さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

今朝の公園にて。

2007-05-31 22:37:56 | Weblog
いつもの如く、私と妻は陸君を連れて朝の散歩へ。立ち寄り場所となっている公園が近づくと、私と陸君はダッシュで向かう。ほんの小さな公園だが入口に差し掛かると、人の気配がある。

この時間帯は誰も人がいないのだが、いつも私たちが座る場所にひとりの高校生とおぼしき若者が座っていた。陸君はそちらが気になる様子で駆け寄ろうとするが、私は懸命に抑えて、離れた別のベンチに腰掛けた。
高校生はしきりに携帯電話を操作している。メールを打っているようだ。遅れて妻が到着し、その様子を見る。

白いシャツに、黒いズボン、スニーカーを履き、目の前には自転車を停めている。髪型も普通、夏の制服を着たまじめな高校生という風情だ。なおも一心不乱状態でメールを打ち続けている。私たち、2人と1匹は、こんなところでなにしてんだろうと。午前9時の少し前である。

彼はメールを送信し終わると、私たちの視線が気になったのか、直ぐさま自転車に跨り、立ち去った。妻がぽつりと言った。今からじゃ、たぶん遅刻よね。私は返した、学校へは行かないだろう。あとで、言い過ぎたかな、と。東京では、そんなガキンコが渋谷なんかにわんさかいるもの。堂々と制服でね。都立の高校生は制服のないところが多いから、ましてわからぬ。でも、ここは大分。言い過ぎに、ちょっと反省。

さて、メールの送り先は。同じ高校生じゃないよね。その時間に送るのなら。バイトの女性で彼女の仕事が始まる前に、メールしておきたかった。あるいは、などと想像するが、私は最近の若者事情にはとんと疎い。わかりません。それより、若者よ、しっかり勉強せいよ。豊かな知識や教養は、豊かな人間関係を広げてくれるから、と誰かが言っていたから。

NHKの気象情報番組がない。

2007-05-30 21:47:24 | Weblog
大分に来て、テレビを見られるようになったが、テレビが見られない期間が3週間ぐらいあって、以前よりは見る時間も格段に少なくなっている。それでも、NHKの気象情報はなるべく見るようにしていた。傘を持ち歩くのが嫌いな私に、天気予報は重要な情報源だから。

特によく見るのは、昼前の午前11時54頃からと、夜の午後6時54分頃から気象情報。東京で見ていたときは、タイトルバックに明治神宮向かいのNHK屋上あたりから捕らえたグラウンド近辺や体育館の風景が入り、聞き慣れたメロディ効果音が流れる。

最初の3分間は全国の概況や予報、次に首都圏の稀少情報に切り替わる。この首都圏の部分が、地方局によって差し替えられるものと思っていた。大分で、この気象情報を見ようとして、その時間帯になると気象情報がいつの間にか始まっている。メリハリもなく。あれっ、民放だったっけ、いや違う、NHKじゃん。などと戸惑う。

今日、新聞の番組欄を見て、はっきりと解った。気象情報としての単独番組がないではないか。テレビ欄によるとその時間は、昼前なら正午のニュースまでの15分間、夜なら7時のニュースまでの50分間、大分放送局としてのニュース放映で、その中の1コーナーとして気象情報を取りあげていたのだ。なんか変だなー、変だなー、と見ていて、新聞を見てやっと気が付いたのだ。

タダでさえも、民放3局による番組内容がへんてこりんなのに、NHKもいい意味で地方ならではの個性が出ている。落差と言えないでもないが。ちょっぴり東京での気象情報も懐かしいけど、この大分のそんなのも含めた番組内容に、慣れるまで時間が掛かりそうだ。なにより、テレビもじっくり見なくては。

大分郊外のわさだタウン。

2007-05-29 15:05:55 | Weblog
この前の新聞の折り込みに、わさだタウンの大きなチラシが入っていたが、場所が遠いと思って、行こうともしなかった。でも、地図で見ると、なんだか分かりやすい道なので、ちょっと行ってみることに。

で、わざわざ、という感覚だったが、交通渋滞もなく、結局家から車で20分で着いてしまった。交通手段が車、また車が主な移動手段の文化というのは、私にとって思いも寄らない錯覚を招くものだ。

東京の時、杉並の浜田山から直線距離で6キロの渋谷まで、自宅から渋谷の目的地まで行くと、電車で30分以上は掛かってしまう。車で行っても、必ず渋滞に巻き込まれるし、駐車スペースを探すだけで大変だ。電車以上に時間が掛かる。深夜なら、スイスイ走れるが。

少なくとも、ここへ到着するまでの道路では信号に引っかかることも少なかった。わさだタウンも駐車スペースはたっぷり。ショッピングモールにしろ、駐車スペースにしろ、ひたすらだだっ広い。なるほど、そこが東京23区との違いかもね。

で、わさだタウンは様々なブランドショップがある。丸の内のような高級ブランドはないが。100円ショップも、ゲームコーナーも、シネマコンプレックスも。妻は、飲食店が多いと言う。どのお店もゆったり、品揃えも多い。通路も広い。3階から辺りを眺めると、道路の向こうは田んぼのよう。その向こうの高台に住宅地が拡がっている。こんな場所にも、というのが正直な感想。こりゃー車がなければ、生活はできまい。そんな車文化に慣れるまで、私は当分時間が掛かる。妻は、当たり前のようだが。

昨日は暑かった、大分の最高気温32.7度。

2007-05-28 17:30:29 | Weblog
午後2時過ぎ、陸君たちがいる納屋の温度計は、35度を突破。温度計は、床より1.8メートルの高さにあるので、彼らが寝っ転がっている床とはかなりの温度差があるが、それでも暑い。

私たちがいる室内も30度くらいだったと思う。でも、夏特有のうんざりする暑さからは、ほど遠かった。今日の新聞で気温を知って、そんなに暑かったのか、というのが正直な感想だ。

しかし、昨日の夕方の散歩で、陸君は少し様子が違った。いつもの登り坂が小さな公園まで続くショートコースなんだけど、結構ハーハーゼイゼイ。

その前日の夕方は、1時間ちょっと散歩だったので、物足りないかと思ったが、暑さのせいだったのだ。なるべく涼しい時間を選ばなきゃ。ということは、朝早く、わっ大変。

今年から気象庁が新設した、猛暑日、というのができたそうな。夏日が25度超え、真夏日が30度超え、猛暑日は35度超えって訳らしい。豊後大野36.1度、宮崎35.4度で、猛暑日が実現。ところで40度を超えたら、どう名付けるのだろうか。熱日、熱暑日、なんかどう。暑いより、熱いの方が、実感だろう。こうなると、人間は生きられないと思うけど。地球温暖化、そして海を越えてくる大気汚染のなせる技か。九州北部では光化学スモッグで、運動会が中止になったそうな。汚染に国境はないから。

妻に言った、料理への注文。

2007-05-27 15:31:12 | Weblog
妻は私に、よくこのように言う、今日は何が食べたい。で、私は冗談半分で、玉子焼きとほうれん草のおひたしと。冗談半分ということは、本気も半分だ。

私がひとり暮らしの時も、この2品はたまーに作る。玉子焼きは、なかなかうまく巻けない。しらす干しとかかつお節を入れると、うまく行くことが多かった。ほうれん草のおひたしは、1把をまるまる茹でるので、もちろん1回では食べきれない。2日以上経つと味噌汁に放り込んだものだ。

で、妻に言った注文とは。肉料理が多すぎる。かつて私だって、豚肉小間切れはよく買ったもん。味噌汁に放り込んで豚汁か、野菜炒めなんかで。妻は、肉、野菜、魚のバランスを考えてのことだけど、傾向として多すぎるので、肉は減らすように言った。メタボの心配もあるから。

次に油料理が結構多い。前回のどっさり天ぷら、魚もコロモを着けて揚げたりする。たぶん妻は油料理の摂りすぎだ。そんなわけで、もっと油料理を減らすように言った。

また妻は、煮魚に適したいい魚がないという。そりゃそうだ、妻は住んでいたのは岡山の郊外。種類も豊富な瀬戸内海産の魚が、選り取り見取りだったはず。大分では、いい魚は高いから。だから、さば味噌煮か、鰯の煮付けでいいじゃん、と。前も言ったけど、塩加減をやや薄めに。あと、欲をいえば、お漬物が欲しいと。すると妻は、昨日、本屋で漬物の本を買った。で、昨晩は、ほうれん草のおひたし、鰯の煮魚、蒲鉾と海苔を巻いた玉子焼き、具沢山の味噌汁。こんなんで十分です。私の体重もヤバイから。

○○が多い、大分。その3

2007-05-26 15:38:00 | Weblog
その3の○○は、太陽熱温水器です。何度か大分を訪れた昨年、日豊本線を走る電車の車窓から風景を眺めていると、民家の屋根にキラリンと輝くものが載っかっている。何だろう、とよく見るとそういうことかと納得。

今年に入って、土佐の宿毛から高知までの車窓でも、民家の屋根に多く見うけられました。間近で見ると、結構でかそうです。私が子供の頃の40年くらい前に、もっと単純なものが奈良の実家で近所の屋根にもありましたが、いつの間に見なくなった。

10数年前にある会社のコマーシャルを度々目にするようになって。しばらくして、強引な商法で問題になって、昨年旅した九州で久しぶりにその会社のコマーシャルを見た。

妻の実家の近所でも、太陽熱温水器を取り付けた家があると言ってた。ただ総重量が100キロくらいあって、一旦取り付けたらもう外せない。それに屋根にも負担が掛かるという話しでした。大分のこの近辺でも、取り付けている家は、総じて瓦屋根が多い。瓦でない新築住宅では、めったと見ない。つまり、お年を召した方に取り付ける傾向が高いのか。地震の時、大丈夫なんだろうか。

東京でそんな機器を屋根の上に見たことはなかった。まれに太陽電池パネルはあったが。大分、高知、という場所は南国で、太陽光の熱量も高く、屋根の上で勝手にお湯になってくれる、という原理でしょうか。でもそんなに負担の掛かる温水器より、太陽光発電機の方がこれからは汎用性が高いのに、発電機はまだコストが高いのでしょうね。ついでにいえば、大分の近隣は風の強い日が多い。風力発電もいいのではないか、と思うのですが。エコはいいのだが、製造から設置や維持までに対するリスクやコスト、普及の仕方、何よりもエネルギー効率、技術の進化に期待しましょ。

体重がヤバイ、57キロ台に定着。

2007-05-25 15:51:46 | Weblog
毎晩の食事前の入浴後に体重を量るのだけれど、ここんとこの3~4日、体重が57キロ台に定着してしまった。昨日は、57.5キロ。

一週間前は、56キロ台を維持できていたのだが、ちょっとやばい。一方、妻は大分に来てから3キロ減ったとか。妻の分を私が引き受けているわけではないが、再三自分でも指摘してるように運動不足だ。

夕方の陸君との散歩、できるだけ距離を伸ばしているのだが、私には無力のようだ。それが妻には、功を奏しているのか。見た目は変わらんけど。

現状のままで、体重を維持するには、と考えると、後は筋力トレーニングしかない。陸君に引っ張られて、腕や腰はほんの少し鍛えられているようだが。

腕立て伏せして、腹筋も取り入れて、筋肉量を増やし、基礎代謝を高めないと。ちなみに左は、カボチャと大崎水産の珍味蒲鉾の煮物、ご近所の潮干狩りのお裾分けでいただいた浅蜊の酒蒸し。ワンカップが半分に減りました。真ん中は、豚肉とブロッコリーと榎茸の炒めもの、ほうれん草のおひたし、エイのアラたっぷりの味噌汁。エイの骨はもちろん陸君に。右は、牛肉の炒めもの、春雨サラダ、椎茸と山芋の煮物。妻の味付けは、全般的に塩分効き過ぎの辛目です。だから妻は、太ったのかしらん。

大分の特売は、東京よりも安い。

2007-05-24 10:46:17 | Weblog
新聞を取り始めて10日近くが過ぎた。妻は、やはり折り込みチラシを注意深く見ている。特に食品は必需品なので、私とて目が行く。

パラパラのスーパーのチラシを見ていると、東京よりも安く売られているものが、結構ある。日本ハムのシャウエッセン2袋、東京では398円より安くなったのを見たことがない。

伊藤園のおーいお茶、138円とは驚きだ。しかしながら、私たちは買わない。妻は、袋入りの麦茶を買って、2日に一度ペットボトル2本分を煎れている。ちょっと手間だが、1日あたり1本分のペットボトルを持ち下げて帰る必要がない。なによりもコストは10分の1以下である。ペットボトルを捨てる手間も省けるから。

味付きのおかずのりが155円だって。これも安い。九州の西側は海苔の産地だから安いのかしらん。総じて、肉はちょっと高め。野菜は地場野菜がいっぱい。魚も新鮮なものが多い、と妻が言う。

でも、350ccの缶ビールが、スーパーでは、208円、204円と高め。ディスカウントでやっと193円。東京ではスーパーのサミットで185円だったぞ。でも大分では発泡酒か、麦焼酎なんだよね。東京の物価の高さが、ここへ来てしみじみわかった。

妻の話し相手は、5人。

2007-05-23 14:49:23 | Weblog
当たり前ですが、日常会話のある我が家。妻はそんなにおしゃべりではないが、妻は、我が家で、5人の話し相手がいる。もちろんひとりは私。岡山弁ではないが、会話くらいします。人間だもの。

あとは3人というより、3匹。とのおー、またねんねしてるの、と、しょっちゅう惰眠をむさぼる猫の殿ちゃんに対して。返ってくる応えはだいたい、ふにゅー、だ。さらに大きなあくびをする。腹が減って、おねだりするときは、はっきりとニャーニャーと鳴くくせに。

次は、ワンチ君、また歩いてるの、そろそろねんねしようね、と老犬ワンチ君に声を掛ける。無理やり寝かせると、ワンチは吠える。子供扱いをするなと言いたいのか。プライド傷つけるつもりはないから。

りくう、食べるものないし、と食欲旺盛な陸君へ。妻が台所へ入り音がすると、必ず陸君はタッタッタッとやってくる。君は、あちこち、出過ぎ。じっと見つめるとすごすごとハウスに帰るくせに。

妻の話し相手、最後のひとりは、ひとりごと。台所に入っていても、パソコンの前に座っていても、時々、何かをつぶやいている。で、合計5人。最初は、私も誰に話しかけているのか、と気を取られたものが、最近はほとんど無視するように。大分に引っ越した当初は、私以外の4人への会話になかなか慣れなかったものだが、最近はそれが日常と。しかし、慣れすぎて、私も話し相手が5人になるのかも知れない。それにしても、なんて安らぐ、我が家なんだ。

○○が多い、大分。その2

2007-05-22 22:16:33 | Weblog
その2の○○は、コイン精米所。東京では、これまで見たこともなかった。

杉並区で長年暮らしていたときも、歩いて200メートルくらいの場所に米屋さんはあった。一度も買うことはなかった。だってスーパーで、精米した白米を5キロ、10キロに袋詰めして売っているので、こっちで買うことの方が多かったから。それに白米で買うのが当たり前と思っていたから。

学生時代の友人が米農家を始めて、これを利用することの方が多くなった。そして5~6年前に、いつのまにかその米屋さんは道路の拡張工事もあって建物ごと消えていた。

まだ東京にいるときに、妻が言った。近くで精米してくれるところはないの? と。米屋で米を買えば、精米したばかりの米を買うことができる。白米がおいしく食べられるのは、精米後10日から2週間が限度なのだ。妻が暮らした岡山の郊外でも、近所に精米所があり、できるだけ精米したばかりの米を、なるべく早く食べるのが習慣だという。

いくら白米を冷蔵庫保存といっても、やはり風味は落ちるものだ。東京の人の大部分は美味しいお米を、賞味期限をこえて、まずく食べていることになる。妻は、こんど精米する前の米を送ってもらって、と言った。コイン精米所、それは米をおいしく食べる習慣だったのですね。近所を車で走っていると、そんな小屋がいたるところにあります。次回は、これを利用することになるでしょう。おいしいお米を食べたいから。