髯仙人の気まま歌

 60代の気まま爺の気まま歌。

 こんな へんてこな 爺も おりますぞ

沙美の浜(日本渚百選 倉敷市)2014 9/27

2014-09-27 12:36:06 | 日記
①わが幼な 浜の遊びの 日々遠く 老いて静けく 釣り糸を垂る

②海来れば 共に遊びし 人偲び 過去をさまよふ 老い人のわれ

③たおやかな 海、島、浜に 蜃気楼 直線、直角 コンビナートは

④島影と 変わらぬ大き 黒船ぞ 水島港へ 貨物船交ふ

⑤瀬戸晴れて 遠からずまた 近からず 塩飽島々 讃岐の山見ゆ

⑥ゆったりと 寄す波音は 時刻み 行く夏いくつ 人は老ゆるもの

⑦釣り人が 波音を縫い 声交わす わが国なまり つきづきしかも

⑧潮だまり 小海老、小魚 貝、小蟹 つかの間なるか コミュニティあり

⑨さびしきは 秋の砂浜 この夏の 喧騒西の 空に消えたり

⑩ゆったりと 寄す波音の ここちよく わが血流に 呼びかけてゐる