島で一番古いとされている大里家。
大里家、ウプラトゥと小さく下に書かれています。
島で一番古いとされている建物が、大里家(ウプラトゥ)です。
今は誰も住んでいないそうで、お写真が見つかりませんが、
琉球様式の古い家屋です。
その建物のすぐ横に御嶽所がありました。
拝所の周りには木が生い茂って囲んでいるように見えます。
五穀の神様『アカツミー』(男性)と『シマリバー』(女性)が祀られています。
左側に大きな釜が置かれていますね。
こちらにも小型ではありますが、香炉がありました。
大里家には言い伝えが残されています。
アカツミーがイシキ浜で漁をしていたところ、沖のほうから壷が流れてきました。
彼は拾おうとしましたが、沖に流されて上手く取れません。
そこで家に帰りシマリバーに話した所、まずはヤグルガーで身を清め、
白い着物を着て行けば簡単に取れるだろうと教えてくれました。
彼はその通りにして改めてイシキハマに行ったところ、
壷は難なくアカツミーの白衣の袖に入り取る事ができました
その壷を開けてみると、麦、粟、アラカ、小豆の種が入っていて、
その中から麦と粟の種をハタスという所に植えて、
その壷もそこに埋めました。
麦と粟は、ここから島中に広まり、沖縄全体にも広められました。
また、大里家には恋の逸話も残っています。
琉球17代王、尚徳王がこの家の美しい神女クニチャサと恋仲になり、
政治を顧みず久高島に滞在している間に首里で反乱が起き、
王位を退けられてしまいます。
王はそれを知り首里へ帰る途中、海へ身を投げ死んでしまい、
クニチャサはこの家の庭のガジュマルの木に首をつって自殺してしまいました。
クニチャサはこの家で生まれ育ったと言われています。
御嶽所の建物対面の木が強い日を和らげてくれています。
それらの木が生えている元には、多分サンゴだと思うのですが。
ちりばめられ拝所となっていました。
ウプラトゥは、今は誰も住んでいませんが、
御嶽所として大切にされている場所なのですね(*^_^*)
イラブー(海蛇)の薫製小屋へ戻って参りました♪
次に向かう先は、アカツミーが身を清めたヤグルガーです。
壺が流れてきたイシキ浜やクボー御嶽なども行ってきましたので、
順を追ってUPしていきたいと思います(^_-)-☆
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島で一番古いとされている建物が、大里家(ウプラトゥ)です。
今は誰も住んでいないそうで、お写真が見つかりませんが、
琉球様式の古い家屋です。
その建物のすぐ横に御嶽所がありました。
拝所の周りには木が生い茂って囲んでいるように見えます。
五穀の神様『アカツミー』(男性)と『シマリバー』(女性)が祀られています。
左側に大きな釜が置かれていますね。
こちらにも小型ではありますが、香炉がありました。
大里家には言い伝えが残されています。
アカツミーがイシキ浜で漁をしていたところ、沖のほうから壷が流れてきました。
彼は拾おうとしましたが、沖に流されて上手く取れません。
そこで家に帰りシマリバーに話した所、まずはヤグルガーで身を清め、
白い着物を着て行けば簡単に取れるだろうと教えてくれました。
彼はその通りにして改めてイシキハマに行ったところ、
壷は難なくアカツミーの白衣の袖に入り取る事ができました
その壷を開けてみると、麦、粟、アラカ、小豆の種が入っていて、
その中から麦と粟の種をハタスという所に植えて、
その壷もそこに埋めました。
麦と粟は、ここから島中に広まり、沖縄全体にも広められました。
また、大里家には恋の逸話も残っています。
琉球17代王、尚徳王がこの家の美しい神女クニチャサと恋仲になり、
政治を顧みず久高島に滞在している間に首里で反乱が起き、
王位を退けられてしまいます。
王はそれを知り首里へ帰る途中、海へ身を投げ死んでしまい、
クニチャサはこの家の庭のガジュマルの木に首をつって自殺してしまいました。
クニチャサはこの家で生まれ育ったと言われています。
御嶽所の建物対面の木が強い日を和らげてくれています。
それらの木が生えている元には、多分サンゴだと思うのですが。
ちりばめられ拝所となっていました。
ウプラトゥは、今は誰も住んでいませんが、
御嶽所として大切にされている場所なのですね(*^_^*)
イラブー(海蛇)の薫製小屋へ戻って参りました♪
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壺が流れてきたイシキ浜やクボー御嶽なども行ってきましたので、
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