『勤務地シンガポール』

残りの人生どう生きるか迷い続けてこのまま終わってしまいそうです

日本探求ブームの兆し?

2009年12月25日 | 素晴らしき人たち

 今週のある日、オフィスで仕事をしていると携帯が鳴りました。表示されている名前を見ると「L社長」と出ています。「さてはL社長、日本に行って帰ってきたのかな?」と思いながら素早く電話にでると、とても嬉しそうなL社長の声が返ってきました。

 以前その計画を私に話してくれた「日本への家族旅行」に行ってこられたようです。「その話をしたいかいら後でオフィスに寄っていいか?」とおっしゃるので、「是非」と言ってその電話を切りました。

 夕方L社長が来てくれました。で、腰を下ろすや否や「いやー今回の旅は実に面白かった。」と感想を話し出しました。顔の表情を見ているだけでも本当に楽しかった様子が察せられてこちらも嬉しくなります。

 それから暫くの間、日本での食べ物や名所名跡について好意的な言葉や「賛辞」がL社長の口をついで出てきました。それらをお聞きするのは、正直日本人としてとても嬉しいです。今回は東京から新幹線で九州方面へ旅行されたとの事でしたが、L社長が仰った次の言葉が印象に残りました。

 「日本へはこれまで出張や旅行でも行ったことが何度かあった。でもそれらは全て東京とその周辺のみだった。でも今回の旅で見たもの、感じたものはこれまで自分の中にあった「日本像」とはかなり異なっていた。沿線の地方都市や訪れた観光地は日本であるのだけれども、その趣や文化そして食べ物などは、それぞれ微妙に異なっていて独自性があった。それらに驚くのと同時に大変な興味をそそられた。日本にはまだまだこのような素晴らしいところ(地方都市や観光地)が沢山あるんだろうなあということが容易に察せられる。自分は是非、日本各地を訪れてみたいと思う。問題は英語での情報がないことかなあ(笑)。」

 もしかしたら私の身の回りで起こっているだけかも知れませんが、最近シンガポール人の友人知人で日本旅行に出かける人たちが多いような気がします。先日も友人のJ氏が伊勢・志摩方面に行って来たといってお土産を持ってきてくれました。日本探求と言いますか、大都市ではなくて地方都市や田舎を目指す旅行ブームが到来するのではないかと思ったりしています(笑)。

 余談ですが、今回のL社長、オフィスに入ってくるなり「お土産」と言って紙袋を手渡してくれました。その紙袋はなんと「とらや」のもので、「やった!羊羹だ!」と心の中で大喜びしたのは一瞬、取り出して両目に飛び込んで来た文字は、「いわしせんべい」でした(笑)。その瞬間、今晩は「煎茶に羊羹」という頭の中で描いていた絵は無残にも消え去り、代わりに「番茶といわしせんべい」になりました(笑)。でもその「いわしせんべい」は物凄く美味しかったです。元上司は、私の健康のことを気遣って、「羊羹」ではなくてあえて「いわしせんべい」にしてくれたのかも知れません。否、それに間違いありません(笑)。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
JNTO (岩田 弘志)
2009-12-25 22:35:11
JNTOの英語サイト、結構頑張っています。
よかったらそちらを紹介してはいかがでしょうか。

岩田 弘志
岩田さんへ (佐藤)
2009-12-31 16:59:17
岩田さん、昨日はありがとう御座位ました!

私もやってみようかなと思いました(笑)。

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