久高島は、琉球神話聖地の島。
琉球の創世神アマミキヨが、天からこの島に降りてきて
国づくりを始めたという神話の島です。
沖縄の島は数島行きましたが、久高島は特別気にしなければ
ならない島であると思い、ガイドさんをお願いしました。
久高島は今まで訪れた島より観光開発がほとんどされていません。
集落は昔ながらの雰囲気を残しています。
入ってはいけない場所や気を付けねばならない事が多々ありそう…。
そして昔の沖縄の離島を想像すると、聖地や名所もほとんど標識がなかったり、
標識があっても目立たなかったりしたため、通りぎてしまう可能性も考えました。
地元の人に聞かないと探すのは難しい場所もあるかも知れない。
でも日中に地元の人に運よく会えるのかしら?
そんな事で、『久高島振興会』でガイドさんをお願いしました。
2時間コースと3時間コースがありました。
2時間 4名まで5,500円 7名まで7,500円
3時間 4名まで7,500円 7名まで10,500円
ガイドさんが運転する車での島内の観光になります。
予約制で大人数は不可のようです。
島には貴重な自然が残り、聖域であり生活の場でもあります。
久高島を守る為に、大人数でのガイドは控えさせていただくという事です。
(昔外部からの干渉により、静かな島の生活を脅かす出来事がありました。)
また、祭祀の関係で受付ができない日もあります。
予約をしてから祭祀が入る事もあり、入る事の出来ない場所を避けての
観光となりますので、これは運なのかも知れませんね(^_-)-☆
久高島振興会では、ガイドさんの他にも、スノーケルツアーや体験ダイビングも
行っていますよ。
ガイドツアーの予約:098-835-8919 久高島振興会
交流館でガイドさんと待ち合わせ♪
交流館横に咲いていたハイビスカス
八重咲もきれいね~♪
すぐにガイドさんとはお会いできました。
ガイドさんって今まで男性が多かったのですけれど、
今回は女性のUさん♪
東京にお住まいだったとか。
こちらの方とご結婚されて島に住んでいる方でした♪
最初に向かった先は畑です。
現在でも残っている、『久高島土地総有制』についてでした。
畑の向こうには小学校でしょうか。
時間を知らす鐘が音楽だったのが印象深い。
地割制度を継承した畑地は、短冊状に分割されています。
久高島の土地は村有地等除き、すべてが共有地。
琉球王朝時代の地割制度が唯一残っています。
久高島のすべての住民は、共同体の一員として暮らしています。
若干の国有地はあるようですが、それ以外の土地は個人所有の土地は有りません。
全て共同体にて所有されています。
住民は16歳になると、300坪の畑と、100坪の住居用の土地が与えられます。
何歳だったか忘れましたが、最終的には共同体に返す決まりだという事です。
住宅を除いて、畑は相続できないことになっていようです。
そして畑は300坪与えられますが、1箇所だけでなく分散されています。
1箇所で作物が取れなくても、他では取れたりする事もあるからだそうです。
短冊状に分割された畑。土壌は赤土ですね。
広い畑のようですが、2m×10mくらいに細長く区画されています。
この畑の向かいにある琉球様式の民家。
高さ約2メートルの塀の中にフクギの垣根も見られますね。
琉球様式の赤瓦の平屋。
家を取り囲む石造りの塀とフクギ。
強い日差しや台風などの強風に耐えうるように作られた沖縄特有の家です。
ここでの特徴は、家の入口の塀の中に、更に2m×3mの壁がある事です。
この塀は『ヒンプン』と呼ばれる壁です。
塀から入って3m奥の辺りでしょうか、設置されています。
塀に門がない代わりにこの壁を設置してあり、
外から中を見ることはできないようになっています。
きっと魔よけで、悪いものが塀の外から入ってくるのを跳ね返すという
意味合いがあると思います。
注目すべき点はこの塀や壁が、今から540年前に造られたものだという事。
また、組まれている石は不揃いですが、その石はパズルのように組まれています。
石と石の間には隙間くハガキ1枚も通らないとか。
この塀や壁は、そしてこの家屋の主を含め、かつて大きな財力を
持っていたことを示しています。
海上貿易にお話は続くのですが、ここまでにしておきますね (*^_^*)
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琉球の創世神アマミキヨが、天からこの島に降りてきて
国づくりを始めたという神話の島です。
沖縄の島は数島行きましたが、久高島は特別気にしなければ
ならない島であると思い、ガイドさんをお願いしました。
久高島は今まで訪れた島より観光開発がほとんどされていません。
集落は昔ながらの雰囲気を残しています。
入ってはいけない場所や気を付けねばならない事が多々ありそう…。
そして昔の沖縄の離島を想像すると、聖地や名所もほとんど標識がなかったり、
標識があっても目立たなかったりしたため、通りぎてしまう可能性も考えました。
地元の人に聞かないと探すのは難しい場所もあるかも知れない。
でも日中に地元の人に運よく会えるのかしら?
そんな事で、『久高島振興会』でガイドさんをお願いしました。
2時間コースと3時間コースがありました。
2時間 4名まで5,500円 7名まで7,500円
3時間 4名まで7,500円 7名まで10,500円
ガイドさんが運転する車での島内の観光になります。
予約制で大人数は不可のようです。
島には貴重な自然が残り、聖域であり生活の場でもあります。
久高島を守る為に、大人数でのガイドは控えさせていただくという事です。
(昔外部からの干渉により、静かな島の生活を脅かす出来事がありました。)
また、祭祀の関係で受付ができない日もあります。
予約をしてから祭祀が入る事もあり、入る事の出来ない場所を避けての
観光となりますので、これは運なのかも知れませんね(^_-)-☆
久高島振興会では、ガイドさんの他にも、スノーケルツアーや体験ダイビングも
行っていますよ。
ガイドツアーの予約:098-835-8919 久高島振興会
交流館でガイドさんと待ち合わせ♪
交流館横に咲いていたハイビスカス
八重咲もきれいね~♪
すぐにガイドさんとはお会いできました。
ガイドさんって今まで男性が多かったのですけれど、
今回は女性のUさん♪
東京にお住まいだったとか。
こちらの方とご結婚されて島に住んでいる方でした♪
最初に向かった先は畑です。
現在でも残っている、『久高島土地総有制』についてでした。
畑の向こうには小学校でしょうか。
時間を知らす鐘が音楽だったのが印象深い。
地割制度を継承した畑地は、短冊状に分割されています。
久高島の土地は村有地等除き、すべてが共有地。
琉球王朝時代の地割制度が唯一残っています。
久高島のすべての住民は、共同体の一員として暮らしています。
若干の国有地はあるようですが、それ以外の土地は個人所有の土地は有りません。
全て共同体にて所有されています。
住民は16歳になると、300坪の畑と、100坪の住居用の土地が与えられます。
何歳だったか忘れましたが、最終的には共同体に返す決まりだという事です。
住宅を除いて、畑は相続できないことになっていようです。
そして畑は300坪与えられますが、1箇所だけでなく分散されています。
1箇所で作物が取れなくても、他では取れたりする事もあるからだそうです。
短冊状に分割された畑。土壌は赤土ですね。
広い畑のようですが、2m×10mくらいに細長く区画されています。
この畑の向かいにある琉球様式の民家。
高さ約2メートルの塀の中にフクギの垣根も見られますね。
琉球様式の赤瓦の平屋。
家を取り囲む石造りの塀とフクギ。
強い日差しや台風などの強風に耐えうるように作られた沖縄特有の家です。
ここでの特徴は、家の入口の塀の中に、更に2m×3mの壁がある事です。
この塀は『ヒンプン』と呼ばれる壁です。
塀から入って3m奥の辺りでしょうか、設置されています。
塀に門がない代わりにこの壁を設置してあり、
外から中を見ることはできないようになっています。
きっと魔よけで、悪いものが塀の外から入ってくるのを跳ね返すという
意味合いがあると思います。
注目すべき点はこの塀や壁が、今から540年前に造られたものだという事。
また、組まれている石は不揃いですが、その石はパズルのように組まれています。
石と石の間には隙間くハガキ1枚も通らないとか。
この塀や壁は、そしてこの家屋の主を含め、かつて大きな財力を
持っていたことを示しています。
海上貿易にお話は続くのですが、ここまでにしておきますね (*^_^*)
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