猿山政治論

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政党の大政翼賛化と新55年体制~自民党独裁政権を支える5つのパラダイム~

2013-03-01 19:59:59 | 国内政治
 この記事が、所詮イルミナティ所有「オーウェル動物農場」のボス羊とその取巻きの所業に呆れ返る「物言う羊」のボヤキに過ぎないことは重々承知している。
もう間に合わないと諦めつつも「物言う羊」としては、皆さんのような一匹でも多くの「物言う羊」たちと共有したい「思い」があり、共に場に曳かれるまでの道すがら、少しお付き合いいただければと願う次第である。

 既に始まっているこの黙示録世界において、自民党は動物農場のボスとして君臨し続けることになろう。もちろん日本民族が滅べば用はなくなるのであるが・・・。

 以降、ユダヤの手のひらで踊る自民党ナンチャッテ独裁政権を支える次の5つのパラダイムについて、順次述べて行きたい。
(1) 政党の大政翼賛化
(2) 人工地震・国際紛争の恒常化
(3) 不正選挙の制度化
(4) 完全なる監視社会化
(5) 社会階層二分化
 今回は、政党の大政翼賛化についてである。

1.55年体制

 第二次世界大戦後、長らく続いた55年体制において、各政党は次のような役割を各々演じることで主役の自民党を直接的・間接的に支えてきた。
(1)社会党
自民党政権に飽き足らない不満分子の受け皿としてガス抜き政党の役割を果たすことで、新たな真正野党の台頭を抑止することで55年体制の維持に多大な貢献をしてきた。故意に担政能力を放棄し「何でも反対」であったのは、こうした役割を担うために必要であったためである。
(2)共産党
 GHQが本気になれば、米国内同様いつでも解体可能な存在でしかなかったが、間違っても社会党が政権を取らぬよう左翼陣営を分断する目的で、存在を許されてきた。また日本の政局を不安定化を担う極左活動家のインキュベータの役割を果たした。
(3)民社党
 社会党左派が単独で政権を取らぬよう社会党分断を目的としていた点では共産党と同じであるが、最悪の場合自民党とも手を組むことのできる隠れ与党としての役割を果たした。
(4)公明党
 日本国内の少数民族であった在日朝鮮人による日本民族支配の試みは、統一教会による与党自民党内からのアプローチと、創価学会による野党公明党からのアプローチの2系統があったが、その後者を担った訳である。

2.55年体制の終焉と二大政党制

 米国が、羊牧場内の日本民族のアイデンティティを次第に奪いながらも、体だけは肥え太らせるためには、理想的なスキームと思えた55年体制であるが、1985年のプラザ合意以降、羊牧場からの収穫(収奪)に方針を転じてみると、安定政権としての自民党がどうも邪魔になってきた。

 そのため、旧田中派を中心に国民に根ざした真っ当な政治基盤を持つ政治家を丁寧に潰しはじめたのだが、その代表格がリクルート事件・佐川急便事件であった。

 この二つの事件をきっかけとして、自民党主流派(旧田中派)は衰退に向かい、米国の飼い犬達が自民党を仕切るようになった。同時に米国がコントロールしやすく、政権交代という洗脳パフォーマンスを演出しやすい二大政党制の実現が図られ、紆余曲折を経た後に、一旦は自民党と民主党という二大政党制が成立した訳である。

 しかし、民主党のオーナーである小沢・鳩山両氏が、本気で米国からの独立を考えていることが明確になったことから、マスコミ・霞ヶ関とも手を取り合って、普天間基地移転問題で鳩山氏の足をすくい、陸山会事件で小沢氏の政治生命を奪い、飼い犬野田に強引に幕引きさせることで、早々に二大政党制を潰したのがまさに今の状況である。

3.新・大政翼賛政治(新55年体制)のスタート

 このゆううつな政治体制を「スタート」という前向きな言葉で飾るには実は、抵抗がある。しかしスタートを切ってしまったという現実にはしっかりと目を向けなければならない。

 まだしも旧55年体制の主役達は、戦前の教育をしっかり受けた世代の選良であり、国政を担うという矜持を持っていた。まだまだ朝鮮系政治家の力は弱く、一見米国の飼い犬に映っても、実は面従腹背、与野党阿吽の呼吸でという風も見られたのが旧55年体制であった。

 旧55年体制の政治家が、霞ヶ関に対して相応の物言いができたのは、独自の資金的基盤を持ち、手足となって動く門閥・一族郎党を持ち「国」や「党」に依存することなく、腹をくくれば自らの判断で独自の政治的行動を取ることも可能であったからである。

 いくら「きれいごと」を並べて腐敗金権政治と批判したところで、現実の世界は金に依存して動いているわけで、政治家のあらゆる資金源を表に晒して国(≒霞ヶ関)の管理下に置くということは、単に官僚の風下に国民の代表たる政治家を追いやるという愚かな行為でしかない。
  
 少々汚れてはいても国民の代弁者として国民の味方となり得るのは政治家しかおらず決して官僚ではないことを日本人は忘れている。正確にはマスコミが進めてきた「きれいごと原理主義」に完全に洗脳されているのである。

 この洗脳の結果生まれた政治資金規制法・公職選挙法に代表される数々のクビキにより、身動き取れないまでに政治家は縛り付けられ、確かに大掛かりな汚職は姿を消しつつある。 

 では果たして「クリーンな政治家」は生まれてきたのであろうか、今の政界を見渡せば、その答えは簡単である。政界除菌洗浄の結果、新たに涌いてきたのは、政党交付金により政治活動資金はおろか生活費まで「国」と「党」に握られ、人脈さえユダヤ系組織群に依存する哀れなイルミナティ奴隷政治家達である。この構図は会社に生殺与奪権を握られた有期雇用契約労働者の姿そのものである。
 さらに衆議院で圧倒的多数を占める自民党では、統一教会から金をめぐまれる朝鮮奴隷政治家が幅をきかせる始末である。

 彼ら奴隷政治家は、超党派で結びつき、イルミナティらユダヤ系組織群が書き下ろした原作を官僚が脚色したシナリオに従い、マスコミがB層愚民の「優秀な」脳みそに刷り込んだ各党名(シニフィアン)とそれに対応するイメージ(シニフィエ)の枠内で、半ばやけくそに政治劇を演じ続けるのである。

 既に政治的な志を同じくする政治家が集うという意味での「党」という存在は、歴史の教科書の中にしかない。現在の日本の「党」は、原作者と脚色家のシナリオの設定に従い適任者としてかき集められた奴隷政治家たちの受け皿としての舞台装置でしかない。必要とされる期間だけ利用され、必要がなければ撤去されるだけの大道具的存在なのである。

 オペラ「消費税増税」やアクション超大作「TPP」といった茶番劇など典型的なそれである。政治倫理もへったくれもない、どうせ芝居なのであるから奴隷政治家は「嘘をつく」ことに何の良心の呵責も生じないのである。

 金に汚い政治家は許してもこのようにして国を売る政治家を許してよいものだろうか。ヒトラー・スターリン的独裁者の方がどれほどマシだろうとさえ思えてくる。しかし残念ながらこの黙示録世界では許されてしまうのである。

 原作者に逆らえば殺されるし、脚色家に睨まれれば性犯罪者にされることを重々承知している奴隷政治家達は、B層愚民を騙し、自らの残り少ない良心をごまかしつつ、これからも二世三世子々孫々、演じ続けずにはおれない。

 イルミナティによる日本民族の愚民化が完成に近づく中、このユダヤのクビキから日本民族を解放する信念と力量のある政治家群が新たに登場することは、非常に困難な状況にある。ビッグブラザー的監視システムが、そうした優秀な未来の指導者達の存在をいち早くキャッチし、イルミナティ陣営に取り込めなかった場合は、世に出る前、早い段階で潰してしまうからである。

 こうした新・大政翼賛政治体制(新55年体制)下で、次々とB層愚民を食い物にする法案・政策が現実化され、官僚・マスコミ・奴隷政治家・外資系企業家を潤しつつ、奴隷化先進国「日本」は、人類家畜化計画の成就に向けて一直線に進んでいく。

 もちろん、うまくやったとほくそ笑む走狗政治家も、いずれ日本民族が滅べばそこでお払い箱。朝鮮人に犬鍋で煮られてしまうのである。

                                 ~次回に続く~

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