角館祭りのやま行事

今年も行ってまいりました、秋田県仙北市角館町の国指定重要無形民俗文化財「角館祭りのやま行事」での写真。

こちらは秋田県知事・佐竹敬久（のりひさ）様。

秋田藩主・佐竹氏の一門、佐竹北家当主。つまり、お殿様の末裔でいらっしゃいます。

デビュー当時から可愛がっていただいている大事な方です。

いつも応援ありがとうございます！


「角館祭りのやま行事」は、角館神明社(しんめいしゃ)と薬師堂(やくしどう)のお祭りで

毎年９月７日～９日の３日間行われる喧嘩祭り。

その歴史は約４００年も続いているそう。

豪華な人形などが飾られている曳山には小さなステージがつくられ、

笛・太鼓・三味線などの囃子に合わせて綺麗なおばこさんたちが踊ります。

全部で１８台の曳山が神明社・薬師堂へ参拝、佐竹北家へ上覧という目的を持ち

それぞれ大勢の若者がひいて町内を練り歩くのですが、

曳山同士が鉢合わせした場合…どちらが先に行くのかとか、どうやって通るのかとか交渉をします。

(メ-_-) ・・・☆・・・(-_-メ;) バチバチ


…だいたい決裂するそうです。

そうなれば、お互いに曳山を思い切りをぶつけ合う「やまぶっつけ」という実力行使に出るのです！
(相手の曳山の上に乗っかって押したほうが勝利。)

その間、踊り子さんたちは曳山に必死にしがみついていらっしゃるのですが

曳山同士が離れたらすぐに立ち上がって踊らなければいけません。

うちはこのくらいなんともないですよ～♪という意味になり、勝敗にも関わってくるので結構重要なのだとか。

交渉での作戦、相手の考えや動きを見極めタイミングを計ったりと、頭も体も使うお祭り。

そしてお祭りに参加するはっぴ姿の勇ましい男性、女性は髪型も凝っていておしゃれで皆さん素敵です。

お祭りがきっかけでカップルが誕生することも多いとか。

年に一度、角館を熱くするお祭りです。


途中でお逢いした曳山の皆さんとパチリッ♪

皆さん、３日間お疲れ様でした！