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リラ冷え

2017-05-15 06:33:54 | その他
こんにちは。
昨日今日と寒い日が続きます。
春らしい暖かい日と思えば、急に寒くなったり、
この時期は、気温が急激に変化します。

北海道、特に札幌周辺では、この冷え込みを
「リラ冷え」と言います。

リラとは、フランス語で「ライラック」を意味するそうです。
(因みにライラックは英名で、和名はムラサキハシドイです。)
ライラックはモクセイ科の落葉中木で、
5月下旬から6月中旬に紫や白色、房状の花を付ける花木です。
札幌近郊では現在、つぼみの状態です。

花もさることながら、花には芳香があり、庭木に好まれます。

上述の通り、5月下旬頃から咲き始めるので、
この時期の冷え込みを「リラ冷え」と呼んだのでしょう。

これは、オホーツク海高気圧の影響で、
北海道に冷たい風が吹き込む事が原因なのだそうです。

北海道では、これを過ぎれば、何となく初夏らしくなります。
ライラック祭り、よさこいソーラン、北海道神宮祭と続きますね。

「リラ冷え」と言う言葉は、
江部乙(滝川市)出身の榛谷美枝子さんという俳句人が
1960年に詠んだ句、「リラ冷えや 睡眠剤は まだ効きて」
から来ています。
更に、上砂川町出身の作家、渡辺淳一さんがこの「リラ冷え」と言う
言葉を好み、1971年に世に出した「リラ冷えの街」の人気と共に、
世に広まったと言われています。

植物から文学まで・・。

庭木に文学の香り、ライラックを植樹しませんか?

K。
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