恋はもうもく

はいあがってくるしずけさをうたでみたすー

1231.暮れ

2016年12月31日 09時04分19秒 | 色恋沙汰α
生きています。ほとんど更新されないままこの一年は過ぎようとしています。
いやいやまだ終わらないんだ仲野is not deadなんだ!って一年の最後の悪あがきをするぞ!って強い心意気というほどでもないけれど、ああ、また一年過ぎるなあって一つの感慨を残して。
新聞でこの一年を振り返り、ああ、これもまだ一年前のことかってずっと遠い過去の話のように思ったりする。一昨年の春に結婚をしました。同時に職場が変わりました。仕事の変化は泥沼で、一週間七日間毎日泣きながら五時三十七分発の西武線に乗る日々でした。(経験も無かったので、それで八時とか九時とかに帰ってご飯を食べてまた机に向かって、十二時とか一時に寝たら四時五〇分の目覚ましに起こされる。つらい。)方々で愚痴を言いながら一年が過ぎ、今年は多少なりとも気持ちに余裕ができました。(引っ越しをして五時半起床になったし、週に三、四日は十二時前に寝られるようになった。)だけど如何せん休みがないので、今年もまた方々で愚痴を言ったり、あるいは愚痴を言うような所に出歩く時間と体力と気力が、やっぱりそもそもない。
妻には感謝しています。これで独り身であれば、本当に身体も心も支障をきたしただろうなあと半ば確信を持って、思います。9年前の印刷会社勤務の時がそうであったし。去年はやばかったねって今なら二人で笑い話です。泣くにせよ笑うにせよ、そばに人がいるというのはこんなにも強いことなのだと、感心する。
それでもしぶとく平日の夜にスタジオに行ったり、早朝からcubaseでかちかちやったりしている。(例えばな1日に1小節ずつ積み5日で5、1年で365積めりゃあ、5年で18メートル25(小節)ものスコアを叩き出すことができるっていう寸法だ!)

年末年始は仕事が休みです。今年の冬は実家に帰らないので、おせちとかちょっと作ろうかと言う。また早朝に一人目が覚める。妻よゆっくり寝て休みなさいとそっと起き、嫁の居ぬ間にボーンスクラッチ、とか。それで、黒豆を炊いて、金時人参と実家から送られた大根で紅白なますを仕立てるなど。ボーンスクラッチ聞きながら。
bonescratch / large

かっこいい。
例えば子供がうまれたりして、こんな家族。色んな形があるなとぼんやり思う。
うちにはテレビがない、ご飯の時には音楽をかけて、イーターかっこいいねとか言いながら。なにこれうるさいとか言われて、セオパリッシュとかマツアイラーツェンに換えたりしながら。色んな形があるし、この感覚のままどこまで続くかな。変わるならそれを拒むつもりもないけれど。

来年はどんな一年になるかって、想像もつきませんがもうしばらくはひっそりとでもしぶとく仲野でいるつもりです。それでは皆様よいお年をお迎えください。