何も持たずに存在するということ。

おごらない日々 あいのある人生を。

椿のc/s

2016-09-21 05:20:53 | 日記
椿の カップ&ソーサー。

先生の 秋の窯開き で頂いてきたと記憶してる。

これを選んだ時。

"先生、これでお願いします。"

と、差し出すと

"へぇー、今回はえらく賑やかな物がお好みなんだね。"

と、先生は私の手からゆっくり器を受け取った。

"夏の終わりに、祖母が亡くなったりして、最近哀しい事が多かったので。"

と、その時 答えたなぁ。

人と会話することで、自分の内部を外から眺めて、

それを記憶しているって良いものですね。

だから、人と交流することは、大切なのだなぁ、と思う。

そして、いつもと違う私に気付いて下さる先生のような方

こういう存在は、もっと大切。

台風が過ぎて、一段とひんやりしてきた朝。

そうだ、椿のカップ&ソーサーとあわせて、赤絵に金箔の酒器という組み合わせだった。