『勤務地シンガポール』

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職歴の書き方-必要な情報は?【その3】

2008年01月31日 | 英文レジュメの書き方

 今日は、昨日おとといの記事のまとめとして、レジュメ上では実際どのようなレイアウトになるか書いて見たいと思います。

 見出しの大項目は、簡単に「Work Experience」とここでは致します。以下、こんな形になるかと。

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Work Experience

Company Name : ABCD Co., Ltd
Period : April 2003 to Mar 2008 (5 years)
Position : Sales Manager
(注)実は上↑の3行、真ん中にそれぞれスペースをとったのですが、このブログの形式では、“タブ”が上手く機能しなくて、詰まった感じになっています。あと、フォントのサイズや太文字などアクセントもつけたかったのですが。。。)

Company Description:
(これは「会社の概要」という意味ですが、ここで、この会社のことを簡潔に説明する内容を挿入するのが良いかと思います。盛り込む情報としては、会社の製品やサービス、どんなことをしている会社かなど、そして、全体の規模(社員数)、業界での位置などを書き込むと良いかと思います。)
(読み手(採用担当者)は、どうしても自社と比較しながら読む傾向にあるので、このような情報は助かるはずです。自社と同じような業界や企業規模の出身者、またはある製品の取り扱い経験者という切り口で選考を行なうことは容易に想像されます。)
(ここで、昨日は書かなかった項目、「Company Descriptionまたは、Description of the company」が出てきましたが、このように項目として書かれても良いと思いますし、項目は書かずに、上の「Position」の下に一行空けて、文章として挿入するのも良いと思います。ただその場合は、書体をイタリックなどにしますと、前後の項目に対して変化をつける意味で良いかと思います。)

Roles:
(ここでは、担っていた責任や役割を箇条書きで表現します。昨日のブログでは、レポートライン(報告先の上司およびそのポジション)や部下の有無や人数などを上の「Company Description」のところに挿入するという意図で書きましたが、ここの「Roles」のところに入れるのが良いのではと思い直しました。)
(文量としては、昨日は5~6箇条くらいが良いのではと書きましたが、上記のレポート・ラインや、部下のこともありますので、それプラス2~3行でしょうか。)

Achievements:
(ここでは、在職期間に、その仕事や役職を通じて達成した事柄を、数字を上手く使いながら書くことをお勧めします。文量や箇条数は5~6箇条くらいでしょうか。)

Reason for leaving:
(最後に退職理由を書きます。ここは箇条書きではなく、平文で1~2行くらいにまとめられると良いかと思います。スキルやキャリアの向上のためにどうしても転職という選択をしなければならない(ならなかった)などの自分の内面から湧き出る向上心や前向きな姿勢を表現できれば良いと思います。)

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 以上、このような形でまとめられると良いかと思います。職歴が複数社ある方の場合は、現在お勤めの会社からまず書き、次に前職を書くといった具合に、現時点に近い職歴から書いて行きます。この点、和文の履歴書とは異なると思います。


 如何でしたでしょうか。当初一回で終わると思っていたのですが、書いてみると三回に渡ってしまいました(笑)。皆さんのご参考になれば幸いです。



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