チベットいってきたよ

2005年の9月に1ヶ月ほどネパール・チベットに行ってきました~。内容濃かったので旅行記にしてみました~

走る走る

2006-10-01 23:14:10 | Weblog
なんとか中国に入国。
ここからの移動は車らしい。車種はトヨタのランドクルーザー。
私たち15名のツアーは5人ずつにふりわけられ、私はスペイン人のおばさん、フランス人のおばさん2人、そしてドレッドヘアで口ピアスのスペイン人の女子と相乗りすることに。
車内は前に2人、後部座席に4人。私は後部座席。
後ろに4人って!狭い。狭すぎる。キチキチだ。
しかもこの車古く、乗り心地悪し。
他のメンバーの車を見ると新しめの車もある。
・・どうやら私はハズレくじをひいたみたい。

みんな全員振り分けられたようで、いよいよ出発。

車は動き出す。走る走る走る。
そして揺れる揺れる揺れる。
ほんとに揺れるのだ。
日本じゃありえない揺れ。
縦揺れ。舗装されてないからとはいえ、こんなに揺れるとは。
ちなみにドライバーはチベット人。スピードもすごい。
最初はこの揺れに戸惑ってたけど慣れてきたのか10分後くらいにはあんまり気にならなくなってきた。きっと(ツアー)初日で元気だったからと、すべてのことが新鮮でテンション高かったからだと思われる。
窓の外の景色はというと明らかに今までと違い、建物もチベットっぽいし(ってチベットなのだけど)人々もあっさりアジア顔。本当に私チベット来たんだなーと景色を見て実感していた。
車は走れば走るほど自分が思い描いていたチベットの景色に近くなってきた。
牧草と山。それだけ。
期待してたから最初はすごく興奮したのだけど走っても走ってもそればっかりなので1時間もたてば飽きていた。

車内はスペイン語とフランス語と英語が飛び交っている。
私はもちろん会話には入れず。
景色が友達。
でもそれが逆に楽でもあったりする。

車は走って走って走って走って・・・
ひたすら走る。走り続ける。

景色は変わらず。
相変わらず山と牧草地。
そんな景色の中に、たまに人がポツンといたりする。

あの人はここまで歩いてきたのだろうか?
この何もないところに。なぜ?どうして?何の為に?
そんな疑問を抱かずにはいられない。

車はどんどん走る。そして登ってゆく。時には砂ぼこりで前が見えなくても、ドライバーはまるで前が見えてるかのごとく進んでゆく。
タルチョと呼ばれる旗もよく見かけるようになってきた。
ますますここはチベットだと実感する。

車はひたすら走りつづけ・・

そして時は夕刻。車はとまった。
町に到着らしい。




こんな景色


タルチョ


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