~Cat walk~

海猫さん家の日常+

久高島★ウプグイ★

2012-02-26 10:36:37 | お出かけ
次に向かった先は外間殿・ウプグイと呼ばれているところです。

外間殿(ふかまでん)は、久高殿(ウドゥンミャー)と並ぶ島の二大祭祀場の一つ。


お日様も元気で暑い~







言い訳の始まりではないですよ(笑)

ちゃあんとお話し、聞いて参りましたよ。



琉球王朝第二尚氏三代尚真王(だいにしょうしさんだいしょうしんおう)の時代に

定められたノロ制度。

王府任命のノロ職は公事ノロという公式の役職だったのです。

そしてそのノロは、外間家から選ばれいました。

シマノロはタルガナー家(久高家)から選ばれていました。

そして『殿』という祭祀場ができました。

これが外間殿と久高殿というわけですね。


敷地内で一番大きな木。

そう言えば久高殿にも同じ大きな木がありました。








外間殿・ウプグイにやってきました。








そしてこちらも大事なものです。








木で造られた生垣のようなものです。








これは本土言う『鳥居』のようなものですが、中をくぐる事は出来ません。








沖縄のお墓って亀甲墓と呼ばれるもので、

緩やかな傾斜面に建っているのを見かけます。

亀の甲羅状の石の屋根から名前は来ていると勝手に理解しています。

屋根の下にはお墓によって広さは異なりますが、

4畳くらいの石室が設けられています。

広ければ8畳もあるお墓もあります。

その形状は本土のお墓とは全く異なり、

母の胎内、子宮を表しているとか。

そこから人が生まれてきて、死して子宮に戻るんですね。

長くなりましたが、この鳥居も母の胎内、子宮を表しているそうです。








島にはいろいろな行事がありますが、ほとんどの行事が

外間祝女と外間根人が祭祀となって、ここで執り行われるそうです。








この外間殿は、天頭神(天の神の総帥)、玉礼乃神(太陽神)、松乃美神(月の神)、

ニレー大主神(竜宮神)、アマミキヨ神(国造りの神)百畑地方照乃神(植物の神)、

梁万神(健康の神)などが祭られている島でも重要な場所。








久高島では子供が生まれると、外間殿で根神である神職者による

名づけの儀式が執り行われたそうです。








この香炉はとても大切なものです。








ミウプグイミンナカと呼ばれる大香炉。








昔は○○が生まれたよ、○○が亡くなったよと、この香炉に全て報告していたそう。

火に関わるお話もあり、色々と言い伝えがありすが、とても重要なものなのだそうです。






こちらの建物は、英祖王統五代西威王(えいそおうとう ごだい せいいおう)の産屋跡だそうです。








そのまた左手奥にあるこの建物、何だったか思い出せません…。








そして更にその奥にある建物。

こちらは妹の住んでいた場所だったと思います。

妹というのは、琉球の島々の創成神であるアマミキョさんです。








さて、陽が差して暑いので木陰で待っています…。

何を待っているかと言いますと、トイレから戻るのをです。

左手の白い建物がトイレでございます。








ここを逃してしまうと、私どもの向かう先にはトイレがございません。

と言う事で海猫はとくじんで行きましたから、

この辺りをフラフラ♪



久高殿に行った時から気になっていたのですけど、

この神紋は桜ですよね~








こちらの産屋は八重桜なのかな?








コノハナサクヤビメさんが祭ってある所が桜というイメージでしたが、

そうでもないのね~




おっ♪ 保護色で解りづらいですが、








島猫さん、み~っけ♪






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