今回はいよいよ爽子と風早が…。2人の会話シーンはドキドキものでした。おかげで新年早々爽やかな気分になれました。
爽子・風早の会話シーンも良かったですが、今回は他のキャラのやり取りも面白くて笑ってしまいました。ここまでくると胡桃の方がかわいそうかも…。
前回爽子と真田が仲よさそうに話しているのを見て、我慢できなくなり、思わず飛び出してしまった風早。前回ここで終わって1回休みとかなりじらされました。それだけにその後が見れた時は結構ドキドキしました。今回の風早は今までで一番カッコよかったです。
そして風早は大胆にも真田を押しのけ、爽子の手を掴み、連れて行ってしまいます――。爽子はそんな風早の行動に戸惑いつつも、それを嬉しく思っているようでした…。
『初めてのことで、本当は違うのか、
本当にそうなのかは、分からない。
だけど…自分の気持ちを優先したら、
この気持ちが、
恋だったらいいって、恋であって欲しいって、
強く、強く、強く、思った』
爽子もだいぶ答えに近づいていました…。ここは本当眩しい幻想世界という感じがしました。少女マンガならではの見せ方だと思います。
真田はその状況を「まあいっか」とすぐに受け入れていましたが、胡桃はこの風早の行動に「なんでー!」とショックを受けてしまいます…。目論みも外れ、それが返って風早が爽子への思いを自覚するきっかけになってしまったとしたらショックですね…。今回の胡桃はかわいそうなことばかりでさすがにかわいそうでした…。
そしてここからは久々の爽子と風早の爽やかタイムのはじまり。体育館裏というのがまた良いシチュエーションだなと思ったり。風早がまた良い感じでした。ここで風早は爽子に真田のことが好きかとたずねてきます。
「ごめん…我慢できなかった。
気になって、どうしても…」
『体が…震える?』
「黒沼… 龍のこと、好きなの?」
『好き…?』
いつになく風早が男らしいかも…。最初はそんな風早の問いに戸惑っていた爽子でしたが、こうして風早と向き合ったことで、風早への想いがある特別な感情だと、遂に気づきます――。
『どうしたらいいか、分からないくらい、
風早くんが、好き…
風早くんが…大好き』
「真田くんへの気持ちは恋愛感情じゃない」
「…!」
「優しかったけど、助けてくれたけど、
だけど恋愛じゃない!
違う、全然違う…」
「違うの?」
「うん!」
「俺、そのまま信じるよ」
「うん!」
OPのピアノソロがまた絶妙でした。ここで爽子は遂に真田と風早への思いが違うことに気づき、風早に恋愛感情持っていること、好きだということを自覚します――。2人のそんなやり取りにキュン死しかけてしまいました…。その後風早がテレテレぶり+真田に失礼なことを言ったとうろたえる爽子にまたニヤニヤが。新年最初から癒されました!君届やっぱりいいですね…。
その後もニヤニヤタイムが続きました。
「いいよ、ごめん、もういいよ」
『だって、好きってこういうことでしょう?
目の前の風早に感じるこの思い、
全部恋でしょう?』
「もう…自分が助けたかったくせに矛盾しているよな。
これから黒沼を応援できなくなることも、あるかもしれない。
その時は、ごめんな…。
俺、絶対黒沼が思っているような奴じゃないもん。
超勝手、超わがまま」
「いいの…勝手でも、我がままでもいい。
何もしてくれなくていいの。
いいの…!」
風早照れぶり、爽子の微笑みにやられてしまいました…。2人ともピュアすぎて直視できません~。
でも付き合うにはまだ早いようで…。爽子は風早と付き合うというところまではまだ考えていないようです。ここまでくると「もう2人とも付き合っちゃえばいいのに」と思いますが、まあここでそうならないのが君に届けの良いところなのかもしれません。爽子もまだ風早に想いを伝えるとか考えていないみたいですし…。風早も、
「まっ、いいか!」「今はいっか」
と、今はそれでいいみたいです。まだしばらくは片思いなようです。本当いつ両思いになってもおかしくなさそうですけどねー。更に2人の今後が楽しみになりました~。
一方ショック状態な胡桃ですが、それでも風早と一緒にいたいという一心で体育倉庫前で風早を待っていました。
が、ここで来てしまったのが荒井…。お互い毛嫌いしているのがまたシュールな感じがしました。ですがここで荒井が片付け終わってもここに残る胡桃を見て、胡桃が自分に気があると勘違い…。しかもすぐに諦めろとか最悪ですね…。この展開は予想していませんでした!
しかもその後風早がやってきて、そのまま勘違いが伝わってしまい…。風早は胡桃がフォローする間もなく、荒井と戻ってしまいます…。無駄に空気を読んでいる風早に笑。風早、こういう時は無駄に空気を読むんですね…。ますますこじれてしまいました。このシーン最後の平野さんの叫びがすべてを物語っているようでした…。好きな相手に嫌いな奴が好きだと勘違いされる…とにかく胡桃災難すぎです。さすがにかわいそうですね…。
一方前回から噂の元について感付きはじめたあやね。千鶴もよく分かっていなそうですが、付き合います。今回もあやねがそれを突き止めようと暗躍します!時々出るあやねの負のオーラが怖すぎでした…。美容の恨みは恐ろしいですね…。あやねは怒らせてはいけません。
調査の過程では千鶴が何故胡桃が噂を流すのか?と疑問を持つシーンも。ここで胡桃は真田が好きなんじゃあ?と千鶴がニブくて面白かったです~。これじゃあ真田の恋が実る日も遠そうですね…。
それから2人は胡桃が仕込んだ真田のメモ、女子生徒への聞き込みで「胡桃が噂を流した張本人」だと確信、胡桃を問い詰めることにします。
胡桃を問い詰める千鶴・あやね。胡桃も胡桃でもう色々限界…。開き直ってすべてを白状します――。あやねが胡桃の頬をぷにぷにするのがなんか良かったです。本当スベスベなんですね~。
で、ここで爽子もやってきます。何も分かっていない爽子が…。そして爽子もまた胡桃が自分達が苦しめられた噂を流した張本人だと知ることになります――。
「トイレの時の噂を流したのは、胡桃よ
爽子。あんたのこと、
あんなに苦しめたのは胡桃なのよ」
遂にこの時がきちゃった…というところで次回へ続きます。友達だと思っていた胡桃の裏切りに爽子はどう反応するのでしょうか。爽子なりに良い感じに解決してくれればいいなと思いますが…。
次回はひらがなで「くるみ」。サブタイからして胡桃回っぽいですね。漢字でないのが気になります~。事実をつきつけられた爽子がどんな反応をするのか気になるところ。爽子と胡桃の関係もまた変わってきそうな予感がしてきました。
そういえば君届も遂に実写化するとか…。アニメ化された時点で覚悟はしていたものの、恐ろしく感じます…。いかにも黒歴史の匂いがしてきます。とりあえず変な配役にならないことを祈ります。やっぱ実写化しちゃいけない作品ってありますね…。
ではまた次回に!