コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。第6話「わすれてわすれないで」感想

2011-05-20 03:25:14 | あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

 あの花6話。めんまについて思い悩む仁太達…。忘れないほうがいいのか、それとも…?今回も観る前にどうなるか不安に感じていたことがありましたが、どうにかなってほっとしました~。さすがはじんたんです。そしてまさかのオカルト学園に驚きました~。まさかこの作品に出るとは…。


 はじめは仁太が心霊番組をみながらめんまの存在について考えているところから。心霊番組にオカルト学院の映像が出てきてびっくりしました~。しかもJKとスマイルまで!どうやら今回の絵コンテがオカルト学院の監督の方で、それで実現したっぽいです。
 この世に未練があって、それでめんまが成仏できないと考える仁太。仁太も何かしようとは思い始めてきたようです。そして過去のことを思い出し、苦さを噛み締める仁太…。仁太はめんまに謝りたいと願っていました。
 そしてめんまの願いに関係しているかもしれないと、仁太はまた学校に登校しようとします。また学校に行く時が…!めんまは仁太を心配しつつ見送ります。今はめんまはそんなに仁太に学校に行って欲しいとは思っていないようですね…。この辺のめんまの心理に関しては謎です。
 仁太が学校に行った後、めんまもまた成仏のことについて考えていました。そのことでめんまもまた苦しんでいるようでした。なんだか焦れったい状況が続きます…。

 そうして学校に行き、昇降口までたどり着きます!今回はなんだかいけそうな気がしました。自分への悪口が気になり警戒する仁太でしたが、悪口が聞こえてきたと思ったら、それは仁太に対してではなく、鳴子に対してのものでした…。前回のラブホ事件がPTAの人に見られていたようで、学校にもバレてしまっていたようです。でも何故PTAの人はラブホの前に鳴子がいた時点で止めなかったのか疑問です。
 仁太の存在以上に教室で悪目立ちする鳴子…。仁太、これには拍子抜け。これで仁太は意外にすんなり教室にも入ることができました。まあ仁太にとってはよかったのかも…。
そ して入ってくる先生と鳴子。ですが教室は鳴子の話題で落ち着かず…。クラスメイトは鳴子ならやらせてくれるのではと心無い誹謗中傷を…。こういう声は恐怖ですね…。
 ふと後ろの席の鳴子の様子を伺う仁太。鳴子はノートにそのイライラをぶつけていました。前回の予告の悪口はいじめかと思いましたが、鳴子自身によるものだったようでちょっと安心しました。ですが鳴子のノートには鳴子の心の声が…「助けて」という文字。鳴子の心はやはり傷ついていたようでした…。
 それでたまらず立ち上がる仁太!そして鳴子をかばおうとするのですが、教室の皆の視線が仁太に注目…。緊張のあまり言うことが支離滅裂に…。引きこもりがちだった仁太にとってそれは恐怖でした。ですが鳴子を大事に思う仁太の気持ちは本物でした…!


「お…お前ら、俺を見ろ…!」
「どうだこの顔、さぞ珍しかろう!」
「言っとくが、こいつに限ってラブホなんて
 ぜってえやらねえ!」


 ここの仁太のセリフは何だか気恥ずかしいものがありますが、熱い気持ちが込められていてとてもよかったです!鳴子もそんな仁太の言葉を目を潤ませながら聞いていました――。
 その言葉で鳴子は救われたみたいですが、その後の昔の鳴子語りで台なしに~。ラブホ顔に笑。そしてたまらず鳴子は仁太を連れて出ていってしまいます~。結局この日も仁太は授業を1日受けることはできませんでしたが、鳴子に感じていた暗いモヤモヤがなんか吹っ飛んですっきりしました~。さすがは主人公じんたん。
 あとギャル2人が鳴子を心配しているのは意外でした。いじめには向かっていきそうになくて安心しました…。ここから良い方向に向かっていくんでしょうか…?

 落ち着いて会話する仁太・鳴子。鳴子は仁太が庇ってくれたことに感謝しつつも、どこかツンツン。いつもの鳴子でなんだか安心しました。
 仁太は鳴子に家族が心配するからと家に帰るように促すのですが、鳴子は帰ろうとせず、ムキになって走って行ってしまいます…。相変わらずツンデレな鳴子でしたー。


 後半。秘密基地に向かった仁太・鳴子。鳴子はしばらく秘密基地に居座ると宣言!ハム太郎とまた懐かしいネタが…。部屋を掃除する鳴子、大胆です…。
 その間の仁太・ぽっぽ。今ここにめんまがいないと聞いたぽっぽは、めんまの家に行こうと提案します。ぽっぽも一応空気は読めるようです。仁太は乗り気ではないようでしたが、なんだかんだで一緒に行くことに…。でもぽっぽがベトナムでとったシャーマン5級って一体…?役に立つ日はくるんでしょうか。

 結局めんまの家には3人で向かうことになります。ゆきあつ・知利子はこの誘いは定期テスト前でパス。仁太達はこれまでめんまの家はめんま父が怖いからと行ったことがなかったようです。
 めんまの家。めんまの母であるイレーヌが暖かく迎えてくれます。めんまはハーフだったんですね…。他のキャラと容姿が違っている理由にも納得。名前的にロシア系なんでしょうか。
 めんまのお仏壇に線香を上げる鳴子。その横でその様子を複雑そうに見る仁太。仁太はめんまに対するめんま母の反応が気になっているようでした。
 その後、めんまの部屋に案内されますが、めんまの部屋は空っぽで…。それを見て仁太は複雑な気持ちに…。仁太は皆がめんまのことを忘れようとしていることを良くは思っていないようです。

 つきあつと知利子の通う学校。学校でクラスの女子につきあつにラブレターを渡してほしいと頼まれる知利子。ですが知利子は自分で渡せばと冷たい態度をとり、断ります。でも確かに直に渡さない時点で失格なのかもしれませんね…。
 つきあつの傍に常にいる知利子にジェラシーをむき出しにするクラスメイト。傍から見れば二人はそういうふうに見えるようです。これは無理もないかも…。そこにつきあつが入ってきてお開きになりますが、知利子はどこか不機嫌。つきあつも状況は把握しているようで。ここでムッとする知利子がなんだか可愛く見えました。でも相変わらず人の前ではクールな知利子でした。
 一緒に帰る二人。クラスメイトに言われたことを気にしているのか、知利子は離れた席に座ります。そして知利子はそのイライラをゆきあつでまたもや解消しようとします。女装写真を見せれば一発で悩み解消って~。ゆきあつの開き直りっぷりがお見事です。知利子も容赦ないですね…。
 そしてまた話題はめんまのことに。皆めんまの存在に囚われ続けていると語るゆきあつ。ゆきあつはまだ仁太にライバル視しているんですね…。その辺はまだまだのようです。
 それからめんまが死んだ日のことを思い出す二人。ゆきあつはそれまで仁太が皆をその日呼び出したと思い込んでいましたが、どうやらその日皆を呼び出したのはめんまだったようです――。しかもその理由が何か相談したいことがあったからのようで…。めんまは皆に一体何を相談しようとしていたのか…また謎が出てきました。


 めんま家を後にする仁太達。話的にめんまの家庭に関してもまだ触れられる機会があるような感じがしました。
 あとめんま母から日記を貸してもらったようです。ですが仁太はめんまの日記を見るのを後ろめたく感じているようで…。仁太はまだめんまが見えることで悩んでいるようでした。


『見えちゃったら余計に辛い…?
 だったら見えなかったらよかったのか?
 めんまのこと…
 いや、でも…
 見えちゃったら余計…』

 
 それから食事中、仁太はめんまの家に行ったと報告しますが、めんまが怒り出してしまい…!ここでボッシュート~。どこのシーンで使われるかと思っていましたが、ここできました~。
 怒るめんまでしたが、めんまが怒ったのは自分のためではなく、母親のためでした…。めんまはまた死んだ自分のことを母親が思い出して辛くなってしまうのではないかと、母親のことを心配します…。めんまの切ない気持ちと優しさが伝わってくるシーンでした。
 また誰かを思いやるめんま…。ですがそんなめんまを見て、仁太は何故か怒りがこみ上げてきて…

「いいかげんにしろよ!
 そうやってお前はいつも人のことを気にして…
 もっと自分のことをかんがえろよ!
 イライラするんだよ、そういう態度!」

 この辺は二人の気持ちに見ていて涙が…。仁太もまためんまのことを大切に思っているんですね…。だからこその怒りだったんじゃないかと思います。なんだかこうして見ると二人共なんだか不器用な感じがしました。

 でも鼻血で色々台無しに~。感情が昂りすぎたせいですね…。そしてたまらず頭を冷やしに外へ出る仁太。秘密基地に向かいます。ですが鳴子が着替えているところをちょうど目撃しまい、しかもまた鼻血が~。これには鳴子怒りが爆発!

「エッチスケッチワンタッチ~」
「間違いない、あいつ絶対処女」

 色々散々な役回りな仁太でした…。なんだか変なオチがついてしまったところで今回はおしまいにー。なんか今までにない変わったオチだった…。エッチスケッチワンタッチ、久しぶりに聞きました。もう死語になったと思ったら…。とても懐かしかったです~。


 次回は「ほんとのお願い」タイトル的に次回でめんまの願いについて明かされていくんでしょうか。めんまの日記に何が記されているのかも気になるところです。相変わらず次回のメンマのセリフの選別がひどすぎて笑。もうスタッフの方がここで遊んでいるとしか…。

 今回は何を伝えようとしているのか感想を書く段階になっても分からず色々悩みながら書きました。でもやっぱり今回もタイトルがポイントな気がします。死んでしまっためんまのことを忘れる方がいいのか、忘れない方がいいのかどうか…色々考えさせられる回でした。仁太はめんまのことを忘れたくないみたいですが…?仁太が今後めんまとどう向きあうかどうか決定づける回になったのかもしれません。
 あと今回気になったのはやっぱり、めんまが死んだあの日、めんまが皆に何を相談しようとしたのかでしょうか。そのことがめんまの願いと関係しているような気がしますが、どうなんでしょう。


 今月発売のCUT(今月はマクロスFが表紙)読みましたー。長井監督と脚本の岡田さんのインタビューが掲載されていて、この花に関しての話も結構あって興味深い内容でした。是非チェックを!
 この花は監督にとっては魔球的な話だったんですね。どっちかというと直球タイプかと思っていました。1回ざっと読んだだけでまだ内容に関してはうろ覚えですが、長井監督は良い監督なんだなと感じました。これからもアニメ監督として頑張ってほしいです!
 岡田さんのインタビューではあの花の企画がどういうふうに進んでいったのかとか、何故こんなにシリーズ構成作品を担当しているのかなど、岡田さん脚本の秘密もなんとなく分かって面白かったです。岡田さんが子供産んだら確かに描く話変わりそう…。今後あの花に限らず、岡田さん脚本がどんな変化を遂げていくのかも気になってくるインタビューでした。

 ではまた次回に!

 



2 コメント

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第6話観ました。 (ひらがなでことみ)
2011-05-21 03:26:39
こんばんわ、ソウキさん。

ようやく、めんまのことに関して物語が動き出したようですね。
あの日、めんまがみんなに電話で相談したいことがあるためにみんなを集めたようですね。でもその日は…。
それにその相談事が何なんだったのか?
いいところで続くでしたね。

それにしても「エッチスケッチワンタッチ~」は懐かしい響きでしたねー。

 ではでは。
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コメントありがとうございます! (ソウキ)
2011-05-25 02:53:06
 ひらがなでことみさんコメントありがとうございます~。
 だんだんと話も動き始めましたねー。にしても、エッチスケッチワンタッチ…まさかまたアニメで聞ける日がくるとは思わなかったです~。今回も懐かしいネタ満載でつい反応してしまいました。
 めんまが死んだ日に関しても謎が増えてどうなるかますます気になってきました。予告的に次回にも何か動きがありそうで楽しみですねー。

 ではでは~。
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