楽評論家たちが選んだのがどう順位を左右したのかわからないが、なんといってもこれはアメリカの順位だということだ。ゲストの小倉エージさんも言っていたがソウルミュージックの比重の重さだ。

映像はTV番組でのスタジオと思われるのもあったが、チャック・ベリーの「ジョニー・ビー・グッド」は彼一人ギターを弾いていてスタジオに観客がいる。アフリカ系の観客は画面では2,3人くらいで白い顔と金髪に囲まれてた。なんか違和感のある画面だった。逆にマービン・ゲイの「WHAT'S GOING ON」は野外のコンサートでほとんど観客がアフリカ系。アメリカの実情なんてやはりよく分からないなあと思う。

選んだ人の年齢は40以上なのかよくわからないが90年代で唯一入ってるのがニルバーナの「SMELLS LIKE TEEN SPIRIT」ということだが、80年代の曲もマイケル・ジャクソンとU2位だったか。

ビートルズは何曲も入ってたけどそれを押さえて2位が「SATISFACTION」だった。ビートルズは後追いだけどかなり夢中になった。ストーンズはあまり聴かなかったが、「SATISFACTION」1曲でビートルズ全部に対抗できるんじゃないかと思ってたのでなんかこの順位は自分の感覚と同じ人がいるのかと思った。「SATISFACTION」も後追いだけど高校の頃きいて、NO SATISFACTION と詩がほんとに体に入ってきた。けど30代あたりになると家庭をもったり「SATISFACTION」状態になりこれは若者の歌だなあと思っていたのだ。だが半世紀を生きてしまった今日きいたら全然そうじゃなかった。若い時とは別な「NO SATISFACTION」状態の心情なのだ。若いミックの顔が歌う「NO SATISFACTION」がじわーと心にしみてくる。若い時はエネルギーが発露を求めて行き場を探してる感じだが、今はその矢印がUターンして自分に向かっている。・・ま、ちょっとくたびれてるってことです。そんな年齢になって同じ言葉が別な感慨で体に入ってくるのに驚きました。

それにしても住吉アナウンサーの英語の発音、すごいですねえ。

BSのHPみたら30日はほていさんとチャーをやるらしい。みなくては。

ローリング・ストーン誌の500曲

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4 コメント

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観ました (ビアンコ)
2007-03-26 10:02:48
ボブ・ディランが一位というのは意外でしたが...やはり、アメリカなのでしょうね。
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ボブ・ディラン (ろ~ず)
2007-03-26 18:26:52
お久しぶりです。
お二人で見たんでしょうか?

3位、2位と進んで、まったく想像できなかったです1位が。
>やはり、アメリカなんでしょうか
 そうですよね。ソウルとボブ・ディラン、われわれ(私はかな)は身になってないですね。やはり言葉の壁ですかね。つんざくギター音もないですからね。

ボブ・ディランのよさとかすごさってカバーされた曲で発見したりします。
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Unknown (MINAGI)
2007-04-03 18:55:16
遅ればせながらTBさせていただきました。
ぼくはこれ見ることができなかったのです。残念~
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Unknown (ろ~ず)
2007-04-05 01:16:18
MINAGIさんこんばんは。
TBありがとうございます。こちらからもTBさせていただきました。

なかなか見ごたえありましたよ~♪
全部がライブ映像っていうのがよかったですね。
再放送されるといいですね。
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