猿山政治論

巷に溢れる情報から妖しく光る原石をピックアップ!ステロタイプ的政治論に囚われぬ独自の世界観で「きれいごと」抜きに鋭く分析

東北地方太平洋沖地震が人工地震であったと考えられる理由

2011-04-02 06:08:04 | 国内政治
米国には、今のタイミングで人工地震を発生させる十分な動機と能力があった。以下東北地方太平洋沖地震が人工地震であったと考えられる理由について、つらつら述べてみる。
なお人工地震の仕組みについては、また別の機会としたい。

1. 発生の日付
 地震が発生した3月11日というのは、現在の憂鬱な世界情勢のきっかけとなた「米国同時多発テロ」や日本を地獄に引きずり込んだ「郵政選挙」があった9月11日のちょうど半年後の日付である。いかにもユダヤのやりそうな芝居がかった日取である。

2. 地震の特徴からみた理由
(1)3回の巨大地震が重なっていたこと
気象庁の分析によれば、この地震は単一ではなく、3つの地震が連動したものと解析されており、東大地震研究所の分析によれば、最初の大きな断層破壊は宮城県沖で起き、その数十秒後に同じく宮城県沖の1回目よりさらに沖合いで再び起き、さらに間髪をいれずに、三つ目の断層破壊が茨城県北部の、陸に近い沖合で起きている。
気象庁地震予知情報課の課長が「5分前後かけて連続して発生するという、複雑な起こり方をしている。極めてまれで、気象庁の観測で初めての経験」と述べていることからも判るように、偶然に3つの地震が異なる場所でほぼ同時に発生するというのは、出来過ぎであり、人工的に引起されたと考える方がむしろ自然である。

(2)1994年スマトラ沖地震との類似性
1994年スマトラ沖地震も、人工地震ではなかったかと疑われているが、以下の点で両者は類似している。両者が同様の手法で発生させられたものとすれば、こうした類似点が出てきてもおかしくない。
① 数百キロ~千キロという長大な領域で発生したこと(≒数百キロ~千キロという壁のように長大な津波が発生したこと)
② 岩盤の破壊が3段階で進行したこと(≒3つの大地震が偶然重なったこと)
③ 断層のずれは逆断層型であること
④ 断層面が平行に近い衝上断層(断層面と水平面のなす角度が45度以下の逆断層で震源が浅い)であること

3.米軍の動きからみた理由
(1)空母ロナルド・レーガンの到着が早すぎ
空母ロナルド・レーガンを含む約20隻の艦船が3月13日には宮城県沖に到着している。空母ロナルド・レーガンが偶然日本の近海にいたということは無きにしもあらずだが、所属の異なる残りの艦船まで偶然近くにいたというのは不自然。
また、空母ロナルド・レーガンが帯同する艦船には、予め強襲揚陸艦エセックス, ドック型揚陸艦トーテュガ、ハーパーズ・フェリー、ジャーマンタウンといった救援活動に如何にもうってつけの艦船が含まれており、そのうちエセックス、トーテュガに至っては空母ロナルド・レーガンとは別の第7艦隊所属である(第7艦隊旗艦のブルーリッジの名まである)。
どうも準備がよすぎる。予め地震の発生を知っていたとしか思えない。

(2)作戦名「Operation Tomodachi」の命名の異様さ
 地震発生の翌日には「Operation Tomodachi」が発動されているが、漫画家浦沢直樹のヒット作「20世紀少年」の中では、自ら大掛かりなテロを仕掛けながらマッチポンプで救世主として日本の最高権力者に君臨する宗教団体の教祖の名が「トモダチ」という設定となっている。
 ここで描かれている宗教団体は、リチャード・コシミズ氏風でいうテジャク大先生のところと、オウム真理教を重ね合わせたようなイメージで描かれており、ユダヤ陰謀論者からは近々起る終末テロの「仕込」ではないかと噂されていた。

4.米国に都合がよすぎる地理的偶然性
(1)小沢一郎の中選挙区制時代の地盤が大被害
 甚大な被害を蒙った大船渡市・陸前高田市は、中選挙区時代の岩手二区で、米国が目の敵にする小沢一郎氏の地盤である。「陸山会」の土地購入をめぐるでっちあげ事件で刑事被告人とされている大久保隆規氏の自宅も津波の被害にあい、避難所生活をしているとか。大変お気の毒なことである。

(2)福島第一原発が壊滅
 巨大地震を発生させるだけのキャパシティを持つのは、東日本の太平洋沿岸(太平洋プレート・ユーラシアプレート・フィリピンプレートの境界)であるが、そこに隣接する原発は福島第一・第二、女川、東海第二、東通、浜岡である。
 福島第一は、その中で最も設計が旧い米国GE社製の原子炉を使用しており壊れやすく、米国が脆弱性を知り尽くしている点でも都合がよい。
また想定被害の程度が米国として手ごろであった。つまり、浜岡原発だと被害が大きすぎて日本全体の利用価値が無くなってしまうし、東通原発では首都から遠すぎてインパクトが弱すぎる。

5.米国に都合がよすぎるタイミング
プラザ合意以降の大局的な動きから言えば、いよいよ植民地日本からの収奪の最終段階に入ったことになろう。以下具体的に目に見える点についてコメントしてしてみる。

(1) TPP加盟を渋る日本に脅しをかけるにちょうどよいタイミングである
 これまでTPP加盟により、関税自主権を放棄し、米国の属国としてのポジションを確定的にすることを強要されてきたが、日本国のドメスティックな権力者達(官僚・大企業)も、さすがに自らの権力基盤が失われることを恐れて首を縦には振れなかった。
 そこでこの度、脅しを実行に移した訳である。で、これで終わりかと言うと、そうではない。さらに拒否すれば、次は浜岡がやられる。

(2) 従米亡国政権の延命が待ったなしの状況であった。
 23年度予算の見通しも立たず、菅政権は風前の灯火であったが、見事延命に成功した。米国の手下に成り下がった共産党まで協力してくれるんだからありがたい話やねエ。

(3) 普天間飛行場の辺野古移転が暗礁に乗り上げていた。
 今回米国に助けていただくという外観ができることで、米国の希望は受け入れざるを得ない空気ができつつある。

(4) 前原の後釜を作らなければならない情況であった。
 見事、枝野の売り出しに成功した。しかし話の中身は何にも無くてもテレビに出てるだけで、その人の存在感が増してくるという人間の心理は悲しくも面白い。この私ですら(私ですらですよ)大震災前より枝野がどこか偉く見えてしまうのである。
 ちなみに、前原はまた復活します(もうええっちゅうに・・・)。

(5) 小沢関連の裁判が行き詰っている状況であった。
 行き詰ったので、話題を変えたかった。

(6) 米国の飼犬・検察庁幹部の不起訴処分
 このどさくさに、郵便料金不正事件で刑事告発されていた樋渡元検事総長や中尾元大阪高検検事長らの不起訴が決定された。もっともこれは予め仕組まれていたと言うより、火事場泥棒の可能性が高い。

(以下は4月27日に追記)

 東北地方太平洋沖地震が人工地震であったと考えられる理由として、4/2時点で書き漏らしていた事項及びその後明らかになった事項のうち、特に気になる以下の3点を追記します。

(1)地震波の波形が通常の地震とは異なること

 実は、地震発生後しばらくしてから波形を調べたことがあるのですが、そのとき参照したページが今見当たりません。

 そこで原データでない点は恐縮なのですが、以下のブログがわかりやすい記事を掲載なさっているのでご紹介します。


「日本人は知ってはいけない。」(http://cosmo-world.seesaa.net/article/194452018.html

 気象庁の発表のとおり3回破壊(≒爆破)が起っていることも併せて見て取れます。

(2)東日本ハウスの株価が震災前から高騰していたこと

 東日本ハウスは盛岡に本社を置く大手ハウスメーカーですが、長らく160円台をうろうろしていた株価が、特に買材料がないにもかかわらず、2月中旬より上昇に転じ、3月7日には240円台に達しています。

 実はこの株、2008年の岩手・宮城内陸地震の時も地震発生の直前に急騰しています。

 おかしい・・・。

(3)余震の震源の分布が見事に正方形を描いていること

 本震後の余震の震源の分布が見事に正方形を描いている地域が2箇所紹介されています。
 とても自然現象には見えませんね。これ。

 いわき市付近

  ついっぷるフォト(nobuo_sasaki)
  http://p.twipple.jp/NMutZ

 富士山付近 

  リチャード・コシミズブログ 
  http://richardkoshimizu.at.webry.info/201103/article_76.html

(以下は5月1日に追記)

防災科学研究所が公表した東北地方太平洋沖地震後に発生した震度5弱相当以上の地震のリストです。
http://www.kyoshin.bosai.go.jp/cgi-bin/kyoshin/bigeqs/index.cgi
以下の点で自然の地震とは到底思えないデータであることが見て取れます。
実は震度5弱未満のデータを重ねると、さらにこの傾向が鮮明になるのですが、防災科学研究所が発表したデータには含まれておりません。
(1)同一経度・同一緯度で複数回地震が発生している。
(2)震源の深さがゼロ(四捨五入されていれば500m未満)の地震が発生している。
(3)震源の緯度・経度は100分の1度の精度で表示しているにもかかわらず全て10分の1度刻みになっている。
(5月19日注釈)データ作成時に10分の1度刻みで緯度・経度の端数を丸めていることから生じたものであった
(4)震源の位置は北緯35.3度線、北緯40.3度線、東経138.6度線、東経141.4度線で囲まれた長方形内を0.1度刻みでプロットした点のうち何れかの位置と一致している。
(5月19日注釈)データ作成時に10分の1度刻みで緯度・経度の端数を丸めていることから生じたものであった
(以下は5月17日に追記)

 5月12日に東電は福島第一原発1号機の圧力容器内に水はなく、燃料棒がメルトダウンし圧力容器の底部にたまっていると見られる旨の発表を行ったが、こうした状況はあり得ない。

 なぜなら、同時に発表された圧力容器内の温度は100度であるが、水が全くない状態で溶けたウラン燃料が底に溜まっているのであれば、その程度の温度で済むはずがないからである。

 従って、もしメルトダウンしているのであれば、ウランは格納容器の底に既に落下していることになる。

 しかし、それも解せない。何故なら、3月より大量に注入された水が、格納容器の底にあるはずの高熱のウラン燃料に触れずにはおれないため、大量の水蒸気を発生させ続けるか、最悪水蒸気爆発を引き起こさざるを得ないのであるが、そのような状況は映像から見て取れないからである。

 よって、結論は唯一つ。最初から1号機には燃料棒は入っていなかったということである。

 つまり、今回の人工地震を発生させる前に、大事故にならぬよう予め1号機の燃料は抜かれていたということである。

 東北地方の沖合いで地震を誘発させるために爆発させた核爆弾使用の痕跡をごまかすため、福島原発事故を「故意」に発生させた疑いは、以前からあったが、これで様々な点でつじつまが合う。副島隆彦氏が自信ありげに、事故は収束に向かっているので安心せよと主張してきた(ただし彼の支持母体の都合上人工地震とは言えない)のも、独自の情報ルートで事故偽装に関する情報を掴んでいたからなのだろう。

福島原発事故による核爆弾使用隠蔽の疑いをまとめてみると以下のようになる。

①汚染水の海中投棄を政治的決断で強行したのは、核爆弾使用後に海水中に存在する各種の放射性物質が福島原発由来のものであるかのように見せかけるためである。

②昨年になって、通常の軽水炉では使用されていないプルトニウム入りのMOX燃料の使用を始めたのは、汚染水にプルトニウムが含まれていないと、核爆弾使用時に必ず発生するプルトニウムが海水中に存在することで核爆弾使用がばれてしまうためである。

③地震発生直後、かなり早い時期にあまりにも手際よく自衛隊が発電所内におり、またGEの技術者が滞在していたのも、1号機の燃料を抜くことに関連した作業を行っていたためである。

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53 コメント

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Unknown (Unknown)
2011-04-23 19:26:40
興味深い
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Unknown (ぴんぷ)
2011-04-23 22:08:01
1つ気になることがあります。

4の友達作戦について。

友達作戦とは、日本の官僚が、アメリカに「友達になってください」って申し込んだ上で行われた作戦です。

なぜか

沖縄および日本にアメリカ軍の印象を良くするためです。

沖縄県で米軍基地移設問題がありましたよね。

米軍のよさをアピールして、基地移設に日本の国民側の抵抗感をなくすために、日本側がやっているんだと考えられます。

民主党は移設問題を解決しないといけません。今回が絶好の機会だと考えたのでしょう。

だから、4が漫画と結びつくのは少し違うんじゃないかと考えます。

でも、アメリカの軍事技術では、津波を起こす事も可能だと言われています。

今回の地震は人工地震だという猿山さんの考えは興味深いです。
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Unknown (佐藤)
2011-04-24 14:43:02
否定する方も多くて当たり前の内容です。

ですが、貴方が感じている事に間違いはありません。

何事もなく「真実」を知れない日本人達が「予定通りに」普段通りの日常を過ごしています。

この「予定」を好都合と望んでいた人達が世界に必ずいます。
細かく話すと、この真実に近づける有意義な話を「オカルトじゃん、あり得ない」と捕らえられる可能性があるのココでは触り程度コメントします!


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チェルノブイリ (zatarla)
2011-04-24 17:37:12
そうなると、チェルノブイリ原発の事故も米国の仕業ではないかと疑いくなる。事故の後ソ連はつぶれたのだし、事故の原因は地震であったらしいことから。米国にとってあまりにも都合が良すぎる事故である。
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Unknown (Unknown)
2011-04-24 17:40:42
ただのこじつけで、科学的な証明が何もないんだけど…
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Unknown (ff)
2011-04-24 21:30:18
>真空より忽然と現れまた真空に消えるクォーク>の煌きに「色即是空」を観ぜよ。浮世こそ3D>スクリーンに踊る映し絵なり。「共時性」に満>ち満ちた現実世界という名の仮想世界を、内な>る「仏」の導きのままに・・・。
いや 貴兄がもしここまで本当に「お解り」ならば
 最早「空想内妄想」を楽しんでる場合でもないでしょう。

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Unknown (nicovideo.jpから)
2011-04-24 23:13:37
世の中絶対にありえないという事は無いわけだが
実際にありえる状況を証拠として挙げている点で信用できないね

その前に、何故、徒に日本とアメリカの関係に楔を入れる必要があるのか
このサイトのそこを疑うべきではないだろうか
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Unknown (かかし)
2011-04-25 03:04:58
米国に都合がよすぎる地理的偶然性の2

原発を壊してなんのメリットがありますか?
アメリカにメリットあましたか?
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Unknown (Unknown)
2011-04-25 03:06:07
そもそも本当に人工地震が起こせるなら計算して計画的にM6クラスの地震を起こしてプレートの歪みを解消出来て大型地震の減少に役立つわけなんだから悲観的な話というわけでもないと思う。どのみち統計上大型地震の起こるポテンシャルを持っている地域なんだから。1000年以上も前に科学技術は進んでいないらしいしさ。みんな生まれてないけど。
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Unknown (Unknown)
2011-04-25 08:54:21
実際にあの規模の地震を起こすために必要なエネルギーと方法についてどのようにお考えになっているんですか?
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