3学期テストを終えて

　3学期もまとめの時期となりました。昨日は、3学期期末テストが行われました。9年生にとっては、中学校最後の定期テストとなります。この時期テスト監督に入り、黒板の前にたって、テストに向かい真剣に考えている生徒の顔を見ていると、その顔の真剣な顔つきに、「中学校3年間の成長」を感じたのを思い出します。昨日も、テストに向かう9年生の姿をドアの外から見てみると、真剣にテストに取り組んでいる生徒の皆さんの姿が目に飛び込んできました。どの学年の生徒も1年間の学習のまとめとなるテストになったのではないかと思いますが、特に9年生には特別なテストになったのかもしれません。
　本日は、テスト返しが行われ、生徒の皆さんが一喜一憂する姿も見られました。9年生は、明日前期の合格発表があり、後期の出願も間近となるので、今回のテストの結果に肩を落とす姿も見られましたが、ここからは、『腹を据える』『腰を据える』ことが、合格への大切な心構えのように思います。間違えた問題をしっかり復習し、本番の試験に臨めればよいと感じます。

【テストの様子】
　
　近頃「人工頭脳」の発展が目覚ましいというニュースをよく耳にしますが、人工知能の話を聞くと、あらためて「学ぶ」ということを考えさせられます。人工知能を搭載する自動運転の自動車は、「ぶつかる実験」を多数行うことによって、『学習する』という話を聞いたことがあります。「失敗をすることを通して、その失敗から学ぶ。」そういった強さは、むしろ人間の専売特許だったのではないかと思います。テストに限りませんが、今回思うようにいかなかった生徒の皆さんがいれば、これをばねにさらに頑張ってほしいと思います。また、今回頑張った成果が出た生徒の皆さんは、自信をもって本番にのぞんでほしいと感じた、そんな1日でした。

【テスト返しの様子】