コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

オオカミさんと七人の仲間たち 第7話「おおかみさん地蔵さんとダブルデートする」

2010-08-12 23:52:17 | オオカミさんと七人の仲間たち(2010夏)

 今回は地蔵さんメインの話かと思いきゃ、亮士と涼子メインの話。Wデートをすることになった亮士・涼子ですが、後半思わぬ展開が待っていて…。とにかく今回の涼子、かわいかったです!


 はじめは亮士と涼子が待ち合わせしているところから。おしゃれした涼子かわいい…。もう完全にツンデレです。林檎ナイス。
 でもデートかと思いきゃ、これは依頼で…。依頼は地蔵さん達とのWデート。ですが地蔵さん達はまったくしゃべっていなくて…。大丈夫なんでしょうか?

 話は一週間前に遡り。御伽銀行に野球部の花咲から依頼されたとこから話ははじまります。花咲は寡黙な野球部員で、かなり実直なキャラのようです。おおかみさんでは珍しいタイプかも。
 依頼は最近何故か自分の部屋に用意されているご飯を誰が用意しているのか突き止めて欲しいというもの。どうやら誰かが花咲に内緒で食事の用意をしているようです…。悪意はなさそうで、なんかおつうさんの話を思い出します。
 で、犯人を突き止めてほしいということで隠しカメラを設置し、様子を見てみることにします。その後しばらくして犯人あっさり発覚!それが地蔵さんでしたー。しかもかなり花咲のことが好きそうでそうで…。一見クールそうな地蔵さんですが、やっていることかなり大胆です。これには涼子達も恥ずかしがってしまいます。
 それから涼子達は地蔵さんから事情を話してもらうことに。どうやら地蔵さんは雨が降っている時、昇降口で花咲から傘を貸してもらったことで、惚れてしまったようです――。花咲が傘を差さず走っていくシーンがまた上手いですねー。潔くて良い感じ。
 そこで事情を知った林檎は地蔵さんに告白させようとしますが、奥手の地蔵さんはなかなか花咲に告白できず…。ですがそれでもどうにか想いを伝えることに成功します。ですがすぐに地蔵さんのことを知らないと振られてしまいます。もっともかも。でも傘とご飯のお礼は釣り合わない、地蔵さんにお返しをしたいということで、また話が進展します…。そこで林檎の提案でWデートをすることになります。さり気に亮士と涼子の関係も進展させようとしているあたり、林檎流石です。

 そうして再び今へ。林檎の命令で涼子も亮士と仲良くしようとしますが、ここは涼子。なかなか自然にできません。でも照れっぷりがやっぱり素晴らしい…。そのおかげか地蔵さん・花咲も手を繋ぐ事に成功しますが、どこかぎこちなくて…。こんなに緊張している手を繋ぐシーン初めてみました。おおかみさんはやっぱり何か違います!
 映画。地蔵さんもですが、涼子も涙もろいようです…。無表情でシューティングゲームも確かに怖いかも。でも亀をみている二人をみると案外気が合っているような感じがしました。似たもの同士なのかも。
 公園。涼子は何か気になっているようで、その後涼子は抜け出してどこかへ行ってしまいます。でもそれは木に登って降りられなくなった子猫を放っておけなかったという涼子らしい理由が…。なんか微笑ましいです。
 ですがその途中で木が折れてしまい、涼子は池に落ちてしまいます…。亮士はここで涼子にいいところを見せようと、カッコつけようとしますが、池は浅く…。が、ここから思わぬ展開が待ち受けていました。涼子を池から救出したものの、涼子はなんと記憶喪失になっていて――

「あなた、誰ですか…?」

 池に落ちただけで記憶喪失になるのかという疑問はおいておいて、これは超展開~!今回は地蔵さん回に見せかけた涼子回だったようですー。


 後半。涼子の記憶は13歳の時で止まっていました…。この頃の涼子はまだ普通の女の子で、振る舞いも今とは正反対でとても女の子らしく。亮士も「お兄さん」と呼んだりと何だかお嬢様のよう…。涼子が記憶喪失になったことで亮士も大慌て。でも面白い展開になってきました~。伊藤さんの演技にまた癒されましたー。

 一方2人っきりになった地蔵さん達ですが、地蔵さん達は相変わらず会話はなく…。林檎がどうにかフォローしますが、これも時間の問題のようで…。亮士もまた林檎に相談しようとしますが、林檎に上手く話が通じず、通話は切られてしまいます…。でももうこれでいいんじゃあ…。

 それから亮士は改めて涼子に今の状況の説明を。そして高校生の涼子がどういう子だったのかと聞かれ、一生懸命涼子がどういう人だったのか説明しようとします。でも思い出すのは蹴られたりしている時…。恋人同士と言えばまた違ったんでしょうか。こういう時嘘をつけないのもまた亮士らしいのかも。
 涼子が記憶喪失ということで、とりあえず病院に行くかーという流れになりますが、ここで亮士がおなかが減りお弁当を食べる事に。涼子の手作り弁当おいしそうです~。こうしてみると普通に恋人同士に見えます。涼子との甘いひと時に亮士も「幸せッス!」と幸せな気分に。亮士もまんざらでもないようで…。
 ここで昔の涼子から、13歳の頃の涼子は人見知りだったということが明かされます――。今の涼子を見ているとなんか意外でした。で、13歳涼子もそのことを自覚していて、これじゃダメだと思っていたようです。13歳涼子もしっかりしていたのかも。

 一方、地蔵さん達の関係はまったく進展せず…。ここで林檎も亮士と涼子が中よさそうにしているのを見かけますが、目の錯覚だと思い込んでしまいます…。林檎にとってもありえないようで。

 街を仲よさそうに歩く亮士と涼子。もうデートそのものです…。ここで涼子は不安な気持ちになったりしますが、ここでも亮士が頼りに。涼子が女の子っぽいところを見せていたほうが関係も進展しやすそうだなとか思ったり。

「いつでも傍にいるっすよ」
「うん…」

 雨が降ってきて雨宿り。ここで林檎から電話がかかってきます。地蔵さん達はなんだかんだでどうにかなったようです。結局仲良くなるきっかけがあればよかったのかも。

 それから亮士・涼子は林檎と合流。13歳涼子は林檎のことも忘れていました。で、亮士は今後のことについて林檎と話し合いますが、この間で涼子は亮士が相手にしてくれないことに怒ってどこかにいってしまいます…。
 雨の中、歩く涼子。そんな中思い出すのは亮士のこと…。そして亮士が約束を守ってくれないことにショックを受ける涼子ですが、そこで羊飼と出くわしてしまい……。更に超展開です!
 でもそこに亮士もかけつけてきて…。色々ツッコミどころ満載ですが、思ったより早く二人の対面の時がきてしまいました…。亮士は涼子を守ろうと強気に出ますが、羊飼も話術で亮士を動揺させてきます…。それで涼子はまたショックを受けて倒れこんでしまいます…。
 亮士はそれを否定しようとしますが、羊飼はそれからも亮士を動揺させるようなことばかり口にします。羊飼、本当に悪者そのものですね。涼子の転校の経緯やっぱりひどいです…。
 亮士は怒り攻撃しようとしますが、羊飼にスリングショットのゴムを切られてしまい…。羊飼は口だけでなく、戦闘能力もありそうです。本性むき出しの羊飼、なんか怖いですね…。
 でも亮士も負けずに反発!

「ただお前だけは絶対に狩る…!」

 亮士も回を重ねていくごとにたくましくなってきている気がします。今後2人が戦う時がくるような予感が…。それがアニメのクライマックスになるんでしょうか。
 林檎がきたことでお開きになりますが、今後一体何がおきるのやら…。後味悪い感じがしました…。

 あれから記憶が戻った涼子。すぐに退院し、いつも通りに。記憶はないようでしたが、でもパフェの記憶があり…?これで林檎も何かに気付き、悪そうな笑みを浮かべます――。どうやら涼子はその間の記憶も覚えていてとぼけていたようです。
 で、翌日林檎に脅され涼子はリボンをつけて1日過ごすことに~。涼子不本意そうです。でもそれを亮士に褒められたりと、涼子もまんざらではないようで…。でもすぐに涼子に攻撃され終。13歳涼子も良いですが、これがいつもの二人という感じがやっぱりしました。

 Cパート。地蔵さんはあれからも花咲のご飯を作っているようです。餌付け~。花咲も「これも人生か…」なんだかんだでそれを受け入れている様子。なんだかんだでラブラブな二人でしたー。でも地蔵さんの話はもっとあってもよかったかも…。


 次回は「おおかみさんとねずみの嫁探しとやっぱり豚はこういう扱い」レールガンほどではないと思いますが、タイトルがいつも以上に長いです~。なんかコミカル回っぽい感じがしますが、どういう話になるんでしょうか。

 今回は地蔵さんの話があまり描かれなかったのが惜しかったですが、涼子が照れているところをたくさん見れたのでなんかそれで満足です~。おしゃれした涼子かわいすぎでした。あと前回からの引きの涼子の過去話に関しても進展があったのも良かったです。流れが強引な気がしましたが、おおかみさんだからということで。やっぱり話のメインは涼子と亮士の関係なのかも。
 地蔵さんも結構良いキャラしているみたいだったので、また出番があればいいなーと思います。ここで終わらすにはもったいなさそうですが…?

 ではまた次回に!


 



2 コメント

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7話みました (里緒)
2010-08-13 09:44:58
こんにちわ、ソウキさん。
今回は地蔵さんの話と見せかけておおかみさんの話。なんだか今まで以上にラブコメな話でしたね。可愛い服を着たおおかみさんの「お前のために着たんじゃないからね」的な台詞が完璧にツンデレで、ベタでしたけど良かったです。原作では、おおかみさんがツンデレじゃなかったらツンデレの定義が変わってしまうと言われるほどのツンデレキャラですので。
地蔵さんも可愛かったです。特に「むきゅ~」と叫びながら花咲さんの布団にダイブするあたりが。ただ、私的には、なんとなく声がイメージと合わなかった
感じでした。普段は凛々しい真面目キャラなので、みゆきちさん辺りにやって欲しかったです。
今回の見所は可愛いおおかみさんもそうですが、やはり一番は羊飼との対面でかっこよくなった亮士君ですね。
それにしても、この頃羊飼がデュラララのイザヤにしか見えないです。武器も刃物っぽく、性格も似ていて、黒幕ですし。
今回も面白かったのですが、残念なのは原作に比べて、地蔵さんと花咲さんの話が大幅に切られていたことです。本来は地蔵さんの話とおおかみさんの記憶喪失
話は二話構成でしたので一話にまとめるのは色々と無理があった感じがしました。ここで尺の短さが出てしまった感じでした。またの機会にあるらしい地蔵さんの話に期待です。

次回の話も原作では二話に分かれているものなので、また大幅なカットがないか少し不安です。

そういえば、ソウキさんは最新刊のレビュー見ていたんですね。確かに最新刊はすごいです(下ネタが)。でもあの下ネタ全開の状態から、いい話に持っていける作者の力量はある意味すごいと思いまけど…。あと原作は読んだほうがいいと思います。アニメでは尺の関係でカットされるであろうバカ話はかなり面白いので。アニメでは話されない細かい設定もわかりますしね。

PS・地蔵さんがどうやって花咲さんの部屋に侵入したかというとピッキングです。地蔵さんの実家は鍵屋さんで、地蔵さんは見よう見真似でピッキングを会得したという設定があります。

それでは、また(^^)/
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コメントありがとうございます! (ソウキ)
2010-08-14 20:54:19
 里緒さんコメントありがとうございました~。
 今回は地蔵さん回と思いきゃ、涼子メインの話で驚きました。でも涼子のかわいらしいところがたくさん見れたのでこれはこれでありかもと思ってしまったり。おおかみさんがツンデレであることには大きな意味もあるんですね…。

 地蔵さんもクールなキャラかと思っていたら、意外に乙女なキャラで意外でした。今回で出番終わりにするには惜しいキャラだと思うんですけどねー。しかもこの話、原作では2話構成だったとか…。駆け足気味だなと思っていましたが、納得しました。本当2話で見たかったですー。
 地蔵さんが部屋に侵入できた理由に関しては、デュラララの美香みたいな感じかと流して見ていましたが、地蔵さんは鍵屋さんという設定があったんですね。こちらも納得です!

 羊飼と亮士が対面する時はハラハラしつつ見ていました。さり気に一番集中して見ていたのはここかもしれません。確かに言われてみると羊飼は臨也っぽいですね。黒すぎです~。それだけに羊飼が最後どうなるのか気になります…。

 次回も2話構成の話がくるということで心配ですが、さすがに次回もこうならないだろうと信じて待とうと思います。
 最新刊のレビューはなんとなく気になって読んでしまったのですが、やっぱりそっちの意味ですごいんですねー。原作もキャラの背景事情とか気になるので、機会があったら読んでみたいと思います!

 ではでは~。
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