ドキドキして読みはじめて、すぐ、読み終えた。
1時間くらい。
最初、クセが強いが、すぐ慣れる。
要するに、独白調(モノローグ)。
痛い女子。
ただ、痛すぎるわけではない。
作風はこんがらがっている感じが無く、非常にクリア、
読み手によって、てんでばらばらな解釈にはならない、かな。
だから、非常に映像化向き。
そして、たぶん、今だったら普通に受け入れられる感じ。
今、蜂の子を喰いながら、これを書いているが、
人間とか生物の本能というものを正面で捉えようとしているように思える。
虫を食べるのって、キモイ、と言う人もいるだろう、
でも、本能的にタンパク質が足りなければ、美味しそうにみえるのが、
セミだったり、蜂の子だったりするわけで。
あーじゃ、こーじゃ、言いながら、
この小説が描いている主人公は、
割と、生存競争に逃げずに挑んでいく、現代の女勇者像なのであります。
彼女の作品は、若干、めんどくさい、という偏見を持っていたが、
全部、晴れた。
松岡茉優主演で映画化されます。
どういう演出されるか知らんけど、
普通に勇気をもらえる感じに仕上がってるんちゃう、知らんけど。
映画紹介サイト行くと、ネタバレしちゃうので、おすすめしません。
一つ,売り方に文句言うとすると、
恋愛小説
って言うんか!?
こういうの!?