札幌SORA~「blog meeting」

摂食障害の自助グループです。活動案内・参加方法は2024年1月31日のブログ記事にて掲載しています。

父の優しさ

2011-02-28 12:41:00 | 日記
昨日から実家に帰っている
10日ぶりかな

その間、父には数回メールをしたのと一回声を書くのに電話をした
その時は老人会の集まりで少し飲んで気分がよさ気だった

「お父さん全然連絡しなくてごめんね~元気にしてる
「元気だよ 尚子は調子どうだい お父さんこそ連絡しなくてごめんね。。。」

こんな会話前なら想像がつかなかった
同じ安否を気遣うのでも、そっちからするべきだ
とか、何で電話くらいメールくらいよこさないんだ
とかみ合わない

わぁ何だか同じことでも、こうも変わるものかと思う
人間の心の持ちようって変わるもんなんだなぁ

昨日も帰ったら、私が買えるからってイッパイこと料理作ってくれていて
イカと大根の煮物・きり干し大根・肉と野菜の炒め物・お味噌汁
どれも美味しかったです

なに飲むの
お酒・ビール
って聞いたら家ではお酒は今止めてるんだって
今のお医者さんに(先生が変わった)、肝機能が少し悪いようだからって
(多分薬の飲みすぎです)
薬も減らされ、お酒も控えるようにと言われたそうです
良い事良い事
だからお水で乾杯
食卓には母の写真も一緒

後片付けは私の役目
多分私が来るからと、いろいろキレイにしたみたいだけど
気になるとこはあったから嫌みのないようにやっときました

フキンの漂泊の仕方を教えて欲しいと言って
2人でフキンやまな板の漂白をしました

そう言えばお母さんもそうやってたな。。。と言いながら
尚子が女の子で良かったな、と

でも私、夜が重たくて、夜中に起きて食べだしてしまったの。。。
静かに起きたつもりだけど、起こしちやって、ストーブ入れてくれたり背中にブランケットをかけてくれた父

前なら、こんな時間に食べるの止めろ
とか嫌みは一言も三言もあったのに、昨日は何も言わなかった

摂食のことはわからなくても、私の体を心配してくれる父
この父のためにも健康になって、支え合っていきたいな
と思いました

お父さん
米持ってくか、トイレットペーパーはあるのか、ティッシュはあるのか。。。
家にあるもの持って行って良いぞ

ありがとう
大丈夫だよお父さん

今度は百か日に帰りますね

おとうさん頭薄くなったな。。。
私は今回の事で白髪が増えた
お互い歳なんだよね。。。

優しさをありがとう

ライター ナオ


【札幌 SORA】のミーティング予定です                     
◆参加条件:摂食障害者本人(現在・過去)
16歳以上の女性
                              
◆基本は、毎月、第1月曜日と第3日曜日です

急な変更は前日までアップします

3月7日(月)4階の1番のお部屋です・3月20日(日)
4月4日(月)・4月17日(日)
5月2日(月)・5月15日(日)

いつも、ミーティングは、14:00~15:30    
13:50から入室できます

ミーティングの後、1時間は、
雑談(フェローシップ)の時間もあります
ワイワイ、ガヤガヤお話ししましょうね

◆場所:札幌エルプラザ  札幌市中央区北8条西3丁目
 4階or2階  JR札幌駅北口から徒歩3分ですよ   
 ※1階の案内ボードで、お部屋を確認してくださいね

◆問い合わせ
このブログでのコメント(公開されてもかまわないものに限ります)
郵便
〒060-0808 札幌市北区北8条西3丁目 札幌エルプラザ2F
札幌市市民活動サポートセンター内 ケース№197 札幌SORA 宛
FAX 011-728-7280
お返事は10日前後かかることがございます
郵便の場合は往復葉書または返信用封筒をご同封ください


リンクフリーではありません
リンクご希望の方は、コメント欄にて、貴HPもしくは貴blogのアドレスをご連絡ください
折り返しご連絡いたします
よろしくお願いいたします
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仲間からの相談。。。利尿剤

2011-02-27 11:58:00 | 日記
仲間からの相談を、彼女の承認を得て記事にさせていただきます

彼女の相談は

生理前の黄体期の体の浮腫みと尿の出辛さがストレスで、ドクターに利尿剤の処方を頼んでみましたが、
「そんな危険な物は出せない」と言われました
でも諦めきれず、個人輸入して数日服用しています
結果、体はスッキリしましたが、体重を増やしたいのにドンドン体重が落ちています
利尿剤と何か関係がありますか

という内容でした

以下、私の返事です

利尿剤は止めましょう
体の水分を
無理やり抜くと言う事は
血管の水分も抜きます
体の臓器の水分をかなり抜きます
心臓・腎臓に大きな負担をかけます
代謝も悪くなるし、免疫力も、抵抗力も落ちます

通常の生活での浮腫
生理前の浮腫は
普通に皆さんあります
後はリンパの流れの滞りの浮腫は、リンパのケアで解消されます

私のリンパマッサージも母の浮腫痛みの解消には役に立ちました
母ほど浮腫んでいても利尿剤は処方されていません
ある場所だけの浮腫で、抵抗力の弱い母には危険が伴うからです

私が肝硬変で全身浮腫の時も、利尿剤は処方されませんでした

それほど慎重に扱う薬だと理解してください

先生が処方をしない理由は、必要がないから
あと、利剤尿は下剤(整腸剤)のように、薬局では売っていない理由でもあります
日本では、誰でも手に入れる事ができない薬になっています

こわがらないで
でも直ぐに止めてください
リンパエステは、今度教えてあげるからね

絵文字もなく淡々と事実を伝えたメールを送信してから、彼女大丈夫かなぁ。。。
と心配になりましたが、暫くして返事がきて、
ナオさんの真剣さが伝わってきました
と正しく捉えてくれました

だからこそ、仲間にも同じことを考えてる人が居たら知らせたい
と記事アップを快諾してくれました
ありがとうね~

彼女はすぐに薬を止め、その薬は捨てたそうです
知りたがってた仲間や、不安がっている仲間はいると思います

この回答は私の知識ではなく、ちょうどA病院に行ってた時だったので看護師さんに聞きました

私も薬局で売ってないと聞き
なるほど。。。と納得しました

あとね
私が肝硬変で「血小板が2」と水みたいな時、(標準値最低は12か13くらいなはず)
一緒に入院していた女性がやはり肝臓が悪くて血小板点滴をしていたの
私、先生に
「私にも血小板点滴してください」
ってお願いしたら
「貴女の場合そういう問題じゃありません
って一括されました

酒を止めれば値は戻るアルコール性肝硬変だったから、と後からわかりました

アル依は内科では冷たく扱われるのよね~
ここらもどうにかして欲しい医療業界
アルコール止められなかった時
「死にたい人がくる病院じありません。病気を治したい人が来る病院です
確かにそうだけどさ
ショックを受けたのも事実です
精神科に行くと
「よく来ましたね
と言われた
ホッとしたのを覚えてます

このギャップおかしいよ
今でも
「あんな言い方ないよなぁ~
と思います

ライター ナオ


【札幌 SORA】のミーティング予定です                     
◆参加条件:摂食障害者本人(現在・過去)
16歳以上の女性
                              
◆基本は、毎月、第1月曜日と第3日曜日です

急な変更は前日までアップします

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ミーティングの後、1時間は、
雑談(フェローシップ)の時間もあります
ワイワイ、ガヤガヤお話ししましょうね

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 4階or2階  JR札幌駅北口から徒歩3分ですよ   
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「生きた証」Last Stage

2011-02-25 14:25:00 | 日記
医者が誰よりも一番偉い!(私だけかな…?)
この思考はこれからどんどん変わるという気がする

それぞれが素晴らしい仕事や命だが、一番戦っているのは病んでいる患者さん本人なのだと思う

患者の心と体をどうサポートするかが、専門家や家族の役割なのだと、改めて思った昨日でした


札幌SORAの活動も
摂食障害の経験者

私たちは経験した本人だからこそ、仲間の心の痛みがわかる

経験は自分も人も変えられる!!

昨日の話で、私の中の病気が整理できたのと同時に、札幌SORAの活動の役割の大切さを再確認できました (^O^)

仲間のみんなありがとう

て…言いながら昨日、爆発的な食行動をしてしまった私(汗)

私ったら、全然~格好よくないです(笑)

これが私…
人間っぽいです

食い過ぎたけど吐ききれなかった昨日…で、今日は最悪 f^_^;

しかし…知り合いにいっぱい会うなぁ~
今回の入院はコソコソしてないから、笑顔であいさつしています

今、先生きた!
だけど、話時間ないんだって(泣)

Writer ナオ


ミーティング案内
3月7日(月)
3月20日(日)

エルプラザにて

ミーティングは
14時~15時30分
フェローシップは
15時30分~16時30分

お待ちしております
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「生きた証」Part 3

2011-02-25 14:18:00 | 日記
ただでさえモルヒネという麻薬を使う緩和

私はアディクションの世界で、ある意味…薬物の知識があったから落ち着いていたが両親は違う

ガンの痛さに対して、ロキソニンと座薬とシップ⇒モルヒネ

身近で痛さの辛さを感じてる私は、選択はどうであれ提案がもう少し早ければ…と昨日は個人的な見解を言った

ドクターは提案のタイミングは難しい
家族によりいつもベストは心がけてるが、本人や家族が受け入れるか否か…受け入れたにしても、それにかかる時間もまちまち

わかりますとも

今回の勉強会はスタートにすぎない

母と家族がガンと向き合った「生きた証」これからの現場でお役に立つだろう

勉強会により、両ドクターに母と家族を振り返っていただけたこと嬉しく思います

こんな素晴らしい母の供養はあるだろうか!!

たくさんの患者さんがいる中で、母の大好きだったドクターたちの忘れられない記憶となった

私が退院したら、今度はBクリニックのドクターを訪ねて話を聞く

私は経験した家族として、A病院ともBクリニックとも繋がっていく

今、これから医師を目指す研修の中でホスピスの研修が必須になってきてるらしい

ホスピスは心のセラピー

私の仕事や札幌SORAの活動が「話を聞く」ということが「癒し」に繋がるという基本を、今やっと!学びだした医療業界

今まではドクターの役割・看護師の役割・家族の役割…
と分けていた人と接するというコミュニケーションの基本

昔のドクターは勉強してこなかったんだって(驚)

不思議だね…一番大切なこと

私の今の仕事にしている「リンパセラピー」を習った生徒さんが、看護師やケアマネなど、医療従事者が多かった

私が身につけたスキルは、エステの要素より、医学に基づいたものだったから

薬では治せない心と体のケア

患者さんはドクターには「大丈夫です」と笑顔で接していても、安心した看護師さんや家族には「痛い、寂しい、苦しい…」を伝える

体に触れながら痛く浮腫んだ体のリンパを流すと同時に、心も癒す

この役目は多分…ドクターでは手が届かないが、知っていてもらいたい
ドクターに知っててもらうだけで、どれだけ患者さんはや家族が癒されるかを!

専門分野は違っても、わかりあうこと、尊重しあうこと、助け合うことは、ますます求められる時代

続く…
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「生きた証」Part 2

2011-02-25 14:11:00 | 日記
末期のガンは再発したら死に向かう可能性が高い

精神疾患や摂食障害のように治る病気ではない?

A病院は全国でも三本の指に入る、食道ガンの術例が多く有名な病院

その中の名医の部長が、母の主治医だった
だからドクターはこの病気で出会った患者さんは数えきれないだろう
全員を自分が最期まで主治医で見送った
先生の元を離れたのが母が初めて
何だかここら辺からして
既に日本はズレている
と感じた私
(母のことで私なりにホスピスを勉強しました)

A病院の主治医
Bクリニックの主治医
それぞれの医師が母の全てを振り返ってくれた
家族のことが語られた時間

母のことを思い出し泣いていたスタッフもいたと言う

Bクリニックのドクターには、私は手紙やmailで知らせていたことがある

私たちの家族の抱える問題
その中で最期を自宅でと選択した家族
その意識のギャップ
山本家は、母がずっとキーマンであったこと
伝えた上で接してもらった

往診にくるだけでも表面も割とわかりやすいが、内情まで知るのには時間がかかるし内情を知ってこそ適切な治療ができると判断した私

今回は時間がない…

私は自分の病気のことも、家族の共依存のことも、家族個々の性格も…語った
そして日々起きる母のためとは言え、父と私の対立
その中での母の苦悩と苛立ち、涙…を伝え続けた

私なは父との対立のストレスは、ここで解消された

その約2ヶ月間の命と向き合った時間

A病院にはできない治療

ひとりの患者に対して、出来る限りでいいから歩み寄って欲しい
ひとりの力で無理なことはチームの仲間の力を借りて

母にはA病院も必要だった
病気を見つけていただき、大きな手術も成功に導き、その後の治療も
化学療法しか提案できないA病院
患者の痛みを取る、心を癒すのが目的のBクリニック

どこで切り替えるか…
どこで提案するか…

A病院のドクターも看護師もこれからの課題と言っていた

時間が限られた中で、その提案が一日違うだけで、選択の良し悪しが問われる
少しでも後悔の少ないように

今回の母を振り返っても、化学療法から緩和へ
この切り替えはA病院でなされたわけですが、母は緩和イコール主治医と離れること
寂しい…が伝わってきた

A病院は母には、主治医が増えるだけ
と上手に説明した

不安はいけない

続く…
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