『勤務地シンガポール』

残りの人生どう生きるか迷い続けてこのまま終わってしまいそうです

シンガポール EP 転職 手続き

2010年10月15日 | 就職や転職についてあれこれ

 日本語がちょっとたどたどしい、それでも日本語が話すことが大好きな候補者さんが「仕事ビザ」「仕事ビザ」と「EP」のことを言うものですから、近頃は私もすっかり「EP」のことを「仕事ビザ」と言うようになってしまいました(笑)。

 「EP」、正しくは「Employment Pass」です。シンガポールで就業するためにはこの「EP」が必要になります。(正確にはその他の種類の“仕事ビザ”もあるのですが、今回は「EP」だけのお話を。)

 その取得手続きは十数年前と比べると大変スムースに行なわれるように現在ではなっています。申請の方法はウェブから申請する①「オンライン」と以前と同じ紙ベースの②所定のフォームに記入してそれを「郵送」する二つの方法がありますが、現在は①のオンライン申請がほとんどかと思います。

 申請は企業さん(実際にはその担当者の方)が行ないますが、オンラインでのフォームに記入すべき学歴や職歴等の情報は候補者さんの方から提出して頂くことになります。

 面接後、企業から内定(オファー)が出て、それを受ける旨の意思表示を口頭、メールまたは雇用契約書にサインをすることで企業側に伝えたあとで、申請作業は始まります。

 「EP」の申請には①パスポートサイズの写真一枚、②パスポート、③英文の卒業証明書(最高学歴の)、④英文の成績証明書、そして前職の在籍証明(MOMのサイトでは「past employment testimonials」となっておりますが、これは日本流に言えば「確かにこの人は何年何月何日から何年何月何日まで当社に在籍しておりましたよ。で、役職は○○でした。。」という「在籍証明」になるかと思います。)が、必要となります。

 これらの書類は実際にEPを発行しますよ、という連絡がMOMから来た以降必要となりますので、「オンラインで申請する時点ではまだ必要ではない」のですが、できれば前もって用意しておかれることをお勧めします。(MOMへEPカードの発行申請(EPの受け取りの前のプロセス)へ赴く際に、持参を義務付けられています。)

 あと、オンラインで申請してから「EPを発行しますよー」という連絡(In-Principle Approval Letter)が来るまでの期間は、通常2週間ほどですが、それはケースバイケースで、3週間掛かる場合もあれば1週間ほどで来る場合もあるようです。

 その後はその「In-Principle Approval Letter」と所定の書類を持って、所定の日時にMOMへ出向き、書類の提出および指紋押捺を済ませ、大体3~4日後に「EPカード」を受け取りに再度MOMに行って全体の手続きが終了となります。以前EPには「顔写真」はありませんでしたが、現在は顔写真付きのEPカードになっています。

 現在既にEPを取得している状態で転職をされる際も新しい会社でのEPの申請手続きは上記と一緒ですが、一度に二つのEPは発行されませんから、まずは現在の仕事を退職され、そのEPをキャンセルし、その後新しいEPの取得手続きを行なえば良いかと思います。現在のEPを所持しながら、またはキャンセルすることなく、新しいEPの申請は行なえますが、古い方をキャンセルしないと、新しい方の取得手続き、In-Principle Approval Letter以降の手続きは出来ない仕組みになっているようです。言い方を変えますと、転職時には現在のEPをキャンセルしなくとも新しいEPの申請は出来る、ということになります。

 少々まとまりがない文章になってしまったかも知れませんが、ご参考になりましたら幸いです。


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